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Fujitsu LIFEBOOK P772/Eは32Bit環境が最適

2017年03月25日 16時07分36秒 | Fujitsu LIFEBOOK P772/E
更新:2017年03月24日
 執筆開始
 OS管理外メモリの有効活用追記
 軽めの3Dオンラインゲームも設定次第でプレイ可能追記


Fujitsu LIFEBOOK P772/Eは32Bit環境に強い?

 中古ショップで保護してきた第三世代Core i5搭載12.1インチノートPCのFujitsu LIFEBOOK P772/Eですが32Bit環境で使うとかなり快適なのがわかり、私の使うソフトやゲームは総て32Bit環境で使用できることもあり本機ではWindows7 StarterとRemixOS 3.0.207のデュアルブートの環境を構築して使い始めました。


Fujitsu LIFEBOOK P772/E

Windows7 Starter
 ネットブック用などに軽量なWindows7として発表されたエディションで、メインメモリ2GBまでしか認識しない事を除けば使われない余計な機能がほとんどない動作の軽いOSです。本機では同容量メモリモジュールを2枚で搭載すると最もパフォーマンスが良くなることもあり、通常ですと1GBのDDR3-1600(PC3-12800)を2枚搭載しますが、本機はメインメモリ中にグラフィックスメモリをメモリの後方から確保するようです。どう言う事かというと2GBだけメモリを載せるとメインメモリからソフトの実行用とグラフィックス表示用の2つがメモリを使うことになりメモリ空間が狭くなります。そこでグラフィックスメモリがOSの認識する2GB以外の場所から占有できるように2GBのメモリを2枚、合計4GBのメモリを搭載するとOSとソフトの使うメモリは2GBそのまま、グラフィックスメモリが2GB弱まで占有してもOSの領域に侵食しないという計算になります。(注意:機種によってはOS管理のメモリにグラフィックス用メモリを割り当てる製品も存在します)

メモリ2GBの場合
─ OS・プログラム ── グラフィックス ──
グラフィックス用メモリに占有されOSとプログラムの使うメモリ空間が少ない

メモリ4GB以上の場合
─ OS・プログラム ── 未使用 ── グラフィックス ─
OSとプログラム用のメモリ空間が最大限利用できグラフィックス用のメモリにも余裕がある

 またストレージの占有量も少なく済みます。アプリケーションやデータを他のパーティションへインストールするなら、Windows7 Starterは20GB程度のストレージスペースしか占有しません。

 Windows7 StarterはWindows7 ProfessionalのインストールDVDから作成できます。作成方法はネットで検索すると簡単に見つかり、手間も少なく作成することができます。お勧めはインストールUSBメモリを作ることです。

OS管理外メモリの有効活用(RAMDISKを使った高速化)
 Windows7 StarterはOS管理メモリサイズを2GBしか認識しません。そしてそれよりも大きなサイズのメモリを搭載する機種では認識しない分のメモリが無駄になります。そこでこの認識されないメモリをRAMDISKとして活用します。

RAMDA で OS 管理外のメモリ領域を RAM ディスクとして活用
http://jutememo.blogspot.jp/2015/03/ramda-os-ram.html


 今回上のページにある記事を参考に「RAMDA」というRAMDISKユーティリティを使用しました。
あらかじめ本機に8GBのメモリを搭載し、RAMDAをダウンロード。コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行してRAMDISKを設定します。

bcdedit /set pae forceenable

上の青字のコマンドを実行しておかないと正常に管理外メモリにRAMDISKが作られません。

RAMDAの設定画面を開き

Windows7 Starterだと上のような警告が・・・でも無視してかまいません。


高度な設定タブを開きメモリの確保の仕方を「OS管理外メモリ」に設定します。


RAMDISK基本設定で今回は「Z:」ドライブにストレージ扱いの4GBの容量を確保しました。

 ここまで設定できたら一度PCを再起動して再度RAMDAの設定画面を開きます。作成したRAMDISKの使い道としてIEのキャッシュやWindowsのTEMPフォルダをRAMDISKに設定します。

WindowsのテンポラリフォルダをRAMDISKに設定します。


IEのキャッシュをRAMDISKに設定します。

 上記設定によりブラウザを良く使う場合のストレージアクセスを減らせるのと、WEBページ表示速度を高速化できます。これらの設定はHDDを搭載したPCの場合特に効果が期待できます。

 デメリットとしては作成したRAMDISKのサイズに比例して起動やシャットダウン時に時間がかかります。これはRAMDISKの内容をシャットダウン時にファイルへバックアップし、起動時にRAMDISKを設定後ファイルからリストアして復元しているからです。SSDだとさほど気になりませんがHDDだと多少遅く感じるかもしれません。ですがRAMDISKの恩恵からすれば些細な問題だと感じます。

軽めの3Dオンラインゲームも設定次第でプレイ可能(PSO2など)
 PSO2を試しにインストールしてプレイしてみました。結果から言いますと設定を「軽め」に設定してやればプレイは普通にできます。

Intel HD Graphics設定:
 3D パフォーマンス
 電源 最大パフォーマンス

PSO2設定:
 1、全画面表示(1280×720ピクセル相当)
 2、描画フレーム数 30fps
 3、テクスチャ、シェーダー共に「通常」設定
 4、アンチエイリアス OFF
 5、プレイ中引っ掛かりが大きい場合は描画機能の各種設定をOFFにしてみる
 6、緊急などの時は「一部のエフェクトの発光を軽減する」を軽減するに設定

