Photo/with EF100mm F2.8 Macro
東北地方太平洋沖地震の発生から2週間が過ぎました。
発生後1週間は「地震酔い」、停電(現在は計画停電)やガソリン不足を含めたライフラインの不供給など
もあり、何がどうなっているのか(何をすればいいのか)戸惑いながら過ごした人も多いのではないでしょうか。
様々な状況が飲み込めない中、1世帯当たりの自動車保有台数率が高い「栃木県」で
特に目立ったのが「ガソリンスタンド」渋滞。
自分は「1週間もすればガソリンの供給も安定し、平常通りにもどる」と
考えていたので自分の車にはまったく乗らず、自転車と公共交通機関を
使うようにしていましたが、宇都宮市内の多くのスタンドでは5時間も並んで
ガソリンを入れる人もいたようです。
病気の方や乳児がいる家族、高齢者の方などが生活する上で車が必要なのは
理解できるし、むしろそういう方々にガソリンを優先的に入れてもらいたいと
思うのですが、健康な(不健康なのも含めて)若者や「とにかく入れなきゃ」と理由もないのに
ガソリンを入れに並んでいる姿を見かけると悲しくなりす。
今日は家族3人で自転車で公園に遊びに行きました。
その途中に大きな幹線道路があるのですが、ちょっとした渋滞になっていました。
現在、少なくとも宇都宮ではガソリン不足はないので、単純な交通渋滞。
東北地方では避難生活を強いられている人、これまでの生活のすべてを失って
しまった人がたくさんいる中で、この2週間で改めて学んだ資源や物資の大切さを忘れて
しまう人が増えなければいいな、と願っています。
このたびの東日本大震災で被害にあわれた方に
改めてお見舞い申し上げます。心より1日も早い被災地の復旧・復興を祈念いたします。