退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「地質学と老人のニヒリズムあるいは見事なリアリティショー」について

2017-09-21 02:06:39 | Weblog
くもり。夕方にちょいと降る。

青木正博・目代邦康・澤田結基「地形がわかるフィールド図鑑」を読む。

こうしてみると日本は「山国」なのだということをあらためて。
まあ火山だらけということで。

その地形がどのように出来たかということがわかると面白い。
もっとも今のところそこまでの知識はあまりないまま。

「褶曲」によって地層が逆転することもあるのだから。
この「目からウロコ」はなかなかの味わい。

少なくとも「寿命」に限られた「時間意識」とは異なる意識が生まれることは確か。
この分野に関しては今後も徐々に深めていきたいもの。

リドリー・スコット「エイリアン コヴェナント」を観る。

「コヴェナント」とは「約束」「契約」の意で「約束の地」といった仄めかしなど。
「プロメテウス」(’12)もそうだったが神話の世界。

それを引用して「お前ら滅びろ」と人類に言っているような。
普段「大規模な焼畑農業するか」と言っている自分に近くなくもなく。

アンドロイドが鍵を握るあたりは「人工知能問題」と似ている。
われわれがあまりに愚かだという事実を思い出しておくとして。

バイロンの詩が出てくるのだけれどその妻シェリーは「フランケンシュタイン」の作者。
アンドロイドも含めて「怪物」を生み出したのは人類なわけで。

どうやら「もう手遅れ」だというのが監督の意図なのか。
ただ「具体的な脅かし方」はずいぶん「幼稚」な感じ。

「この意味はわからないだろう」と敢えてやっているのだとしたら
ずいぶん「投げやり」になっているように思えるのだが如何。

「手近な都合のよさ」が「悲劇」を招くという意味では
「現代文明に対する問いかけ」もあるようには思えるものの。

ワーグナーの音楽も意味深。
詳細はその筋の詳しい方におまかせする。

シリーズ化への布石も十分に感じられて。
「ニヒリズム」を抱えた老人は「元気」だということを確認する。

老舗バーのマスターに借りたDVDで「プロジェクト・ランウェイ シーズン12」の後半を観る。

「ランウェイ」というタイトルからわかるように
デザイナーの卵たちが特定の条件の中で「センス」を競い合う内容。

「豊かな才能を持った者」でも時に失敗することにふむふむ。
もちろんかなり「過酷な条件」がそれをもたらすことにもなり。

ギリギリに迫った中で感情を爆発させる姿もあって。
素人から見ても「出来の違い」は明確にわかる残酷さよ。

この「リアリティショー」は見ごたえがある。
それぞれのキャラクターが交じり合う結果も楽しく。

すべて終わった後「reunion=再会」という形で一回の番組を成立させる企画も見事。
まあ「『あいのり』のクリエイティブバージョン」だと思えばいい。

一度は対立してもその後に「和解」があるのがカタルシスを生みやすいはず。
「うまいことやりやがるな」と思うことしきり。
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