マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

今回も最終日「エルミタージュ美術館展」

2017-06-18 23:39:24 | お勧め
昨日までに行こうと思っていた「エルミタージュ美術館展」、仏検の勉強のためわざわざ出かける余裕がなく、夜8時までやっているので仏検が終わってからにしようと、今日の夕方行きました。
5時半ごろに着きましたが、まだまだたくさん人がいました。
エルミタージュ美術館展というのは、今までには何度か開催されていますが、毎回展示される絵は違っているので、違った楽しみ方ができます。
今回はバロック時代の絵がでした。
バロックの絵はそんなに好きというほどではないのですが、最近いろいろ絵画についての講座を聞いたりしているうち、それなりに見方も変わって来て、楽しめるようになった気がします。
この時代は、写真のように写実的な絵も多く、高貴な女性の衣装などはホントに光沢もわかる写実性で、感心して見てしまいました。

中でも、心を惹かれた絵をいくつか。

ベルナルド・ベロットの「ドレスデンのツヴィンガー宮殿」
写真かと思うくらい、宮殿の細部までしっかり描かれています。
引き込まれる絵でした。

フランス・スネイデルスの「果物鉢と切ったメロン」

切ったメロンの微妙さが印象的。
他の果物もそこにありそうな感じです。

こちらもフランス・ステイデルスで「鳥のコンサート」

様々な鳥たちが合奏をしているかのような絵ですが、これを見て思い出すのは、クレマン・ジャヌカンというルネサンスの作曲家の「鳥の歌」。
この絵よりもう少しかわいらしい感じですが、鳥たちが次々と出てきて歌を競っているかのような曲で、とても面白い。

でも、何より良かったのは2つ、子供を描いたものでした。
一つは、フランシスコ・デ・スルバランの「聖母マリアの少女時代」

賢そうな顔立ちに信念みたいなものを感じますね。
スルバランが描いたこの作品は、この画家としては異例ともいうべきものだそうです。

もう一つは、バルトロメ・エステバン・ムリーリョの「幼子イエスと洗礼者ヨハネ」

子供の頃のイエスを描いたものは珍しいとのこと。
この画家は、子供の絵が得意だったそうです。
幼い中に気品があるというか…。
子羊、リンゴにもそれぞれ意味があるようですね。

無理をしてでも行って良かった美術展でした。
いつでも行けると思うと、なかなか行く機会がなくなってしまうのですよねぇ。
今後、7/1~9/18は愛知県美術館、10/3~2018年1/14が兵庫県立美術館で巡回展が開催されます。





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大エルミタージュ美術館展 (dezire)
2017-06-21 13:06:17
こんにちは、
私も大エルミタージュ美術館展を鑑賞してきましたので、画像と鑑賞レポートを読ませていただき、大エルミタージュ美術館展の名画を再体験することができました。ティツィアーノの「羽飾りのある帽子をかぶった若い女性の肖像」や。ルーカス・クラーナハの「林檎の木の下の聖母子」のようなルネサンス期の傑作もありましたが、今回はバロック、ロココ時代の作品が多くを占め、今まで見たことのなかったこの時代の傑作がたくさんあり充実した展覧会でした。特にスルバランの『少女時代の聖母マリア』は、徹底したリアリズムとカラヴァッジョ風の劇的な明暗表現により、愛らしくも敬虔な幼いマリア表現なし、心温まる感動がありました。

私は大エルミタージュ展の中心となっていたバロック、ロココ美術コレクションについて、本場で見てきたエルミタージュ美術館が所有する絵画の全貌を整理してみました。一度眼を通していただきご参考になれば幸いです。ご感想、ご意見などコメントいただけると感謝いたします。

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