まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

みのり橋 見納めか

2016-11-26 00:10:57 | 川・橋・船
1ヶ月ほど前に兄からメールが入った。みのり橋がなくなるよ、と。
ええっ!!あのみのり橋が!?
なんでも、みのり橋がその敷地内にある奈良県農業研究開発センター(元・農業試験場)はすでに
移転していて、跡地は県立医大のキャンパスになるらしい。
もう一度よく見ておきたいと、実家へ帰ったときに兄に連れて行ってもらった。

現地に行ってみると、もぬけのから。。。いや、一部はまだ使っているようだったが、広大な敷地に
人の気配はなくガラーンとして、寂しいことこの上ない。。。
しかし里道が通っているとみえ、門は完全に閉め切られていなかったので、敷地内を通り抜けて
みのり橋の方へ行く。

おぉ~~!およそ6年ぶりに見るみのり橋はあいかわらずインパクト大!


斜張橋ふうの形だがコンクリート造で洗い出し仕上げ。
木造建築の意匠をコンクリートで表現した和製モダニズムに通じるものがある。
しかしこの形は和風なのか、いや洋風か!?う~ん、独創的!!


下を流れるさくら川に対して斜めに架かっているためか左右の欄干がずれているのも面白い。


「昭和九年八月架設」。これはかなり貴重な土木遺産だと思うのだが、ネットで検索しても
あまり出てこない。ほとんど知られていないのではないだろうか。


親柱(?)の上には照明器具が載っていたらしき痕跡がある。ここに光が灯ったら・・・素敵だろうな!


柱の外側に「みの利ばし」のプレート。さくら川の川面から橋を見上げる船が通っていたのだろうか?


どこから見ても魅力的なみのり橋。兄によると、ここは大学へのメインストリートとなるらしく
みのり橋は確実に撤去されることになる。


あの辺は掘れば必ず遺跡が出るだろうから建物が建つのはまだまだ先だろうが、周辺から手を入れて
行くかもしれないので、みのり橋はもうこれで見納めかも・・・
秋晴れの黄昏時、いちばん美しいときに見れてよかった。


川べりの桜が満開になる季節まで残っていたら、もう一度見に来たいなぁ。

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