Life is Sweet.....

Days with Pudgy & Ooloo Bonzo

一難去ってまた一難。

2017年10月07日 | Weblog

術後の経過もよさそうで安心していましたが・・・

10月2日に私の母のマンションに行った帰りに、マンションの外でバギーに乗っていたとき、突然ウ〜ル〜が身体をひねってバタバタし出しました。眼を見ると左右に眼振が見られました。慌てて、クルマに乗って病院に駆けつけました。

その後、クルマの中でママがしっかり抑えていましたが、少し落ち着きました。到着後、検査をしてその結果、血液検査では特に異常なく、脳腫瘍に多い縦方向の眼振や回転するような症状もないので、先生の診断では恐らく「突発性前庭疾患」ではないかとのことでした。

前庭疾患とは、耳の奥にある内耳神経の一部である前庭神経に異常が起きて発症するようで、平衡感覚をつかさどる神経なので、異常が起きると体のバランスを保てなくなくなり倒れたり立てなくなります。ちょうど眼が廻りふらふらしているような状態のようです。原因不明な突発性前庭疾患は老齢犬に多くみられるようですが、脳腫瘍など重篤な場合もあるようです。ウ〜ル〜の場合は左右に眼振がみられましたが、縦の眼振の場合は脳に関わることが多いとのことでした。

ヘタな絵ですが、こんな感じで耳の奥の三半規管付近に前庭という箇所があるようです。


その後落ち着いて、10月3日・4日と発作はなくゆっくりですがお散歩も再開、近所のお友達の鯉さんにもご挨拶・・・

ところが、5日にお腹の手術後の経過検査で川崎の高度医療センターに行っている最中、検査後発作が連発しました。帰りのクルマの中では徐々に落ち着いてきました。帰宅してからもややふらつきがひどく、食欲はあるのですが、めまいのなごりでうまくフードが食べられませんでした。

そっと寝かせておき、数時間してそばに行って、ご飯たべたいのにね・・・といったらムクッと起き上がりしっかりご飯を食べました。その後は落ち着いています。

時間がかかりますが、徐々に回復に向かうらしいのですが、なかなか治らず頻発するようであれば、神経機能の検査とMRで腫瘍などの有無を確認する必要があるようです。フレンチブルドッグは脳腫瘍が多く、周囲でも多いので心配です。

発作は飼い主をビックリさせますね。

おりしも10月5日はパッジーの誕生日。生きていたら16歳。

まだまだ呼ばないでおくれよ・・・

内臓の術後の経過の検査も順調なのでどうか単なる加齢の疾患であることを祈ります・・

この子にどんな後遺症が出ようがしっかり面倒みますよーっ。

 

パッジーが亡くなった時に小学校に入ったyuipooももう3年生になりました。先週は張り切って運動会を楽しんでいました。

この週末はRyutaの運動会ですがチョット行けませんね。ゴメンね。 

—— 10/02/2017年  通院メモ (Hanapecha 動物病院)   ————————————————

夕方、外出中にバギーの中で発作。突如パニック状態に暴れだし、眼が左右に動く眼振が発生。抱きしめて抑えてすぐにとりあえず止むがバランスを失って立てない。幸いクルマの横だったので 急きょ、かかりつけ医師(Hanapecha 動物病院)に直行。その後車中では再発しなかったが、病院で血液検査後にまた発作。バランスを失って立てない

取り急ぎ、先生が各箇所診断、合わせて内蔵の検査を行う。その結果とりたてて急を要すような数値の問題もなく、尿毒症の危惧もない。ビリルビンの数値も大きな問題なく先日来の胆のう・肝臓の問題が要因とは思われない。

血液ガスの検査をしたが、数値も問題なく低酸素などの肺機能なども問題のない数値だった。高脂血症などもない。CRP(炎症性タンパク)は1.8mg/dlとやや高いがこれはこの問題で上昇したかも知れない。 外耳炎などに起因すること三半規管のトラブルもなさそう。耳はキレイ。前庭機能が狂う、突発性の前庭疾患ではないだろうか?これにより、斜頸、眼振がおこったりバランスが取れず倒れたりする。

