
役所広司のめっちゃ魅力的な人間像で最後まで引っ張る映画。ストーリーは、海軍次官時代から、三国同盟、真珠湾、ミッドウェー、ガダルカナル、い号作戦、ブーゲンビル島上空での戦死まで、よく知られた歴史の過程を、リアルなCGと俳優さんたちの熱演によって、ナレーションや字幕が最小限でも理解しやすく描いています。
原作がジャーナリスト出身の半藤一利さんなので、大正時代から続く海軍部内の派閥抗争(条約派→米内・堀・山本・井上、艦隊派→永野、嶋田、南雲)が作戦遂行に大きな影響を与えたり、マスコミ(架空の新聞社、東京日報)が世論に迎合したりするシーンが随所に出てくるところが、これまでの戦記映画とやや異なる点です。
また「坂の上の雲」の影響かどうか、善玉と悪玉がわりとハッキリ線引きされているので、面白いことは面白いのですが、歴史としては鵜呑みにしないよう注意しないとね。
それにしても出演者の顔ぶれを見ると、阿部寛、香川照之、柄本明、柳葉敏郎、伊武雅刀、中原丈雄、椎名吉平、益岡徹、原田美枝子と、年末年始のドラマや映画で何度も見かけた人ばっかりやん!










