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人生、勝ち負けだろうか……

2018-01-26 | 日記
寒い日が続きます。
今日は私立高校入試のB日程で、これが終われば次は31日の公立前期、その後3月6日は公立後期です。
インフルエンザなども流行ってきているので、ご注意ください。

タイトルですが、少し前から『勝ち組』『負け組』という言葉がはやり出し、今では定着していると思われます。
出始めの頃から違和感を覚えていましたが、先日、電子書籍で教育系の図書を読んだ時にも使われていました。
著者は、読者に分かりやすくしようという意図でこの言葉を選んだと思うのですが、そもそも人生を勝ちや負けの尺度で考えることがあまり意味のない気がします。
高年収だから勝ち、ワーキングプアは負け、学歴が高いと勝ち、低いと負け……

もちろん稼ぐことが悪いわけではありません。
稼げばそれだけ税金も納めているわけで、社会に貢献しているとも言えます。
お金は、基本的には手段であり、お金があると選択肢が増えると私は考えています。

例えば、目の前に100万円の壺があります。
100万円を持っている人は、この壺を買うことができると同時に、買わないこともできます。
一方、100万円を持っていない人は、買わないという選択しかできません。

同様に、学力もそうです。
学力が高ければ、職業選択の幅が広がります。
高収入に結びつく可能性が高いです。

こういった点を踏まえて、より分かりやすくした言葉が、『勝ち』『負け』という表現なんだろうと思います。
ただ、やはり人生を勝った負けたという言葉で表現するのは、しっくりきません。
誰かと勝負しているわけではないですから。
いかにその人自身が幸せに生きたか、周りの人(社会)を幸せにしたか、というような尺度で考えるのが普通だろうなと思います。

勝ち負けではなく、幸せな人生を送れるよう、周りを幸せにできるよう、そのための学力を、塾に通ってつけてほしいと、心から思っています。

杉山

セミナー参加

2018-01-23 | 日記
明日は私立高校の一般入試A日程です。
ほとんどの生徒が私立はすべり止めでの受験ですが、このAB両日の日程で、高校入試とはどんなものかを肌で感じてもらえればいいなと思っています。


今日は午前中からセミナーに2つ参加してきました。
1つは教材会社さん主催で、小学生英語に関するものと教材展示会、もう1つはブロードバンド予備校さんの勉強会でした。

小学校での英語教科化にあたり、今後塾でも小学生に英語を教えることが必須になってくるだろうと強く感じました。
また、今年は大学受験生の指導にも力を入れなければならず、今からいろいろと準備しなければと思っています。
自分の思い描いているような形での指導を実践されている学習塾さんの紹介を観ることができ、これを参考にうちでも早めに動き出そうと思いました。

中学受験、高校受験、大学受験、生徒一人一人に最善の提案ができる学習塾でなければと思っております。

新年度で学習塾をご検討でしたら、ぜひ進学塾プログレスを候補にあげていただければ幸いです。

杉山

偏差値14ポイントアップ!!!

2018-01-19 | 日記
中1日での更新だと、せっかく書いた記事がもったいないように感じられてしまい、先週、今週と金曜の更新になっています。

タイトル通り、7月のみやぎ模試から、今回の1月のもので、5教科合計14ポイント上げた生徒がいます!(44→58)
他にも11ポイントアップ、10ポイントアップと続きます(37→48、42→52)。

いよいよ来週は私立の一般入試、再来週は公立前期です。
成績が上がっている生徒は自信を持って臨んでほしいですし、なかなか上がらない生徒も、最後まで決してあきらめず、努力を継続させてほしいと思います。

杉山

1人1人違うことを再認識

2018-01-16 | 日記
先日、子どもの水泳教室のオリエンテーションに参加しました。
片側の手のみで水をかき(クロール)、2回に1回呼吸をする練習で、その見学をしました。

子どもたちは言われた動作をするのですが、どの子もいろいろで、同じ子は一人としていません。
10人ちょっといて、当たり前といえば当たり前なのかもしれませんが、ある程度できている子もいれば、頭が上がってしまう子、手の動きが違う子、手のかくスピード、顔の向きなどなど、千差万別で、1人1人全然違いました。

似たような経験はこれまでもしていて、子どもの運動会の時のことです。
園児たちの走り方もまた、1人1人違います。もちろんスピードも。
走り方というものはそれほど変わらないだろうという思い込みがありましたが、1人1人全然違うのです。
それこそ『個性』なのだろうと感じました。


