退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「爽やかさ」について

2013-09-07 03:15:58 | Weblog
快晴。暑さはそれほどでもなく。

ジャネ「被害妄想」を読む。

具体的な患者の様子はあれこれ興味深いものの
その「理論」はあまり理解できないままに終わる。

「神経」というのは大事なものだけれど
遣いすぎるとややこしいことになる。

若い知り合いの男子が「抱えきれない荷物」のせいで「爆死」する。
あくまでたとえ話で実際には生きているのでご心配なく。

「こうしなければならない」という「ルール」に縛られているせいで
傍で見ていてついついイライラして。

「お前は人生谷あり谷ありだな」と言う。
そこから這い上がるだけの「体力」を持っていればいいのだが。

「抱えきれないもの」は捨てるしかない。
その二者択一が出来なければ「つぶれる」のみ。

「事実」は常に単純であっけないもの。

それに向かい合うことで「違う世界」が見えるのだということを
知ることが出来れば幸いか。

深夜「ココニイルコト」(’01)を観る。

かつて「ニュースステーション」の「お天気お姉さん」だった真中瞳主演。
まだ若い堺雅人が相変わらずの魅力見せている。

この「インチキ大阪弁」も彼なら許せるとなるかどうか。
真中瞳の「棒読み」もむしろいい方向に作用しているのだとしておこう。

「難病もの」をサラッと描くセンスは悪くない。
この作品のキーワードにしたがえば「ま、ええんとちゃいますか」。

「大阪風ボサノバ」とでもいった趣きの小品で
「前に出たがる」ばかりではない「風情」を知ってもいいだろう。
コメント
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