明日は明日の風が吹く

60にしておひとりさまに。
これからの人生、どうしよう。まぁナントカなるよね。

母の不満

2017-06-13 | 母との確執

先日の母宅訪問時。

たまたまお金の話になり、数年前のことを母が言い出した。

「〇〇(弟)が私の貯金全部、ネットの銀行に移してしもた(怒)」

「あぁその話は聞いてるよ。今は金利がないみたいなもんやから。
 ネット銀行の方が利率いいんよ」

「いつも行くとニコニコ迎えてくれて、こちらへどうぞ~て言うてくれる職員さんやねん。
 そのひとに(弟が)『全部解約します』て。満期来てないのも全部おろしたんよ。
 どうされるんですか、て聞かれて、『隣(の銀行)へ持って行きます』、て。
 申し訳のうて顔見られへんかったわ」

「そっか~。まぁ情が移ってるから辛いなぁ。。。ネットの銀行に移すことは
 〇〇が勝手にやったんとちゃうよね。ちゃんとわかったから、納得して任せたんよね?」

「うん、それはそうやけどな」

「納得したような気がしただけで実はようわからん?」

「いや、そんなことはないけど」

「何が気に入らんの?」

「いや、何も」

「もしかして、勝手に使い込まれるかと心配してる?」

「いやいや、それはないやろ。信用してるし」

「ほな、いいやん。ちゃんとお母さんの名前で口座作ってあるから」

「せやけど・・・ネットなんて私はよう使わんし」



ああそうか。
自分のお金なのに、自分の手の届かないところへ持って行かれて、
出来ることがまたひとつなくなってしまった、と感じているのだろう。
取られた(盗られた)と感じているかもしれない。

マメな母は何本かある定期預金の満期日をチェックして、
満期になったらあっち(といっても、ゆうちょ銀)に預けようか、
それとも元金に少し足してまたこっちに預けようか・・・
などと思案するのが楽しみで、日々の暮らしのハリに感じていたのだ。
結局、母が自由にできるのは普通預金だけになってしまった。

そのことが寂しく、無力に感じるのだろう。

私としては弟が管理してくれる方が安心、振り込め詐欺にも遭わずに済むし、
と思うが、
まだまだ現役(のつもり)の母にはプライドが許さないことかもしれない。
弟はもっと何べんも説明して、時間をかけて説得をすればよかったのかな。


「〇〇には言わんといて」

としっかり釘を刺されたが、どうしたものかと思案中。





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8 コメント

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分かります。 (みどり)
2017-06-13 14:38:28
お母さまの気持ち、分かります。
老後の楽しみの一つは預金通帳を見ることだったのが、自分の手の届かないところに移ってしまったのですね。
定期の一つくらい地元の銀行に残しておけば良かったですね。
私は尼信に年金の振り込みをしてもらうようにして、そうすると限度額はありますが利率の良い定期もでき、誕生月にいろいろ貰えるというメリットもあります。
たとえパソコン操作ができても、すべてネットというのはやはり寂しいかも・・・。

そうですね (pukariko)
2017-06-13 16:20:15
>みどりさん
母は母なりに知恵を絞ってやりくりしているつもりだったのに
否定されたような気持ちがしたのでしょう。
それと、なじみの行員さんに申し訳ない気持ち。

頭で理解していても気持ちがついていきませんよね。

普通預金の残高がいくらあるのかわかりませんが、
ある程度貯まってきたら、定期にしてあげようかな。
原点 (デ某)
2017-06-13 23:36:21
状況は異なりますが、我が家の例を少し・・・。

母は通帳が見つからないと、
「泥棒に盗られた」と警察に届けては更新していました。
自分で通帳を方々に移し、しまい先を忘れていただけですが・・・。
警察、銀行の勧めもあり、通帳は総て銀行の貸金庫に移しました。