勉強に関しても1人1人違うのは当然だと再認識しました。
数学だけはできる。
数学だけできない。
英語が一番好き。
理社が覚えられない。
国語で点数が取れない。
……

科目の好悪はさることながら、普段指導していても、その子に特有のミスや癖などは確実に存在します。
同時に、そういう子を40人ひとまとめにして教えるやり方にも限界があると思いました。
もちろん集団に向けての授業も必要でしょうが、それと同じくらい個別対応することも大事になってくるだろうと思います。

いっそのこと、学校は普段午前中だけにして、音楽や体育、理科の実験などをやり、午後から各地域の学習塾に行って個別対応を受けた方がはるかに学力アップにつながるような気がします。
そうすれば、児童生徒も学校がすべてという認識を持たなくて済み、地域社会との交わりも生まれ、それこそ江戸時代の寺子屋のような仕組みが良いのではと思います。
勉強がおもしろいと思えばどんどん先へ進めばいいし、なかなか厳しい子は、別の何かを見つけるのでも良いと思います。
教職に就いたことがなくても、リタイアした高齢者で勉強を教えられる人は教えるのも良いと思います。

何も学習塾でなくとも、午後の学校は地域の人たちが来て、勉強を教えてくれる場にするのも良いと思います。
そうやって開放していけば、いじめのようなこともぐっと減ると思います。
職場や学校でいじめが起こるのは、閉鎖的な環境だからという要因もあるはずです。
人口が減っていき、さらに高齢化していく日本社会では、官民一体となった教育改革が必要だと切に感じます。

こういうことを、しっかりしたデータと一緒に市議会議員にでも提案すれば、何か変わるのか、それとも自ら政治家になるしかないのかなどと考えています。

杉山

言語に関する指導や今後の塾の在り方

2018-01-12 | 日記
公立後期まで残り2か月を切り、いよいよという感じが強くなってきました。
おととい私立の推薦が終わり、今月下旬には私立の一般、末には公立の前期試験です。
何度か伝えていましたが、今年は現状の志望校には厳しい生徒が多く、先日の模試でようやく少し良くなった生徒はいるものの、予断を許さない状況です。

英語がネックになってくるような気がして仕方ありません。
今後、英語に関しては、途中入塾の場合でもしばらくは徹底して単語と文法の基礎基本をやった方がいい気がしてきました。
定期考査を見据えて新しい文法をやっても、結局定着せずに定期考査を乗り切るだけになってしまいがちです。
また、英語ができない生徒は、日本語というものも文法的に考えられないというか、考えないというか、そういう傾向もあります。
言語的な理解に難があるというか、体系的に捉えられないというか、数学の論理的思考はできるのに、英語の文法論理が定着しない生徒を、これまで何人も見てきましたし、現在通塾中の生徒にも多々おります。

私自身、大学の卒業論文は言語心理学の分野で、日本語の語順変化に関するものを研究した手前、言葉というものに対しては興味関心が今も強いですが、英語はそこまで好きではありませんでした。
ですが、ここ1,2年で、ようやく英語というものにおもしろさを感じ出しました。
ただ訳していた英単語のすべてに、その語が持つイメージがしっかりあり、それを中心に勉強すべきだということが分かってきたのが大きいです。


話は少し変わって、最近また一段と、学校の成績や受験に縛られないような学習がしたいと思うようになってきています。
勉強のような抽象的な概念を扱うのが得意でない生徒には、認知機能の強化を行ったり、国語の読解力が足りない生徒には主語述語や論理構造の勉強を提案したり、英語数学に縛られず、理科や社会も1・2年次から取り組んだりできればなぁと思っています。
理想としては、入塾時に生徒や保護者のカウンセリングを行い、1ヶ月の仮入塾でその生徒に必要なものを見極め(学力判定のテストも実施)、正式に入塾したら、半年~1年の学習プランを提示し、それを実行、計画終了時に、入塾時に受けたものと同じようなテストを行って、学力の上昇を数値で見られるようにするという感じです。
これまで学力向上は定期考査と通知表、模試や標準学力調査などの結果から確認していましたが、塾独自の尺度で測れればと思います。

上記のようなことは、少し準備すれば十分可能ですが、ただ、学習塾への入塾目的の多くは、テスト対策や受験対策であり、それを全くしないというわけにはいかないかなとも思います。
保護者と生徒に選択してもらえばいいだけなのかもしれませんが。うーむ。
近い将来、今のスタイルとは異なる塾運営をしているかもしれません。

杉山