劇団ぷにぷにパイレーツ座長日記

劇団ぷにぷにパイレーツ座長・石崎一気が、演劇、パントマイム、音楽等、舞台芸術の情報を、毎日発信!

芸術家気質

2016-10-29 08:25:23 | 演劇
当たり前のことですが、クラシックのピアニストには、芸術家気質の人が多いようです。
ミケランジェリは、演奏前にピアノのキーの深さをちゃんと測って、少しでもぱらつきがあるとコンサートをキャンセルしたそうです。
また、レコーディングの際に「飾られた花が湿気をもたらす」と主張し、撤去させたこともあるんですって!
現在、最高峰のピアニストの一人・ツィメルマンは、自宅に録音スタジオを作り、最高の状態だと感じた時に録音するそうです。
しかし、録音はするものの、テープばかりどんどんたまっていき、なかなかCDは発売されません。
人気やキャリアからは考えられないほど、リリース数が少ないんです。

こうした話を聞くと、変わり者の偏屈な人という感じがしますが、僕にも似たようなところがありますね。
その傾向が、年々酷くなっているように思います。
以前だったら発表していたであろう脚本を、最近、次々に没にしています。
また、一本の脚本を完成させる時間が、どんどん長くなっています。
直しても直しても物足りず、公演準備の期限が来ないと決定稿にすることができないんです。
脚本を書くのは、シシュフォスの神話のようで、苦しくて辛い!
だからこそ、やりがいがあるのですが…。

どのみち、僕の公演は大勢のお客様がいらっしゃるわけでもなければ、大きな黒字が出るわけでもありません。
だったら、せめて、自分が満足する作品を仕上げたいもの!
今後は、さらに芸術家気質を全開にして、こだわりの作品を上演していきたいと思っています。
ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 共著 | トップ | 沈黙 »
最近の画像もっと見る

演劇」カテゴリの最新記事