小脳に問題があるとなる場合もある。脳梗塞だったら顕著な麻痺や血圧の上昇がみられることが多く血圧も上140下110と大きな問題ないので脳梗塞ではなさそう。小脳に腫瘍ができるのも余り多くない。脳に腫瘍などがあった場合、多くはもっと意識が飛んでしまったり震えたり左に旋回したりする。

手術は体内の神経なども触れたりするのでその影響でてんかん等、術後 一時的に問題が生じることもある。(特に心臓手術など)小脳の問題だと発作がもっとでたり熱が出ることが多い。

MRIを撮って見ることが原因の特定には有効な手段だが、麻酔の必要もあるし、さほど緊急にすることでもなさそう。

通常特発性のものだとステロイドや抗生剤の投与となるが、それはすでに術後継続中なので、いま更に投薬する必要はない。一過性で消えてしまうものもある。もちろん可能性はないと言い切れないが、先生のサッとみた所見だと脳腫瘍など重篤な問題ではないと思う。

食事、水分摂取など 生活は従来通りで もし発作が起きたら 抱いてあげて平衡を保つようにしてあげる。当面注意して嘔吐など変化があればいつでも連絡ください。その後、家に帰って落ち着いているが 歩行が安定しないで、足の位置、運びがいつものように安定していない。翌日(10/3)夕方に散歩。やや左足の運びがあんていしていないものの散歩で身体を動かしたせいかやや改善しているように見える。

10/3 JARMec 日本動物高度医療センター 室医師 電話確認

突発性の前庭疾患だとすると、原因不明で高齢の犬に生じることもある。無治療で症状が改善することもあり、治療とすればステロイド投与だが、今は肝臓の改善のためにステロイドが投与されているので特に今すぐやるべきことはないと思われるとのこと。昨日の検査数値ももって明後日検査。 

 ——10/05/2017年 通院メモ(JARMec 日本動物高度医療センター)   ————————————————

若林医師 体重8.5kg 検査のために通院。そこで検査採血後、発作連発。 

若林先生の診断。

眼振が横揺れ、平衡感覚を失う突発性前庭疾患の可能性が高い。外耳炎などから炎症が内耳を通って鼓膜が破れ内部に菌が繁殖することで生じることもあるがウ~ル~の耳はその可能性低い。耳からだと斜頸や耳を掻くなどの行為が見られる。やはり三半規管の隣の前庭の疾患が疑われる。高齢犬に見られるがその場合の原因は不明。前庭疾患は直接命取りにな病気でなく時間がかかるが治ることもある。発作が繰り返されるようなら今後、MRで脳内の検査が必要。フレンチブルドッグは脳腫瘍が多い。縦方向の眼振と横方向の眼震があるが、縦の方が脳寄りの問題で深刻な場合多い。ウ~ル~は横方向の眼振。

手術との関連はないとも言い切れないが関連付けできない。よろめくのでぶつけたり転んだりケガに注意。水飲みも多く入れておぼれないように。 

悪化するようならかかりつけ医を通してまた予約して神経医に見せてMRと合わせ診断。

内臓の検査結果。

ビリルビンの数値は0.8 mg/dl  (抜糸時1.3 手術直前2.8  )下がっていて良好。肝臓障害数値 AST 234→213→178→131→138  (IU/l)     ALT  000以上 →899→733→792→800   (IU/l)    ALP 3500以上→3500以上 →3500以上(6020) →3500以上(9296)→11341  これは前回同様でステロイドの影響  (IU/l)    

炎症性タンパク CRPも0.72mg/dl で問題なし。

肝臓の機能も総コレステロール 222mg/dl    アルブミン 3.2 mg/dl   で良好。 

上記の通り肝臓の数値は改善傾向で肝機能も維持できているので、ステロイド投与を25%減らしていく。胆のう炎のための抗生剤で現在投与しているフラジールは希に副作用としてふらついたりする小脳への影響もあるのでこれは中止。もう一種の抗生剤は同量継続。

体重減は増やすように食事質量をコントロール。 次回診察 10月19日  14:00 


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