プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

原田孝一

2017-11-08 21:15:43 | 日記
1954年

六回阪急は四球のレインズが二盗後、中谷が中前安打する理想的な攻めぶりでリードを奪ったのち奈良、山下が第一球をねらい打つ積極性が連安打となって追加点をあげた。そのあと八番打者の河野がバントに失敗したため離塁した二塁走者が捕手牽制球に刺される不手ぎわで、阪急の集中攻撃は半ばで挫折した。西鉄は四回関口の14号ホーマー(山内(毎)と同数、リーグ首位)で同点としたが、前半アウト・カーブを多投後半変化球と重い球質の原田に目先を変えられて安打なく最終回3安打で1点を返したのみ。
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高屋俊夫

2017-11-08 20:57:14 | 日記
1956年 高校時代

深谷は前日にまさる高屋投手のノビのある速球、ドロップに二安打、三塁をふむ者一人に押さえられ、好投する清水投手を見殺しにした。

高屋も立上り悪く得意のドロップが決まらず、カーブと速球だけに頼り、ボール数が多かったこのような高屋から、不動岡は一回トップの高山が四球を選んだが西沢のバントが投飛となりダブルプレーを喫した。

高屋最優秀選手の話 緒戦から五回連投して大分へばりましたがこの疲れも優勝の喜びで吹っ飛んでしまいました。私が最優秀選手に選ばれましたが、これは私を助けてくれた全ナインの賜物です。南関予選でもきっと県民のみなさまの期待にそうよう健闘します。

南関予選出場がきまった大宮高は、この試合で全員が伸び伸びしたプレイをみせ、打っては岸の大会第一号ホーマーをはじめ二塁打四本また打っては前日鴻巣を打ち破った余勢で一挙に優勝をものにしようとする本庄高打線をノーヒット・ノーランこそ逃したが、1安打1四球におさえた高屋の活躍で文句なしに圧勝した。大宮は三回高野の右翼戦二塁打をフイにしたのち、四回小林が敵失で出塁、続く高屋がワンバンドで右翼スタンドに入る二塁打、亀田も左中間を破る二塁打を放ち二点を先取した。さらに六回小林が二塁強襲安打ののち高屋が再び中超の二塁打で一点、さらに岸が2-0から右翼スタンド中断三百三十フィートに本大会一号二点本塁打を放ち、この回三点を使いして試合をきめた。この味方打線の活躍に気をよくした高屋は、きれのよいドロップと伸びのある快速球をアウトコース低目にきめて三回二死後高屋に四球を与えた以外八回までノーヒットノーランを記録したが、九回一死後高橋に晩と失敗後直球を投じて左中間を破られ、おしくも好記録を逸した。

高屋選手の話 残念なことをしました。自分ではカーブを投げようと思ったが直球のサインが出ていたので投げたとたんにやられました。自分では六回ごろからこの記録を意識していました。

岸選手の話 まさかあれが本塁打になろうとは思いませんでした。インコースからややベルトやや低目に入ってくるいい球でした。私が野球をはじめてから本塁打を打ったのはこれがはじめてだけにうれしかった。
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矢崎健治

2017-11-08 20:28:04 | 日記
1964年 高校時代

巨摩高

打線がよく全般にシェアーだ。大久保、矢崎、塩谷のクリーンアップ・トリオは力があり、安打のうち5割が長打だ。一番の小沢は三割五分の出塁率を示しており、小沢、沢登が出塁すれば、中心打者でかならず得点できる。投手が三点以内に押さえてくれればぜったい四、五点に打ち返すだけの自信がある。投手はストレート、カーブを決め球とする左腕大久保が主戦、ひかえには沢登、塩谷、斎藤とそれぞれ形の違った投手がいる。あくまで大久保でゆく予定だが、万一の場合にもこと欠かない。守備では第一人者の遊撃矢崎がおり、名取との三遊間コンビは堅実だ。

遊撃は矢崎(巨摩)平野(甲商)深沢(甲工)小野(甲一)竹村(機山)遠藤(都留)らでいずれも甲乙つけがたい選手だ。とくに矢崎の守備は光っている。広い守備範囲のうえ、強肩、カンがいい。
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細田正彦

2017-11-08 20:07:49 | 日記
1964年

細田はサイドスローで、外角へホップする球が武器だ。これに落ちるシュートボールも効果的だ。長身で制球力があり四球をめったに出さないことが大きな強味。
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西垣一

2017-11-08 19:21:17 | 日記
1956年

阪神は投打に巨人を圧倒した。大試合に初登板の西垣(城南高出)を先発させたのは奇策だったが、これが見事に成功した。西垣は一見なんの変哲もないピッチングだが、巨人打者のツボを心得ているかのようにドロップとシュートで巧みにいなし、五回のピンチ(二走者を出して降板)で大崎にバトンを渡すまで、わずか2本の安打を許しただけ。
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