F & F嫁の “FFree World”

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2006 プラモデル・ラジコンショー 陸編

2006年10月22日 | ミリヲタ
 
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10/21.22の土日に幕張メッセ第9展示場で「2006プラモデル・ラジコンショー」が一般公開された。

プラモデル・ラジコンショー 2006

HPから△300円の割引券をゲットし、リハビリも兼ねていそいそと出かけるFであった。



左半分がプラモデル、右半分がラジコンという大まかな区分け。
3時間ほど会場を歩き回り、結構な運動になったと思う。
膨大な数の写真も撮ったが、紹介するにあたり勝手なルールを。


○ ラジコンは守備外なのでプラモデル(それもミリタリー)中心。
○ ガンダムにも一切興味無し。
○ 前後編に分けて今回は陸(主に装甲戦闘車両)、次回は空と海。
○ 映画の影響もあり、いたるところに大小の「戦艦大和」が並んでいるが、
   好きではないので写真は無し。
○ 同様に日本人なのに新旧国産の兵器にほとんど興味が無いので外国産ばかり。


さっそく行ってみよ~


左の階段を降りると航空モデルの雄ハセガワのブースが。
空編は次回なので陸戦兵器はと見ると、香港のドラゴンコーナーがあった。
相変わらず完成度の高い1/72の完成品コーナーにちょいと目を引くものが・・



米国製M4シャーマンに英国製17ポンド砲を搭載した「ファイアフライ」のドイツ軍鹵獲バージョン。
長い!マニアック!追加のゲペックカステンが良い! これで砲身が水平だったら文句なしの展示だが・・・ 
やはりMBTは長砲身ですな、たとえ木に引っかかろうと(笑)



1/35の新製品はパンターGの後期型。防循下部にアゴのあるヤツね。素組にサーフェイサーのみ。
エンジングリル、牽引ワイヤー等に金属パーツ多用。ところでこの製品の箱絵だが・・・



パンターとティーガーⅡはこの角度が一番カッコイイと思うのだが。
絵師はわかってる人だねぇ
オマケに後方で火を噴いてるのが味方のパンターというところが末期っぽくって良い。
ただ箱の関係かやや寸詰まり。もう少し砲身は長く描いて欲しかった。



同じく1/35で「ナースホルン」と「ポルシェ・ティーガー」。
ティーガーⅠはあまり好きではないのですが、ポルシェバージョンは別。(宮崎駿氏の影響か?)
この不恰好さがなんともいえない もちろんフェルディナントもエレファントも好き。



タミヤの巨大ブースにも行ってみましたが、陸では面白いものはなし。
というかラジコンとかミニ四駆などに注力しているように見受けられた。
わずかな装甲戦闘車両の作例もキレイに作り過ぎ、カタログの商品見本のよう。
こだわりが感じられず。少しは汚したら??



さ、この日のメインイベント、模型メーカーの「トライスター」のブースを探す。





奥の方にひっそりとたたずむトライスターブース。



オオ~いきなり38(t)戦車だ。これすごく好きなんだ~ 三種の作例もスバラシイ出来。




F的に本日の一等賞! 新発売のドイツⅠ号戦車A型 Sd.Kfz.101。



ハッチ開口部を最大限に生かした作例。エンジン、トランスミッション、戦闘室内の再現も見事



上からターレット内部、車長のヘッドレストなど。
トップ写真は同じくⅠ号だが、前の製品だそうだ。来月発売予定の新型は更にディテールに
凝りまくった製品らしい。


パンター(Ⅴ号)やティーガー(Ⅵ号)の祖先にあたるこのⅠ号戦車は、ベルサイユ条約により
戦車の開発を禁じられた第1次大戦後のドイツが、農業用のトラクターと偽ってこっそり
製造していたものだ。当然小さい。大きなゲルマンの人々ならなおさら窮屈だ。(トップ写真ね) 
武装も貧弱。というかコレを戦車と呼んでよいのだろうか。
なにしろ一人砲塔に7.92mm「機銃」2丁というのだから。
でもその不自由さが良いのだわ・・・つくづく変態ですな。グフフフ。



ブース左端に組んでサーフェイサーを吹いただけのⅠ号が展示してあった。



エアフィルターをつまんでエンジンを引っこ抜ける。手に伝わるクリアランスにHQを感じる。
車体右側にズラリと並んだ小さなものは、何かと思ったら7.92mm機銃のバナナマガジンだ。
これだけ内部が再現されていれば、全てのハッチを開放したくなりますな~



いきなりゴツイ指が伸びてきて器用に組み立ててゆく。
ブース写真左端の頭頂部から後光がさしているトライスターの大番頭、その名もバントウさんだ。
(どうゆう役職だ? 名刺には同時に Chief Operation Officer とあったからエライのだろう)

こちらの質問に丁寧に答えてくれた上にその10倍以上熱く語ってくれた。Ⅰ号戦車について。
溶接痕の表現、金型の話、やり過ぎくらいにやりました。などと話は盛り上がる一方。
こういう熱い人物は大好きだねぇ。社長さんは床で戦車走らせて遊んでいるし・・面白い会社だ。
タミヤのⅡ号から始まったプラモ歴。久々にパンツァーモデラーになってみようか・・・と思った。

発売は11月末だそうだ。
こんな凝りに凝った製品を半年でも1年でもかけてじっくり作るのも楽しいかもしれない。
最後にバントウさんが「お願い!買ってね!」と魅惑の微笑み。





負けました・・・無事発売になった暁には購入させていただきます



後編に続く・・・・F嫁がどこかで暴走したらしいがこれで五分かな




空編はこちら


翌年、2007年のショーはこちら




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2 コメント

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戦車 (アラメイン伯)
2006-10-23 08:38:55
英軍ファンの私としては大戦中の戦車もマチルダ、チャーチル、初期の巡航戦車なんかが好きですね。でも大戦中の英軍戦車は弱くてドイツかぶれの人達に自慢できないので困ります。

そのなかでも17ポンド砲は違います。たいていのドイツ戦車を倒せます。

ファイアフライのドイツ捕獲バージョンとはなんとも渋いですねぇ。
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空と海は・・ (F)
2006-10-23 22:45:30
アラメイン伯さん、こんばんわ。



たしかに独ヲタから見れば陸では少しは有利かと思います。

でも空ではBoBでスピットの牙城を崩せなかったし、末期にはランカスターの夜間進入をまったく阻止できませんでした。

海ではグロリアスとフッドに一矢報いたものの、最後は海洋国である英国にタコ殴りにされました。

陸での一対一くらいは自慢させてください(笑





あ、私は独ヲタではありますが、英国を嫌っているわけではなく、むしろ好きというか・・

うまく言えないのですが英国あっての独逸というか、

興味があるのは米vs独でもソvs独でもなく英vs独なんですね。

ちなみに好きな英国戦車はヴァレンタイン歩兵戦車です。



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