もふもふランド♪

たくさんのわんこと もふもふしてます。
    by ぷーどる♂ & ぷーどる♀

かしこ捕獲作戦

2013-05-19 10:54:30 | ねこ
昨日の夕方いつものようにジョイを散歩に連れ出し、近所の服屋さんの前を通りかかると、
「これもうアカンなぁ。」とそこの兄ちゃんが声をかけてきたので、
「何がもうアカンの?」と指さす方を見てみると。
なんとそこには、例のかしこ(↓)の姿が。
http://blog.goo.ne.jp/pudo-ru/e/c38b306a7bd4207452a241afcfe3d52c
しかも、丸くなってうずくまったまま全く動かない!
これはもう本当にやばいのではないか?
このままここで死んでしまうのではないか?
そう思うといてもたってもおれず、、ジョイの散歩も早々に済ませ、ケージを担いで再びその場所へ。
幸いまだそこでうずくまっていたので、両脇からそっと抱えてケージに入れようとしたのですが、
「スルリ!」
体をくねらせ手から逃げると、すぐ横にある路地の扉の裏側へ!

そこで帰宅し、このことを奥さんに話し、相談。、
そんなに弱っているのなら、雨でも降ればもしかしたら死んでしまうかも?
(予報では翌日から天気は下り坂)
だから、できたらうちの家で暖かくして見送ってやりたい。
そういうこととなり、夜間外出の予定(月に一度のバイクの集まり)を返上し本気で捕獲することにしました。

実は、私はあの時以来ほぼ毎晩缶詰を与え続けており、そのうち親密になって捕獲するつもりでいたのです。
幸いなことに最近では夜ずいぶん慣れてきた様子なのでタイミング的にももういけるころではないかな?
そういうわけで、夜いつもの時間いケージを担いで表に出てみると、
「うなぁ~♪」
私の姿を見つけると声をあげながら嬉しそうにすり寄ってくるではないですか。
とはいえ、まだ抱きかかえれるほどにはなっていないので、自分からケージに入り込むようにと、
えさの入った器をまずは手元に置き、それを食べたらケージの前、そして次はケージの中、そしてケージの奥、
とそのように段階的にえさの場所を変え、自分でケージの奥に入り込むように仕向けました。

すると…

その作戦は見事に成功し、数分後奥まで入り込んだところを、扉を閉じて無事捕獲成功!
ヽ(^∀^)ノ

だったのですが…

「ああああ!」

なんということか、ケージを持ち上げて移動しようとした瞬間扉が少し開きそこから脱走!
なんでや~?!
しっかりと確認しながらロックしたはずなのに、なぜか上下二つあるロックの上側が緩んでいた!
焦らずに、もう一度確認すれば!
焦らず奥さんが来るのを待って移動させれば!
でも悔やんでももう後の祭り。
弱っているとはいえ頭の良いかしこは、その後ケージをすごく警戒し、
手元ではご飯を食べるものの、ケージにはいることはもちろん、以前のように頭や体を触らすこともさせなくなってしまいまいました。
(その間、寄ってきていた他の野良猫は自分からケージに入るというおばかぶりを見せてくれていました。)

そういうわけで、昨晩の捕獲作戦は失敗。
おまけにせっかく築いた信頼関係をも崩してしまった恐れも…
だから今晩からまた地道にエサやりを繰り返し、再び警戒心を解くようにとはげみます。
(夕方見た時よりも、夜の方が元気そうだったので、時間はまだ少しありそうな気も…)

とはいうものの、自分のミスでせかっくの成功をパーにしてしまった私はその後かなり落ちこみ、
帰宅してもず~っと、「しおしおのぱー」。
そんな時娘が、こう言ってくれました。

「捕まらければそれはそれまで。でもこれからも毎晩ご飯は食べることができるねんから。」

そうなんですよね。
たしかにその通り。
あの子をがつらい目にあわないように捕獲して保護したい、そういう思いで動き始めたのに、
気がつけば、「捕獲」そのものが目的になっていた気がします。

実は今回の件については最初からずっと次のようなことで悩んでいたのです。

嫌がるあの子を無理やり捕まえ閉じ込めるのと、今のまま自由に過ごさせるのと、
食べるものと寝床を用意するとはいえ、どちらがあの子にとって本当に幸せなのか…

そこを考えるといつもブレブレになってしまっていましたが、
娘の一言で、ややそのブレ幅がましになった気がしました。

だからとりあえずは、また毎晩会って仲良くなろうと思います。



耳のあたりの怪我がひどく、化膿もまたひどくなっておりました。


だからフードはなるべく栄養のあるものと、獣医さんから分けてもらった栄養満点の療養食。

これは美味しいと評判なだけあり、かしこも一缶ぺろりと平らげます。

いいにおいがするのか、ギャラリー(ほかの野良猫)たちもたくさん寄ってきて、
気が付くと、私は猫に取り囲まれております。


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