退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「同期することと戦う女あるいは強い母」について

2017-10-22 04:07:08 | Weblog
雨。夕方に止み深夜にふたたび。

蔵本由紀(よしき)「非線形科学 同期する世界」を読む。

振り子時計からホタルの明滅、橋の上の歩行あるいは拍手など。
あらゆるものが「同期」という一点で共通する。

電力供給網やホルモン分泌、信号機の制御にまで。
読みやすい文章と客観性から著者のすぐれた科学者ぶりが伝わってくる。

「単純なモデル」からいろいろなことがわかる意味に納得。
「いいもの」に触れるとちょっとだけ賢くなった気がする。

遠い昔。

眠っていた彼女の寝息をこちらの呼吸とシンクロさせようとしたことがあったか。
残念ながらそれは叶わずお別れして。

深夜ジェイムズ・キャメロン「エイリアン2」(’86)をTVで再見。

「戦う女」リプリーのシガニー・ウィーバーは「強い母」。
ニュートのために敢えて「敵地」へ戻る勇気よ。

「臆病」だったはずのハドソンやゴーマンの「最期」もなかなか。
後者には「あんたって本当にダメな人ね」というバスケスが付き合い。

そして「母vs母の対決」に。
身体を引き裂かれながらニュートを救うアンドロイド、ビショップもいて。

リプリーが結局「生身の力」で母エイリアンを宇宙空間に飛ばすことも覚えておこう。
「火事場の馬鹿力」はかくもスゴイのだという解釈でよろしく。

リドリー・スコット「エイリアン」(’79)と似ていて非なるラスト。
7年の時を経て続編が作られるのも今となっては珍しい。

さて。

今宵は仕事場の研修で老舗バーは欠席。
もうちょいと飲んで寝るはず。
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