HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

おそるおそるソウル

2016-12-20 22:08:11 | SOUL

ソウル・ミュージックの探求も続けなければと思いながら、次々と出る復刻物になかなか
目配りができていない。そんな中、今年よく聴いた4枚を。

       
ピルグリム・ジュビリーズが75年に発表した「CRYING WON'T HELP」はジャケット
写真を見て間違いないと確信。(笑)ファンキーな曲が人気なようだが、私はバラッドで
聴けるコーラスとリードの絶妙な声の混ざり具合が好きだ。トラックの出来も最高。
アメリカのレーベル「PLAY BACK」から同時期にこの盤を含めたピーコック・レーベルの
盤が3枚再発されたが、これが一番良かった。「PLAY BACK」と言えば、既に取り上げたが
O.V.ライトのシングル集という仕事も素晴らしかった。

デルズが71年にリリースした「FREEDOM MEANS」も私好みのジャケット。(笑)
これは昨年の今頃のリリースだったのだが、何故か入手に手間取り今年になって手にして
よく聴いたので、ここに登場した次第。こんなところにもソウルの探求が疎かになって
いることが表れている。LPでいうところの両面の頭の曲が共に冒頭に語りが入るのが
気分を盛り上げる。ジャンプと言う言葉は似つかわしくないが、アップテンポの曲と
バラッドの配分の妙にやられる。B面最後の『FREEDOM THEME』が無音というのも
やられた。再発CDのジャケットの金の縁取りは余計。(笑)

      
インディペンデンツがWANDに残した全録音を収録した「JUST AS LONG :
THE COMPLETE WAND RECORDING 1972 - 74」はその名の通り、2枚の
アルバムとそこに未収録のシングル曲を収録。ファースト・アルバムの「THE FIRST
TIME WE MET」がCDの頭からオリジナルの曲順通りに全曲並んでいるのがよい。
この盤さえあれば音源的には事足りるのだが、あの素敵なジャケットの盤がCDで
ストレート・リイシューされたような覚えがないのだが・・・。それはともかく
いつもながらのKENTのいい仕事。

インディペンデンツからの流れというわけではないが、キング・ジェームス・ヴァージョン
の「FIRST TIME WE MET」は74年のアルバムで日本が世界に先駆けて今年初CD化を
実現。オリジナルはPEACOCKなので、今回取り上げた4枚中昨年リリース(泣)の
デルズを除けば微妙な数珠繋がりの盤を偶然にも選んだことになる。
ゴスペルと言われれば得意ではないのであるが、この盤は歌われている内容はともかく
音に関しては普通に聴けるソウルでありファンクである。歌唱もくどくないので
私には丁度いい。

この時期はこういう音楽が身も心も温まる。一生モノの4枚に出会えたことに感謝。

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2 コメント

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モニターズ「グリーティングス」のジャケも好きなんですけど (tapara)
2016-12-21 13:28:55
Harryさん、


>ピルグリム・ジュビリーズ「CRYING WON'T HELP」はジャケット写真を見て間違いないと確信。

あなたは、ソウル野郎の資格を十分に持っておられます(笑)。
このジャケの雰囲気こそ、歌えるグループものの真髄ですな。

それでいくと、デルズのはスタイリスティックスにも同じような感じのジャケがありましたが、
当時の”ニュー・ソウル”のイメージがありますね。

>あの素敵なジャケットの盤がCDでストレート・リイシューされたような覚えがないのだが・・・。

そうですね、インディペンデンツのファーストはそうかもしれません。
ジャケを流用しているといえば、「Golden Classics」というCDがありますが、これはコンピですから。

女1男3 (ハリー)
2016-12-21 18:29:57
taparaさん

モニターズの1stもインディペンデンツ2ndと同編成。
楽しそうないいジャケットですよね。

デルズ、裏ジャケではメンバーが笑っているのですが
少々重い雰囲気とメンバーのファッションが「ニュー・ソウル」と言われた時期のアルバム群のジャケットと似たような雰囲気です。

インディペンデンツの1st、CDでストレート・リイシューされたらジャケ目当てに買うかもしれません。(笑)

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