エミール・ガボリオ ライブラリ

名探偵ルコックを生んだ19世紀フランスの作家ガボリオの(主に)未邦訳作品をフランス語から翻訳。

「ファイルナンバー113:ルコックの恋」発売

2017-08-15 12:25:53 | 「ファイルナンバー1...

最終章でルコックが何故この事件に関わることになったのか、が明かされるところから、この副題を付けました。フランス語からの完訳。 電子書籍としてアマゾンから発売。

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Le Dossier 113

2016-10-08 09:46:15 | 「ファイルナンバー1...
エミール・ガボリオ、1867年の作品。
Dossierは「書類」の意味なので、「書類番号113」ということになります。
これを無味乾燥なタイトルと取るか、洒落ている、と取るか。
元来あまりタイトルに凝る人ではないようですが。

未邦訳の作品、というのが建前でしたが、これは1929年に田中早苗(男性)によって翻訳が出版されています。どうしようか、と迷いましたが、田中氏の翻訳は原文の第一章を丸々カットするなど、大胆な削除がなされ、あらすじ、とまでは言いませんが、要するに抄訳です。ひょっとしたら英語からの重訳の可能性もあり。
ということで、本邦初訳ではありませんが、やってみることにしました。
今のところ仮題として「ファイルナンバー113」としておきます。
再びルコックが登場します。
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