風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

さまよいネーズ

2005年10月28日 | 食べもの帳
7月16日、巴川灯ろう祭りの夜、偶然、従姉妹たちに会ってから、
ずっと探していたものが見つかりました。
地元の食品会社SSKフーズのマヨネーズです。



あの晩、居酒屋で串揚げをオーダーし、一緒に出てきた野菜に添えてあるマヨネーズから話は展開したのです。
従姉妹たちは私より年上で、3人とも50代。

「マヨネーズってさ、昔、SSKを使ってないっけ?」と一人が言うと、
「そうそう、SSKはおいしいっけね」ともう一人。
「いろいろあるけんさぁ、やっぱりマヨネーズはSSKが一番おいしいよね」と、
さらに一人がプッシュし、私を除く3人ともがうなづきあいました。

そして、間があり、
「だけんさぁ、最近、見かけないよね」
「あっ、そうだねぇ、もうないだかねぇ」
「……」
と、疑問を残したまま、次の話題へ移りました。

SSKフーズの「SSK」は清水食品株式会社の頭文字からつけられ、
地元清水に根ざしたメーカーの一つです。

そういえば、我が家でもSSKを使っていたような覚えがあります。
あるとき、A社のマヨネーズの絞り口が星型になってから、そちらに変わり、
そして、いつの間にかQ社だけを使うようになりました。

従姉妹たちがそれほどまでに「おいしい」というマヨネーズ。
どうしても試してみたいと思い、灯ろう祭りの翌日から、私は区内区外、
あちこちのスーパーや個人商店を探したものの見つかりませんでした。
そろそろ、使用中のマヨネーズがなくなるころとなり、一昨日、メーカーへ問い合わせました。
教えていただいた場所を地図で確認すると、灯台下暗し。
うちの近くにありました。



この場所にSSKがあることを知りながら、小売はしてもらえないと思い込んでいたので、
通り過ぎていました。
従姉妹たちに配る分も含めて、500g入りを5本を買ってきました。
2.5kgを手に提げながら、ついついまた路地裏をさまよいつつ、散歩もしてきました。

コメント (10)