劇団ぷにぷにパイレーツ座長日記

劇団ぷにぷにパイレーツ座長・石崎一気が、演劇、パントマイム、音楽等、舞台芸術の情報を、毎日発信!

難しい脚本

2017-11-08 07:11:41 | 演劇
来年1月8日に開催する第36回公演「ぷにぷに!1/2成人式」に向けた稽古の中で、気付いたことがあります。
僕の書く作品は、上演が本当に難しいんですね。

演技そのものも難しいのですが、それ以上に、脚本を読み取ることが本当に難しいようです。
僕は、脚本を書くとき、可能な限り無駄を排除します。
本来なら書いておくべきことをあえて書かず、演技で補うようにすることもしばしばです。
ですから、セリフを額面通り受け取るだけでは、脚本の真の面白さは理解できないんです。

また、セリフ自体も相当難しいと思います。
僕は、韻律が整えたり、母音を揃えたり、音の響きをすごく重視しています。
倒置法を多用しますし、尻切れになっているセリフも少なくありません。
そして、なんといっても、リフレインが多い!
詩のように、何度も何度も同じフレーズが繰り返されます。
例えば、8月に上演した「巻貝」では、劇の冒頭とラストで、まったく同じ長セリフを言います。
言葉は同じでも、観客には全然違った内容に聞こえるように工夫してあるのです。
(ラストのセリフで、冒頭のセリフの本当の意味が分かり、涙がこぼれるように作ってみました)
僕の書くセリフは、意味を把握するのが難しく、さらに音楽のように語るのも難しいのです。

そんな大変な脚本に、現在、2人の女優が挑戦中です。
脂汗を垂らしながら四苦八苦していますが、この経験は、必ず役に立つはずです。
頑張って、立ち向かって頂きましょう!
ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« IT | トップ | 要らない本 »
最近の画像もっと見る

演劇」カテゴリの最新記事