プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

宮本幸信

2017-07-17 19:34:56 | 日記
1968年

でっかい。そばによると圧倒される。182㌢、75㌔もあるのだから当然だが、上体にくらべ、腰のあたりにいま一つ張りがない。「下半身がちょっと弱そうだな」これが宮本の第一印象だった。そこで、気の毒だったが、いきなり「その弱点」を指摘したら「ええ自分でも知っています。だから公式戦までに鍛えます」と、くったくのない笑顔がかえってきた。もう軽い投球練習をはじめている。宮本の投手歴はまだ若い。市神港時代は二年生まで外野手。それが三年になったばかりのある日、当時監督だった清水現報徳学園監督から「投手をやってみろ」と転向させられたのが初めての経験。その年の春、選抜大会で準決勝に進出、下関商の池永(西鉄)と投げあった。中大では四年生の春のリーグ戦で七勝、続いて全日本大学選手権大会優勝の立役者となった。ドロップを身につければ直球がさらに生きてくるだろう。真田コーチの評価を聞く。「上体ばかりで投げている。腰が残るんだなあ。あれでは完投はむずかしい」ときびしい。「目標は十勝。オールスター戦までに。夢は大きいほどいいでしょう。でも本当は背番号の14だけは勝ちたい」とまたほがらかな表情を浮かべた。
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