極僅かな縞柄しか入らない株とこの写真の株の二鉢作っています。株分けして約７年。どちらも元親は同じ
なのに一方は最上からほぼ青に近い地味柄に、写真のものは最上柄を今も継続中と同じ兄弟株でこうも違う
ものかと
。
平成28年5月1日撮影
平成28年10月23日撮影
シーズン当初とさほど変わり映えしませんが、大方で2枚の葉繰り。上出来です
。
風蘭・富貴蘭を趣味とするのに、希少価値の高い珍しい品種を育てる醍醐味は至福の極みと思います。しかし、いくら珍しくとも
源平柄やその品種本来の芸が出ていないもの（将来の子や変化を期待して作るのも風蘭・富貴蘭栽培の醍醐味でもあるんですが）
より、流通品であっても最上柄が安定して継続する優良株のほうも別な意味で希少性が高いと言えるのではと思います。
コレクターというのはどうしても希少価値の高いものに目が行き心惹かれるのは世の常かと思いますが、株ごとの優良性も価値
としてみたいものですね
。
縞トラ品種ですが派手目の良柄でないとただの縞にしか見えないかも。鹿児島県産の霧島（仮名）です。
平成28年4月17日撮影
平成28年10月23日撮影
親子とも葉繰り２枚に足りません。1.6枚といったところでしょうか。
せめてもう一本
この子のような良柄の子がほしいのですが、以前も書いたように非常に子吹きの悪いところへ
親の柄がこれでは一体何時のことになるやら
。・・・・・追伸、一応今度の天葉にも沈み柄がはっきりと確認
出来ています。といっても、写真では全くわかりませんね
。
相当後冴えのようでそうとも言い切れない愁蓮です。二鉢あるうちの一方です。この株立ちですが
一本最上柄だと思える子がついているのでその子が独り立ちするまでは大事に株立ちを守っていこう
と思っています。
もう一方の鉢も今シーズン柄の入った子が二本芽生え、また親木の天葉も片柄気味から両方に柄が
割れてはいってきたので将来が楽しみになってきました（今夏、ディーラーと思われる方から譲ってほしい
とのお話がありました。価格が合わなかったので小遣いになりませんでしたが結果オーライです）。
平成28年4月17日撮影
成28年10月23日撮影
このような最上柄や細縞などの場合意外と冴えが早いです。しかし・・・・・・・
・・・・・・・このような派手柄だと、相当後冴えのように見えてしまいます（紺の中通が見て取れますが
）。そんなこんな
もあり、興味深い（楽しみ深い）品種であるかと自負
。
＜翠 宝＞
平成28年4月17日撮影
平成28年10月23日撮影
葉繰りは2枚に足りませんがそれでもシーズン当初に比べればかなりボリュームアップした感じです。
鹿児島産の大型縞種から変化したものですが今のところ覆輪が続いています。
平成28年4月17日撮影
平成28年10月23日撮影
さすがにこれだけ派手な覆輪だと成長が鈍るのは当たり前
葉繰り1.3枚てなとこかな。よくこのサイズをキープ
しているものです。
新たに少子が2芽。ただ、紺が乗ってくるかどうかは今のところ
です。
チャボや豆葉でもないのにやたらと葉持ちの良い品種！この葉重ねの良さは本種の特芸といえるかと。
平成28年4月3日撮影
平成28年10月23日撮影のもの
地元も地元、有田川町吉備地区産青軸縞（中型サイズ）
平成28年4月10日撮影
平成28年10月23日撮影
やや片柄気味が続いていましたがここにきて良柄に
。
わが家の葉繰りはだいたい1.7枚前後といったところですが、今回の2種は両方ともほぼ2枚
今シーズンは、葉繰りに関しては上出来かも
です。
