飛虎の初心者ぷよらー珍道中

※Caution!! このブログはぷよぷよ初心者が強くなっていくために、その過程と研究と寝言を書き連ねる為のブログです

副砲を作る前に~副砲とは何か~

2016-05-30 21:32:18 | 副砲


 そもそも副砲とは一体何か。

 例えばこんな連鎖を組んでいる時。




 よっしゃー綺麗に組めたぞ! 黄色が来たら発火しようかなー……



 うわああああああああーー!!!!!!!;;;;


 あると思います、こんな経験。

 この時相手はどんな連鎖を打ったのかというと……



 こんな小さな連鎖。

 はい、2連鎖です。


「おいおい、2連鎖でこんな火力出るのかよ」

 って思うかもしれません。そもそもこのゲーム、5連鎖で致死量に達します


 どんなに頑張っても76個(13段目を含む。3列目の12段目に積んだら死ぬので除外)しか置けないんですよ。

 それなのに5連鎖で70個前後降るんです。


 相殺が存在するとはいえ、火力がオーバーフローを起こしてます。13連鎖とか撃ってきたらそれ以上の連鎖を打つ以外の術がない。


 でも、ほんとにそれ以外に方法はないのでしょうか。



 あります。



 要するに、撃たれなければいいんです。


 最初のぷよ図と2連鎖撃ったぷよ図を見比べてください。

 あの13連鎖を撃たれていればおそらく何をどうしたって勝てません。

 が、黄色を引いてくる前にあの2連鎖が刺さったら。


 もう13連鎖を打つことは難しいし、すぐに窒息するでしょう。



 こうやって、スピード差があっても速攻性のある攻撃ができれば、




 例えばこんな驚異的な連鎖を持っていても




  死にます。


 本線が強いことはとても大切ですが、本線だけ延ばしていても勝てないのです。


 その本線の発火をつぶしてしまうために撃たれるのが、副砲と呼ばれるものなのです。




 副砲はつぶしで使われるだけではありません。

 例えばこのような場合。




 相手の方が本線が若干早いです。こんな時に2ダブ(2連鎖目が2色消しの連鎖)と呼ばれる副砲を撃ちます。



 これを受けると、相手はこうなってしまいます。



 だから受けたくありません。連鎖を見て発火します。



 このように、副砲は相手が本線を発火しなければならない状況を作るためにも使われます。

 これは催促と呼ばれます。

 本線を発火させたら、大急ぎで相手の連鎖より強い連鎖を作って打ちます。強い人は本線をしっかり伸ばして確実に打ち切ります。

 そういう有利な状況を作ることにも副砲を使うのです。


 副砲というのは、本線という土台を含む連鎖の傍らで組まれる短い連鎖のことです。これをうまく使える人は総じて強いぷよらーです。


 ということで、今後は副砲についても記事にしていこうと思います。が、自分があまりできていない分、今まで以上に拙い内容になるかもしれません。あしからず。

連鎖尾を組む1~土台連鎖尾の回収を目指す~

2016-05-28 20:59:17 | 本線

 連鎖尾とはそもそもなにかというと文字通り連鎖の最後の方のことなのですが、今回はGTRの土台を構成する部分を指して、考察していきます。

 

 汚ったねー字


 せっかく先折りGTRを使っても、そのGTRの後に連鎖が繋がっていないと火力が出ず、本線勝負で負けてしまいます。

 


 


 前者の方がたくさん乗ってて複雑そうに見えるのに同じ火力です。

 連鎖尾がないというのはこういうことです




 ちなみにこちら「(謎の)オブジェ」といいます。









 何も繋がりません。


 今回の記事では連鎖尾を伸ばすというより、このように(オブジェると言います)ならないようにする考察です。それだけでもかなり連鎖数が変わります。

 練習方法は二つあります。

 一つ目はテンプレ通りに組み続けること

 現在GTRの連鎖尾として便利なものとして紹介されているのはこちらです。

 
 
 
 

 多すぎ。

 しかもまだある。

 覚えるのは気合がいりますね。

 どれか使いやすいものをいくつか選んでそれらを重点的に覚えるのがいいかもしれません。


 ちなみに初手AABCでの後折りGTR連鎖尾はこちらのものを使っています。

 

 

 練習方法二つ目。

 テンプレどおり組めるのが一番いいんですが、都合の悪いツモが来たときに対応するのが難しいです

 そんな時でもとにかく土台に使ったぷよを回収したい!

