退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「『想像されない=想像できない』であるかもしれないこと」について

2017-04-19 02:07:22 | Weblog
晴れ。やや風が吹く。

カスパー・ヘンダーソン
「ほとんど想像すらされない奇妙な動物たちの記録」を半分読む。

アホロートル(ウーパールーパー)、オニヒトデ、イルカ、ウナギ目、人間、
ニホンザル、ミツアナグマとミツオシエ、オサガメまで。

原題は「the book of barely imagined beings」。
冒頭に出てくるボルヘス「幻獣辞典」の英訳は「the book of imaginary beings」。

スペイン語の原題「el libro de los seres imaginarios」に忠実な英訳と比べると
本作の邦題は「足し過ぎ」かも。

さまざまな引用に加えて注釈まであるのがちょいと煩わしいか。
映画「ザ・コーヴ」(’09)やニホンザルも登場するので親しみやすさはあるけれど。

「センス・オブ・ワンダー」にいささか欠ける印象など。
これまでのところ著者の「博識ぶり」がむしろ邪魔をしているような。

明日読了予定なので「感想」がどうなるかはまだ不確か。

深夜NHKでBS「明日世界が終わるとしても」の再放送を観る。

家族ぐるみでシリア難民を支援する田村雅文を採り上げた回。
こういう人生もあるのかと思った次第。

隣国ヨルダンで暮らす拷問で視力を失った人と迫撃砲で脊髄を損傷した人は
それでも「故郷シリアへの帰国」を望む。

戦争前にシリアの人々のあたたかさに触れた彼は
「自分のやっていることは彼らのためになっているのか」と悩みつつ。

もっとみんなが観やすい時間帯に放送していただきたい内容。
「深夜の再放送」ではいかにも残念と言わざるをえず。

この種の支援は「世界とつながることの少ない環境」にいるわれわれにとって
ひとつの「重要なメディア」。

それらが「身近」にあれば「視野も可能性」もさらに広がるはず。
われわれが「賢くなるための資源」だと思ってよさそう。

「圧倒的な贈与の実例」がまさにここに。
その一方「ヨルダンの子どもたち」が難民家族に「いやがらせ」をする姿も忘れずに。

物事の複雑さは人を賢くするのだと思いたいところではある。
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