 それでもプレイに引っ掛かりが大きい場合はメモリ不足が原因と思われるので他に起動しているアプリケーションを終了するかWindows7 Home Premium 32Bitなどをインストールして試されることをお勧めします。我が家ではStarterでも普通にプレイできました。メモリ目一杯使っていますけどねw


30fpsならPSO2もプレイ可能。

RemixOS 3.0.207 32Bit
 Windowsのストレージパーティションへインストールして起動時にWindowsかRemixOSを選択して起動できる「デュアルブート」を簡単に実現できるインストーラーが付属したマルチウインドウ対応のAndroidです。本家GoogleのAndroid 6.0.1を元に作られているAndroid x86をベースとし、ARMプロセッサ向けのアプリをIntel CPUで動作させるためのトランスレータを搭載しています。このため結構な数のアプリが正常に動作しています。Windows環境へインストールする場合、32GBまでストレージの容量を設定できます。タッチパネルに特化したAndroid x86に無い機能としてアプリをマウスで操作可能です。(一部のアプリで操作が難しいようですが少数のようです)

 64BitのRemixOSを使わない理由に現在まだまだ動作しない32Bit版アプリが多く、またRemixOSが搭載しているトランスレータも完全とは行かないようなので現状32Bitの方が互換性が高いです。

少ないメモリならストレージはSSDにすると良い
 メインメモリが2GBしか認識できないOSでは複数のプログラムを同時に実行した場合、メモリ不足によりメモリスワップが発生します。メモリスワップは主にストレージに対して行われますので読み書きの高速なSSDをストレージに選択したほうがOSの起動やスワップ時のモタツキが少なくて済みます。本機はSATA3規格ストレージコントローラが搭載されているのでSATA3対応のSSDを載せています。

32Bit対応のソフトしかないなら32BitのOSで十分
 手持ちのソフトが32Bit用の物ばかりで64Bit環境でなくても十分使えているならば無駄の多い64BitのOSを使わない方がストレージの占有スペースを節約でき、容量が小さい分ストレージのアクセス量も少なくて済みます。64BitのOSでは64Bitと32Bit両方に対応したソフトをインストールする時に32Bitと64Bit両方のライブラリやプログラムをインストールします。これははっきり言って無駄の一言に尽きます。ストレージの容量も無駄に消費しストレージアクセス量も増えるわけでアクセス時間が長くなる分ソフトの起動も遅くなると思います。

今回用意した環境
 ・CPU 第三世代Core i5 3320M(本機内臓)
 ・メモリ DDR3-1600(PC3-12800) 4GB×2枚(あまり物を使用w)
  2GBをWindows7 Starter
  4GBをRAMDISK
  のこりはCPUが動的にグラフィックスメモリとして使用
 ・SSD Sumsung製 Mini-PCIe接続SATA3規格128GB SSD
  (2.5インチ変換基板使用)
  25GB Windows7 Starter
  25GB RemixOS 2.0.207 (16GB設定でインストール)
  70GB 共通データ領域
 ・オプションHDD DVDドライブベイに500GB HDD
  DVDドライブを外し変換ブラケットを使用して接続

Windows10 Home 32Bitを使わない理由
 現在のメインストリームはWindows10なのですが私は好んでWindows10を使おうとは考えていません。その理由は・・・

 ・大型アップデートの度に必要なソフトを「互換性が無い」と削除します。その癖再インストールするとちゃんと動作します。要はうまく環境移行ができなかったソフトを「互換性が無い」と誤魔化して削除しているのでしょう。

 ・せっかく設定した個人設定をアップデートの度に「標準」(Microsoftの都合がいいよう)に初期化してしまう部分がある。個人設定まで勝手に変更しないでほしいですね。個人設定の中にはテレメトリ排除やストアアプリ削除も含まれますが一々元に戻してくれます。

 ・勝手に「おすすめ」と称してストアアプリをインストールしてくる。ストアアプリ(UWP)を必要としないユーザーにとってこれほど無駄なことは無いですね。

 ・UWP環境を動作不能にしているとWindowsUpdateでエラーを起こし不具合を発生させる。エラーを出すのではなく処理をスキップすれば良いだけの事を一々エラーを出して他の更新のインストールまで一緒にエラーとして更新を停止してしまう。(複数の更新を1つのパッケージで行おうとするからですね)

 ・何もしていなくてもせっせとMicrosoft関連のサーバーへ定期的にアクセスしている。明らかに診断や位置情報などとは異なるデータが・・・

 以上のように挙動に不振感のあるOSを心配しながら使うより今までの実績があるOSで事足りるならWindows10を使う必要が無いということです。

Windows7 Starterを使ってみた感想
 かなり快適に動作してくれます。最新の第七世代には遠く及ばないにしても動作はキビキビとしていてWindows7を重たくしているAeroなどが無いので体感的に早く感じます。個人使用ではあまり使われないサービスなどが入っていないためOS自体メモリの使用量が少ないのも良い感じです。

RemixOSを使ってみた感想
 メモリも4GBあればRemixOSも十分に快適に動作してくれます。本機が持つハードの範囲でなら不自由なくソフトも動いています。ジャイロやGPS、WEBカメラやタッチスクリーンが無くても何も問題は感じません。マウスを使うのであればスクロールパッドが認識していなくても操作には不自由しません。(タッチパッドは正常に動作します)


RemixOS上でAndroid用アプリが動作しています。
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