 ということで、アドリブで組むときに考え方を考察していきます。


 まず、これを見てください。




 どのテンプレも使えないくらいめちゃくちゃに置いてます。下手糞ですね


 さて、どう回収していこうかと思ったとき、3段目3列の赤に注目します。

 発火したときに落下の影響を受けるのはこの赤のみです。



 こいつさえ繋がれば、簡単に広げていけるようになります。

 ぷよは4個つなげれば消える。ということで赤が繋がるところに赤3個を繋げばいいんですね。




 よりにもよってそんな風に置かなくても


 でもこれによって赤の回収はできました。残りはこの部分を回収できるようにしたい。





 あたりまえ体操~

 ぷよぷよは~

 4個繋いだら




 消 え る

 あたりまえ体操~♪



 唐突に寒いギャグ歌に乗せて大前提を示しましたが、1個と3個、2個と2個、3個と1個を繋げるとぷよぷよは消えるわけです。

 じゃあこの上部分に必要なぷよは、4から下の色ぷよの数を引いた数ということで。

 もう分かったと思います。青2つと黄色3つを乗せればいいわけです。

 こんな風に乗せてみましょう。



 ほら、赤を立てたから不恰好になったー

 でもこうすれば……



 綺麗に整いましたね。

 最後に緑の分も乗せれば……



 これで全部回収できました。


 このように、アドリブでなんとかする方法もあります。

 が、ここで一つ留意点があります。


 どんなにアドリブができるとしても、必ず、




 ここの部分は繋いでください。

 GTRの挟み込みになってる部分で影響を受けるのは3列目(稀に1、2列目も含まれるが)の部分のみになります。ここがどうにかならないとほとんどの場合繋がりません

 一応、鶴亀にする方法もなくはないですが。

 

 私はシミュでないとこれ作れないですね……わかりづらい;


 総括すると、土台連鎖尾の下部分は適当に置いてしまっても回収しようと思えばできます。

 しかし、連鎖尾に繋ぐ部分だけは必ず大事にする必要があります。



 今回は土台連鎖尾をとにかく回収する方法の考察をしました。

 アドリブでできるのも大事だと思いますが、概ねテンプレ通りに作れる方が望ましいと思います

 何故なら「連鎖尾を伸ばす」観点においては、テンプレにある形の方が伸ばしやすいからです。

 回収だけではなく、伸ばしていく。このことに関してはまた次以降の考察とします。今回はここまでに。



 またすごく長くなったなぁ

大会結果

2016-05-28 01:36:11 | 雑記

 http://com.nicovideo.jp/community/co1891108

 こちらで本日大会が開催されました。

 なんと9人のリーグ戦(!?)&上位決勝トーナメント(!!??)ということで、おおよそ3時間半というなって当たり前な長丁場となりました。

 そんな真夜中のぷよ勝負を制し、見事優勝を果たしたのは


 めるとんさん


 でした。

 今回9人の総当たりということで、いろんな試合が見れました。副砲を打つタイミングなど、いろんな発見もあったのでそれらを記事にしていこうと思います。

 今日は申し訳ありませんが、ちょっとお仕事でかなり疲れちゃったのでブログはこの内容だけで、考察記事はお休みします。また明日、連鎖尾について書こうと思います。

大会告知!!

2016-05-26 23:43:13 | 雑記

 2016/5/26 22時より
 ニコニコ生放送の
 http://com.nicovideo.jp/community/co1891108?
 こちらのコミュより大会があります!

 詳細はこちらのコミュニティに書いてあります。奮ってご参加ください・w・

 おそらく総当り戦になる模様です……

初手の置き場所を決める1~目指したい連鎖形をイメージする~

2016-05-26 22:07:33 | 本線

 ※めちゃくちゃ長くなるので読む人は覚悟して読んでください



 覚えた土台を生かすためには、まず最初に置く場所を決めておく必要があります。

 というのは、せっかく覚えた土台も「適当に置いては作れない」わけで。

 形が苦しくなって愚形になったせいで暴発が起きたり連鎖数が伸びなかったりとあんまりいいことがありません。


 自分の作りたい土台をイメージして、置く場所を決めておけば


 1.組むのが早くなるし2.連鎖が綺麗になるし3.その結果火力も上がります。


 なんか怪しい通信販売みたいな謳い文句ですけど、

 「でも、お高いんでしょう?」
 
 「ご安心ください!〇〇円ぽっきりでおまけもついてきます!」

みたいな金銭感覚崩壊した漫才はやりません。ちなみに私の経験上ああいうのは絶対に買うべきでないです

 

 閑話休題。



 スピードが大事とかいう話はまた今度詳しくしたいと思います。今回は初心者が連鎖を組むとっかかりとして初手をどのように決めていくか、私の例も含めて考察していきたいと思います。


