ぷるコミチ

だって。
同じ景色が見たいんだ。

母はもう諦めた。すまん。

2017-05-14 16:38:22 | 子どもたちの話
洗濯物を干していて、ふと気づいた。

息子が、デカくなっている。

四月から彼が進学した中学校は昔ながらの学ランで、その下には割と自由にTシャツなど着てもいいのだけれど、彼はカッターシャツを好んで着る。
規律を好んでいるわけではなく、「基本となるものなら間違いないだろう」というか「それ以外を選ぶのが面倒くさい」らしい。
加えてカッターシャツを着ていれば、教室内なら学ランを脱いでいてもいいというルールがあり、暑がりの彼にはそれがとても利点のようなのだ。
だから、彼は毎日白いカッターシャツを着る。
すると、必然と、白い下着のシャツが必要になる。
ワイシャツの下に着るような、あれ、だ。
中学校入学に備えていろいろと物をそろえたつもりだったけれど、先日これが用意されていないことに気づき、めったに物を頼まない彼が
「シャツを・・・」と、買い物へ向かう私につぶやいた。
寒い間はヒートテックを使用していて、真夏になるとメッシュ素材のものを好むのだけれど、その間の綿のシャツがない。
というか、140サイズしかない。
「それは申し訳なかった」と、二枚パック980円の白いシャツを2パック買ってきた。
サイズは160と165。
夏服の開襟シャツにも対応するようにVネックの白シャツ四枚、だ。

これが、デカい。
買ってきて、包装から開けた時や、風呂上りに息子が着ているのを見ても何も思わなかったのに、濡れた洗濯物を干そうとしてハンガーを通したら「これは誰の洗濯ものだ?」と戸惑うほど、デカい。
夫は割合にデカい人なので、さすがに夫のものとは間違えないけれど、私と娘が共用しているシャツよりも、デカい。
男児向けジュニアサイズの160は、女性用のMサイズよりも、デカい。
キチンと比較していないのだけれど、肩幅とか丈とかはあまり違いがない気がするのだけれど、圧倒的に身幅が広い。
あとウエストがシェイプされていない分、寸胴で面積が広い。
「で、デカい」
ベランダに干してみると、遠目には夫のシャツとあまり変わらない。
お、おかしい。
私の脳内では、息子はまだ幼稚園の年長さんくらいで止まっている。
友達と遊んでいる姿もドッジボールとモンハンの違いくらいで大差ないし、家の中でぼやーっとしている姿は何一つ変わらないから。
なんなら、デニムのオーバーオールで赤いカートにトミカを山盛りに積んで、廊下を引きずって歩き、和室の障子の桟に真直ぐ並べていた3歳くらいの映像に差しかも可能だ。
なのに、現在息子が着ている下着がデカい。

ん?
ということはつまり、息子がデカいということか?
そう思って息子とみると、私の鼻先に目があった。
私、身長162センチ(自称)。
おや。
そういえば息子の靴のサイズは、私よりも大きくなっている。
長らく学生服を見立てている洋品店のおばちゃんが息子に用意した学ランは165サイズ。
うーん・・・
やはり、息子はデカくなっているらしい。

こうもデカくなってくると、私服がどんどんサイズアウトする。
しかし息子は、めったに何かを欲しがらない上に、破れたり、どうやっても着られないくらいにならない限り「買いに行こうか?」と誘っても「いや、まだいい」と頑なに断る。
とにかく、買い物が面倒くさいうえに、無頓着。
なのに、着るものへのこだわりはたくさんあるから、勝手に買ってくるのにも限界がある。
なので仕方なくユニクロのサイトで「これはどう?」と相談し、許可の出たものを店頭で確かめて購入する。
無地の、無難なアイテムのトップスがこうして揃う。
ボトムはゆるっとしたチノパンが多くなる。
ああ。
こうして世の中の男子は作られるのだな、と母は実感している。

チェックのシャツ。無地の地味な色のパーカー。
ベージュのチノパン。
ダメ押しに、黒いセルフレームの眼鏡も愛用(強い光で頭痛が起きるので)。
どこからどう見ても、立派な理系男子の出来上がりである。

息子13歳。
たぶんこのままおっさんになるのだろうな、と思うと将来の奥さん(いるとしたら)へ土下座する日々に到達してしまった。
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