亢進症な生活

甲状腺機能亢進症(バセドウ病あらため甲状腺ホルモン不応症)と膠原病(SLE&シェーグレン)を併発した働き者。のんびりと♪

心不全の気配がないか心エコーをチェック

2011-12-30 | 心臓(循環器)?
ドキドキ動悸の外来のお話のつづきです。
循環器の先生から、心不全が起きてたとか起きるかもということを頭にいれて、一度、見ておいた方がいいと言われた心エコーは、すごく急ぎ!ということでもなかったのですが、その日のうちに診てもらえることになりました。

上半身裸になり、左脇を下に横になって、超音波のぐりぐり(プローブ)で画像を取ります。今回は心電図もセットでした。
横になったので、何となく眠くて、ぼぉっとしながら「息を吸ってください、吐いて下さい、そのまま止めてください」というのにあわせていたのですが、気がついたら、検査の人がふたりになっていて、しかも途中でその先輩っぽい人に交代したので、あれ?何かあった?とドキドキしちゃいました〜。

でも検査のあと、循環器の先生の診察に戻ると、「問題なし」だったみたいです。レポートには、心尖部描出不良と書いてあったから、二人掛りだったのはそのせいかしら。今回は弁のところでの血液の逆流もほとんどなかったようです。
先生が、実際の動画を見せてくださいながら、ここが右心房、右心室、左心房、左心室と指でさしながら、「むくみなどが出る、心不全の症状は全身に血液を送り出す左心室の問題だったりするわけですが、この筋肉、右心室との境目の筋肉もちゃんと動いているでしょ。それからこの僧帽弁も今回はキレイに閉まってますね。」と教えてくれました。
検査の間に、先生が過去の心電図や心エコーも見直してくださったけれど、「今は問題がないです」「過去の心電図やエコーでも問題は見えません」ということで、とりあえずよかったようです♪

レポートを見せてくれたけれど、いつもおなじみの検査結果とはちょっと違う、難しい言葉がいっぱいです。

 IVSTd(心室中隔壁厚)…8mm (基準値:7-12mm)
 LVPWTd(左室後壁厚)…8mm (基準値:7-12mm)
 LVDd(左室拡張末期径)…42mm (基準値:男性44-52mm、女性41-47mm)
 LVDs(左室収縮末期径)…26mm (基準値:男性26-34mm、女性25-31mm)
 LAD(左房径)…31mm (基準値:男性28-36mm、女性28-34mm)

心臓の中でも、一番肝心のの左心室の画像から壁の厚さや容量をみています。
よく見ると、壁はどっちかというと薄めでしたが、「拡張型心筋症」のように心臓(左心室)が大きくなって、膨らんだ風船みたいに壁が薄くなっているということではないみたい。

EF Teicholz法(左室駆出率)…68.7% (基準値:55-80%)
FS(左室内径短縮率)…38.1% (基準値:27-50%)

左心室から血液をよく送り出せているかです。これはすごくいいわけではないけれど問題なし。

 A/E比…1.0 (基準値:0.5-0.9) 
 DcT(減速時間)…262msec (基準値:150-250msec)
 E/e'比(中隔;septal)…5.9 (基準値:男性5.2-9.6、女性5.6-10.1)

A/E比はE波(拡張早期波)とA波(心房収縮期波)の比で、減速時間は、ポンプのメイン部分となる左心室が膨らんだところからどれだけすばやく縮んで血液を送り出せるかというめやす。
値は厳密にいうとアウトで、一応、左室の弛緩障害の範囲。つまり直ちに治療をするかどうは別として、左心室の動きが抜群ってわけでもないという感じです。数字合わせをしてもしょうがないので、ここは誤差の範囲かも。
e'は僧帽弁輪速度で、E/e'比の値が15を超える場合は拡張不全。膨らみ具合は問題なさそうです。

 IVC(下大静脈径)呼吸性変動…13/4 (変動率70%)

ここは右心房負荷のめやすになるみたい。
アメリカ心エコー図学会(ASE)のガイドラインでは、IVC経は17mm以下であり、50%以上の呼吸性変動があれば右房圧は正常。
この変化があるということは、CVP(中心静脈圧)正常か低めで脱水しているということで、うっ血があればこの変化が乏しいそうです。いつも軽く多血症であるわりにはいい結果です。

あとは最近、検査した形跡がなかったのですが、次の血液検査でBNPも測っておくことになりました。
BNPは、心臓が働きすぎると「もう抑えて〜」という信号として心室から分泌されるホルモンで、利尿作用を促す働きがあるそうです。心不全の重さは、1〜4度に分けられるそうですが、1〜2度くらいの軽症の心不全は心電図にはっきり現われないこともあるようですが、このBNPでは異常値が出て、心不全や狭心症を比較的軽いうちに見つけ出すこともできるようです。
長い間、血が濃い状態がつづいている多血症の原因がこんなところにあったりして?と思ったりもしますが、心臓はずっと気持ち悪いわけじゃないから、BNPのせいにはできなさそうですね。

そんなわけで「この検査上は心不全を示すものはありません」ということでした。ただ、もともと持っている病気もあるし、こんなことがあったと報告した症状から見ても、これから何かが起らないとは言いにくいようでした。

このあと、どうしたらいいですか?と聞いたら、短期間ちょっとだけおかしくても元に戻るようなら問題ないわけですが、あやしい症状が起きる頻度が上がったり、つづくようなら、すぐにこの循環器の先生に連絡をして、検査しましょうということに。それから何もなくても数ヵ月後に心電図をとってお会いすることになりました。
膠原病も甲状腺疾患も、心不全を起させる原因になることがあるから、長期的には、ゆっくりちゃんと診ておきましょうと言ってくださいました。

わたしとしては、今、問題がなかったことよりも、自分でおかしいんじゃないかと感じた症状で、近所の循環器の先生が全否定していたものが、やっぱりおかしいと感じて正解だったということがわかって、一安心。悪かったかもしれないことがわかって安心というのもヘンな話ですが(笑)

何かあれば、いい先生にも相談できることになったので、安心して新年が迎えられそうです♪


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