 が、その前に。



 私のおつむの出来がよろしくないので、基本的に最初の2ツモまでしか決めていません。

 なので、今回の考察も最初の2ツモまでの考察をしていきたいと思います。

 決して書くことが多くなるから楽するために考察量減らしたとかいう理由ではないです




 実際この2ツモだけに限定すると実を言えば4パターンしか存在しません。それは

〇AAAB系(AAAB、ABAA)




〇AABC系(AABC、BCAA)




〇ABAC系




〇AABB系(AABB、ABAB)




 と、これらだけになります。

 後はAAAA(全消し)とABCDですが、全消しは全消しするし、ABCDはぷよvsでは出ないし考えることってあんまないのでしません。

 じゃあこの4つのパターンで考えようと思ったときに、「どのように考えればいいのか分かりません」っていう初心者の方もいらっしゃると思います。はい、私がそうでした。



 お待たせしました。ここでGTRの土台の話が登場するんです。



 前回の記事で書いた、初心者が使える可能性の高い土台は4つ。

・先折りGTR



・後折りGTR



新GTR



・サブマリン




 私が使っているのはサブマリンを除いたこれらです。

 使う土台は初手で概ね絞られてきます。私が紹介する初手の置き方はその3つを活用する置き方です。

 参考として、紹介していきます。

〇AAAB型の場合


 一番汎用性が高く、どれにでもできる初手です。GTR系使いなら多くの場合、こう置きます。



 すると、選択肢に新GTRと後折りGTR(使える人はサブマリン)が浮かび上がります。

・新GTR



・後折りGTR




 これ、途中まで同じ形で作れるのがわかります。

 そこからのツモ次第でどちらを作るかを自由に選べるのです。

 自由度が高いだけあって一番難しいかもしれません。どうしても都合が悪ければこのように置いて先折りGTRを目指してもいいです。



 ツモを有効活用しやすいのは前者の方ですので、慣れたら挑戦してみるのもアリかと思います。



〇AABC系


 このツモは捌き方に悩みましたが、後折りGTRを目指すのが一番いいのかもしれないと思いました。




 ここから目指す形はこのようなもの。





 初手から目指す形を意識する

 それが、今回のテーマです。

 この後のツモで青か黄色が来たらこのいずれかの形をイメージします。その通りに作れれば御の字だし、綺麗に作れなくても連鎖尾をどう回収するか想像がつきやすいと思います。

 連鎖尾については次の記事にしようと思います。

 そのイメージができると、ハチイチを見逃す確率も減ります。

 だからまずはとにかく土台の形を覚えることが大切

 私の場合、とこぷよでとにかく同じ形を組んでいくと覚えやすかったです。個人差はあるかもしれませんが、やっぱり文面で見るのと実際にやってみるのでは全く能率が違うと思います


 AABC系が出たら意識してやってみるといいかもしれません。



〇ABAC系

 これはAABCとツモるぷよは同じですが、何故分けたのかといえば、このツモならこんな形にできるからです。




 連鎖の形のイメージはこれ



 先折りGTRです。

 先折りGTRに慣れているとこのように置いた方が連鎖を組みやすいかもしれません。

 ただ、AABC系と同じように後折り連鎖尾にする形も可能です。



〇AABB系

 これもある程度自由度が高いです。私はこのように置くことに決めました。



 これ、何にでもなれます。

 まさにオールマイティ。連鎖のイメージの仕方に慣れたら、これからGTR系ならどのような形になっていくか、それぞれ考える訓練をしてみましょう。



 今回、記事の内容がめちゃくちゃ長くなって読むのが大変だったかと思います。


 でも、これではまだ説明不足だと思います。

 今回は、連鎖を作っていく上で、必要な要素である土台を考えたまでであり

 連鎖尾折り返しという要素も考察していかなければなりません。

 なので、今回ほとんど分からなかった人は、本線の作り方を私の記事を読んである程度覚えてからもう一度見てみるといいと思います。



 ここで大事なことが一つ。

 私が今回紹介した初手の置き方は必ずしも正解というわけではありません。

 ぷよの置き方は人それぞれであり、あくまで初心者の僕の一例です。なので一つの参考資料として、いろいろと自分で考えて決めることをお勧めします。

 また、今後も初手の考察はしていきたいと思っています。それによってこの記事に書いていることと全く別のことを書くこともあります。その軌跡の記録でもあるのです。

 もし、言ってることが変わってきても生暖かく見守ってください。その時、この記事は
ただの黒歴史になるでしょう……