つれづれなるままに ~pyenpyen日記~

趣味や日々の出来事を勝手気ままに綴っています。

地震の怖さ2

2011年03月27日 21時23分57秒 | Canon EOS30D

Photo/with EF100mm F2.8 Macro

東北地方太平洋沖地震の発生から2週間が過ぎました。
発生後1週間は「地震酔い」、停電(現在は計画停電)やガソリン不足を含めたライフラインの不供給など
もあり、何がどうなっているのか(何をすればいいのか)戸惑いながら過ごした人も多いのではないでしょうか。

様々な状況が飲み込めない中、1世帯当たりの自動車保有台数率が高い「栃木県」で
特に目立ったのが「ガソリンスタンド」渋滞。
自分は「1週間もすればガソリンの供給も安定し、平常通りにもどる」と
考えていたので自分の車にはまったく乗らず、自転車と公共交通機関を
使うようにしていましたが、宇都宮市内の多くのスタンドでは5時間も並んで
ガソリンを入れる人もいたようです。

病気の方や乳児がいる家族、高齢者の方などが生活する上で車が必要なのは
理解できるし、むしろそういう方々にガソリンを優先的に入れてもらいたいと
思うのですが、健康な(不健康なのも含めて)若者や「とにかく入れなきゃ」と理由もないのに
ガソリンを入れに並んでいる姿を見かけると悲しくなりす。

今日は家族3人で自転車で公園に遊びに行きました。
その途中に大きな幹線道路があるのですが、ちょっとした渋滞になっていました。
現在、少なくとも宇都宮ではガソリン不足はないので、単純な交通渋滞。

東北地方では避難生活を強いられている人、これまでの生活のすべてを失って
しまった人がたくさんいる中で、この2週間で改めて学んだ資源や物資の大切さを忘れて
しまう人が増えなければいいな、と願っています。


このたびの東日本大震災で被害にあわれた方に
改めてお見舞い申し上げます。心より1日も早い被災地の復旧・復興を祈念いたします。

地震の怖さ1

2011年03月14日 00時00分51秒 | Canon EOS30D

私の住んでいる宇都宮市では震度6強の地震が発生。
仕事の打ち合わせが終わり、外の駐車場に立っていたら
足元がふらつきクラクラした。

「めまいか?」と一瞬思ったが目の前の建物が
今にも自分に迫ってくるように揺れている。

「まずい。ただ事ではない」

慌てて車に向かって走ってみたが、地面が波打っている(気がした)。
まともに歩けないので子どもがハイハイをするくらいに屈みながら
車までたどり着き、とにかくしがみついた。

ふと見ると隣に置いてあった車はまるでゆりかごのように
前後に大きく揺れていた。
どこからともなく人々の叫び声が聞こえてきた。

「怖い」。
地震の本当の怖さを思い知った。


船酔いのような気分で、車に乗り込み
まずは家族に携帯で電話を入れたが誰にもつながらない。
会社に電話を入れてもつながらない。
何度かけてもつながらない


我に戻り車を走らせながらあたりを見ると、
ほとんどの信号は点滅もせず警官が交通整理をしていた。
道端は人々であふれていた。
至る所に屋根の瓦が落ちて割れていた。そして塀が倒れているところもあった。
大通りでは大渋滞になっていた。
遠くには白煙が上がっているのが見えた。

まるで「暴動」や「戦争」が起こっているようだった。

力の注ぎ方が・・・

2011年03月10日 23時46分01秒 | EPSON R-D1s
Photo/with Carl Zeiss Biogon 35mm F2

深夜、仕事から帰宅し、
遅い食事をとりながらTVを見ていると無性に怒りがこみあげてきます。

怒りの対象は国会議員とその政党。
議員が議員を、党が党をけなし続ける国会。
その様子を小さな子どもが見ても「ばからしい」と思うのではないでしょうか。

議員自身は「国のためにやっている」と燃えているのかもしれませんが、
そのエネルギーを国のために注いでもらいたいものです。

※あくまでも私見ですが。

花木からのお知らせ

2011年03月05日 22時33分01秒 | EPSON R-D1s

Photo/with SUMMICRON-M 50mm F2

今日、梅の花に向けて携帯電話のカメラで
写真を撮っている親子がいました。
つい、つられてカメラを向けました。

もうすく4月。本格的に「春」が来るんだと花木は知らせてくれます。
新年度を迎えるにあたり「今年こそは何か新しいことに挑戦したい」と
思うのですが、なかなか実現せず。

今年こそは実現させたい…。
例えば「東京マラソン」に挑戦するとか(無謀ですが<笑>)。

Lost in Translation

2011年03月01日 00時28分07秒 | EPSON R-D1s

Photo/with Leitz Xenon 50mm F1.5


ソフィア・コッポラ監督の映画「Lost in Translation」にはまっています。
日本を舞台に、かつてのハリウッドスターとカメラマンを夫に持つ若妻の儚くも淡い恋を描いた作品。
アカデミー賞の脚本賞を受賞しています。

映像は荒いのだが描写のセンスがいい。
そして外国人から見た日本というと、これまで「ブレードランナー」や「ブラックレイン」の
ように誇張されて表現されているものが多いですが、
この映画はありのままの日本(東京)が映し出されているのもGOOD。

物語も過剰演出がなくユーモアにあふれ、深い内容なのが魅力です。

と、自分は評価しているのですが、会社の若い女の娘数人に意見を聞いたら
あまり評価していないような感じ…。

「なぜこの作品が好きなのか」を自分なりにいろいろと分析したところ、
主役の中年ハリウッドスターの姿(置かれている状況や考え方)が
現在の自分を映し出しているようで、つい共感してしまうからというもの。

おっさん向けの映画なのかもしれません(そんなことはないと思いますが<笑>)。