広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

ゆるナビを見て

2006年06月17日 | 雑文
NHKで金曜深夜にやってる番組。
普段見ているわけではないが、テレビをつけてたらたまたまやっている、そんなときに見る番組。


その中の、茨木のり子の詩。

『自分の感受性くらい』

ぱさぱさに乾いていく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮しのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい
自分でまもれ
ばかものよ


力強さに溢れる詩。
「わたくし」の一節があるように、自分への戒めを綴ったものなのだろう。

何が彼女自身をこう戒め、奮い立たせているのかは分からないが、『ばかもの』の一人も少し思うところがありましたよ、と。
ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 木の年輪 | トップ | カレーせんべいが旨い »
最近の画像もっと見る

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。