左回りのラストダンス

徒然なるままの詩の創作

「敗北者」と「愚か者」

2013-05-14 16:49:12 | 
敗北に力が無いのだとしても
それでも せめて 何かを掴むフリでもしなければ
そこから立ち上がることすら出来ないのだから
負け犬の遠吠えだろうとも
愚か者は敗北に意味を見出すのです
いいえ 見出す他ないのです
でなければ 負けて突っ伏したまま死を待つしかないのだから

Old Parr

2013-03-28 19:07:35 | 
若さとはそれだけで罪だと老人は言う
青年はいつも小さな反抗と小さな革命を繰り返す
その意気、その覇気、その焦りとその驕り
しかし、老人はその罪が羨ましくもあると言う
それがかつて自らも犯してきた罪だというのに

Johnnie Walker

2013-03-04 16:39:00 | 
デジタルになんてされたくない
アナクロでもいい
アナログでいたいんだ

mojito

2012-11-01 19:21:37 | 
例えば愛が不滅なら
例えば努力が必ず報われるのなら
きっと世界は素晴らしいんだろう
だけど そんな世界は退屈なだけだろう
慰めにもならない言葉より この酒飲めば思い出す
そんな世界が好きなんだ

Fuzzy navel

2012-10-31 19:10:58 | 愛・恋・慕・情/詩集
気ままに行こう
所詮は一世限りのことなんだ
熱情も恋慕もない
甘い香りの中だけの恋
桃色でオレンジ色だけの猫のように・・・