が、やがて貸金庫の鍵をしばしば「泥棒に盗られた」と言いだし
貸金庫の名義を姉に替え、鍵も姉が保管することにしました。
毎月、私と姉が帰省するたびに、
ひと月では使い切れない現金を出しておくことで暫く落着きました。
それも数か月、やがて「通帳を返せ。通帳はワシのものだ」と・・・。
銀行に同行し通帳(残高)を確認すればおさまりますが、面倒なことです。

昨年、母がグループホームに入ってからは
施設長さんに一定額を預け、「小遣い帳」に記し現金を出して貰います。
帰省の都度、それを補充するのですが、使うのはひと月に数千円です。
要するに、根源には「もの盗られ妄想」と「もの忘れ」があります。
しかし周りの者はそのたびにふりまわされますね。

この種のオハナシが、pukarikoさんと私の原点?でしたねぇ。
母もそのうち・・・ (pukariko)
2017-06-13 23:37:59
>デ某さん

結局はお金への執着でしょうか。
母は「墓場まで持って行けるものじゃなし」と、
みんなが集まった時などは実に気前よく使ってくれるのですが、
昔、父が心臓病で手術して休職、収入がなかった時期もあり、
人一倍自分はお金で苦労したと思っています。
今は抑えていても、ボケ始めたら・・・
「あの時に盗られた。返せ~!」となるかもしれません。
今のうちに再度、よ~く説明しておいたほうがいいかしら。
でも、それもきっと忘れてしまい、
あの時の窓口で感じた思いのほうが記憶に焼き付いて残ってますよね^^;
母の不満 (花を見る花子)
2017-06-14 07:57:02
考えました。

自分も行く道

嫁が銀行に勤めていますが、

子供が親を連れて銀行に定期貯金を解約に来ると

銀行としてはなにもいえないと

子供達もいろいろ考えがあると思いますが、親は親の考えがあるのですから

難しい (pukariko)
2017-06-14 10:32:53
>花を見る花子さん

こんにちは。
同意の上でのこととはいえ、
親はどこまで理解しているか、納得しているか、
見定めるのは難しいですね。
子も、どれだけ親の気持ちがわかっているか。
結果オーライでも、感情的にしこりが残ると後々まで・・・。

時期が来たら手放す。お金もモノも。
断捨離然り。
そんな覚悟が必要かもしれません。
なるほどねえ (hirorin)
2017-06-14 20:07:46
うちの母は、もうボケちゃってるから弟が管理してくれてるけど。
やっぱり、銀行行ったりして色々するのが生きがいというかファイトになるのかもしれませんね。
モチベって感じでしょうか?
うちの母もマメに銀行やゆうちょに行ってましたから。

母は、節約大すきで私のお金の使い方にいつも文句言うてましたが、結局そのお金も使わずボケちゃったし。
でもそのお金と弟のサポートがあるから、優雅なところにいられるんだし。

ああ~悩ましいところですねえ。
うちの母も (pukariko)
2017-06-14 21:45:46
>hirorinさん
こんばんは。
あの世代は節約が美徳というか、モノのない時代をくぐり抜けてますから
うちの母もものすごい節約家です。
シャワーが温水になるまでの水もちゃんと取っておいたり、
お米のとぎ汁をプランターの水やりに使ったり。
子どもの頃はお風呂も間髪入れずにみんな続けて入らないと怒られました^^;
今はもう年金もじゅうぶんにもらって何も不自由ないのですが、
節約精神は変わらず。
自分でも言ってますわ、
「もう節約せんでもいいのに、お肉ももっと高いのを買ったらいいのにな~」
でも自分の節約のおかげで、今こうしていられると思ってますよ。
その節約の賜物である貯金には、そりゃものすごい思い入れがあるでしょうね。
88でもまだ 「老後のために用意しとかな」って言ってますよ。
「明日、寝たきりになって100まで生きてもじゅうぶんあるから大丈夫」
って言ってるんですけどね~。

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