まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

秋田の建築めぐり5 教会2つ

2017-10-19 22:29:45 | 建物・まちなみ
秋田の建築めぐりの続き。

高砂堂から住宅街の中を北へ進み日本聖公会秋田聖救主教会にやって来た。
この付近のエリアは武家屋敷だったのか、広いお屋敷が多いな。




ここは舟板か水車の材かを転用した板塀が粋だなぁ。


青空に映える白亜の教会。1930(昭和5)年に建てられた聖堂がほぼそのままの形で今も使われている。


尖塔アーチのモチーフがいろんなところに使われている。


中へ入ってみよう。教会は誰にでも開かれている。


外観とは違って内部は木材が多用され、プロテスタント教会らしい簡素な美しさがあるな。


ステンドグラスもシンプルなラティス状。


丸窓には色つきのかわいい花形のステンドグラスが嵌っていた。




教会のはす向かいのこのお屋敷はかなり大きいなぁ!!


奥にはタイル貼りの洋館もあるようだった。


さっきお堀の向こうに見えて気になっていた建物を見に行くと、カトリック教会だった。


正面から見ると三角屋根の家形の建物に見えるが、実際は中央部が段々に前に張り出していて
なかなか凝った建物だ。定礎プレートには1962とあった。
部分的にあの「道化の館」に似ているな!?(笑)

十字のドアを開けて中へ入ってみると、あまり奥行は深くなくシンプルな空間ながらも光の入り方が
印象的で、やはり静謐で神聖な祈りの場だった。信者の方が一人静かに座っておられたので、内部の写真は撮らず
立ち去る。

脇に建つ信徒会館の建物もファサードのレンガ使いがカッコイイ!




お昼ごはんを食べようとうろうろするが、なかなか手頃なところが見つからないな。。。
ここは喫茶店のようだがやっていなかった。


昨日見ていた川沿いのカフェに行ってみることに。
ここは「那波家の水汲み場」という場所らしい。江戸時代から明治にかけて飲用には旭川の水が使われ、
沿岸の各町に共用の水汲み場があったが、今残るのはここのみだとか。


水汲み場の一角は緑が残され、そこだけ当時の光景を彷彿とさせるようだ。
その木立に面して窓がとられた気持ちいいカフェで、ランチを食べようと思ったら、数量限定のため
もうなくなったと・・・え~~っ、そうなの~~?仕方ないので、ドーナツだけ・・・


駅のほうへ戻りしな、新しい県立美術館の隣のにぎわい交流館というところに、ふと思いついて上ってみた。
さっきの旧県立美術館が見えるかな!?・・・なんとか見えた!

今あらためてネットで検索してみたところ、旧秋田県立美術館は1966(昭和41)年に竣工。
藤田嗣治の大壁画「秋田の行事」を展示することを目的として作られたらしく、彼の作品のコレクターであり
美術館の創設者である平野政吉が、藤田嗣治本人の指示を聞き、屋根の形や丸窓を設計に取り入れたとか。
2013年に閉館となり新美術館に移ったが、こちらの建物もまた文化活動施設として再オープンする
計画があるらしい。とりあえず壊されないようなのでよかった!

続く。
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