退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「反知性主義と資本主義」について

2016-10-19 03:41:36 | Weblog
晴れ。上着要らずの暑さ。

リチャード・ホフスタッター「アメリカの反知性主義」を半分くらい読む。

「知性」と「感情」のどちらを優先するかという課題を持っていた宗教が
「アメリカ」という新たな土地で優先したのが「実用的であること」。

伝道師にとって重要なのは新たな信者を獲得することで
「知性」などという「役に立たないもの」は必要ないのだと。

ただしそこには必ず「揺れ」があってやがて「知性」が必要とされる時期も訪れる。
けれども今度は「男らしさ」の称揚が「女らしさ」という形で知性を非難もして。

なるほどという「アメリカの歴史」がここに。
ヒラリーvsトランプという「喜劇」もその一環だということがよくわかる内容。

「口舌の徒」であると「インテリ」を非難するのはあながち的外れではなく
「現場主義のマッチョ」がそのままでいいわけでもなく。

現在ではそこに両者とは無関係な「テクノロジー」が登場する可能性もあり
ますます事態が微妙なことになる模様。

三者をうまく融合させて従来とは異なる手法が生まれたらいいのにと思いつつ
われわれの「民度」を顧みるといたずらに「振り子」は揺れ続けそうで。

明日読み終わる予定の内容が楽しみ。

深夜NHKスペシャル「シリーズ マネー・ワールド 資本主義の未来」の再放送を観る。

内容の薄さに唖然とするのみ。
「一流」とされる外国人経済学者たちの短い言葉を流すだけとは。

「フロンティア=植民地の消滅」から「実体経済」を伴わない「金融」への移行はすでに「過去」。
シュンペーターの「技術革新による創造的破壊」の「結果」が「AI=人工知能」なのか。

さらに紹介されるのが「シェアリング」を元とする企業の急激な発展。
とりあえず「栄えている部分」を採り上げただけのような。

「世界標準のベーシック・インカム」はどの辺にあるのだろう。
むしろそっちの方が気になるところだったり。

個人的には趣味の読書なら図書館を使えば貨幣とは無縁でいられる。
映画館に行けば多少の出費はあるものの今のところ老舗バーのマスターから借りたDVDが山積み。

あとは毎日の安酒とタバコとコーヒー、ネット利用とささやかな食事があれば十分。
「贅沢」を言うならそこに「人間関係資本」が加われば文句なし。

このあたりで手を打てませんか、無理ですね、はい。
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