ザハロワ公休

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日曜午後。例によってバレエ・エクササイズです。

受付で先生にお会いしたとき「お腰はいかがですかぁ～？」と聞かれました。
すっかり腰の悪い大男と認識されてしまったようです
この日は驚いたことに女性5名に対して男性4名。ひとりの女性がセンターを前に
早退したので最後は半々でした

そのなかに初めて見る男性の姿が。
んじゃ「バレエクラスの野郎ども」Part2 いってみましょう。


行徳氏　（仮名）

普段は行徳にある系列のジムに通ってらっしゃるところから。
全国どこの系列店にも行けるVIP会員（名前は忘れた）かもしれません。
たぶん年長。たいへん失礼ながら、お腹周りもご立派。
短パンにＴシャツ、塗装屋さんのように頭にタオルを巻き始めてビックリ。
人のことは言えませんが、とてもバレエをするタイプには見えないけど・・

先生の「今日バレエ初めての方は？」という質問に勢いよく手を挙げた行徳氏。
ところが足元には白いソックスと黒いバレエシューズが光ってます。
皆の「どこが初めてやねん!」という視線の中、レッスン開始。

行徳氏、やはりどう見ても初めてではありません。
バーで先生が指示する振りもすぐに頭に入りますしね。




おっと人のことより自分自分。
やっとこルルベしてもふくらはぎが攣らなくなりました
あいかわらず振りの覚えが悪くてイヤになります。
右手バーで覚える頃にはもう左手に移行。逆になって更に混乱するという悪循環です。

で、落ち込んでいるとあっという間に40分が経過し、センターになってしまいます。
この日はドン・キホーテの練習ピアノ曲でした。
女性はドルネシア姫のヴァリを簡略化した振り。
男性はバジルのもっとも有名なヴァリでした。もちろん音楽だけで振りは違うのですが。

まぁ惨憺たるものでしたよ。
鏡に映ったなにやら蠢く物体が信じられないくらいですね
曲をよく知っているだけに悔しいことしきりでした。



エクササイズが終わって床にモップをかけている先生に、
「来週は新国にザハロワの白鳥を観に行きますからお休みしま～す」と高らかに宣言。
先生はニヤリとしたあと、
「私も再来週は都合で水曜の○先生に代行をお願いするんですよ」と。
あらら～2週間もお会いできないのは寂しいわぁ～

って待てよ、水曜日の先生ってことは孝太郎くんが習っているクラスだ。
どんなレッスンでしょう。楽しみなような、怖いような・・・



更衣室でロッカーがすぐ近くだった行徳氏。
スッポンポンで話しかけてこられたので少々雑談。
やはり行徳のジムでバレエレッスンに出席したことがあるそうです。
行徳氏もバレエについてはあまり詳しくないそうです。
なんでもピアノのレッスン曲が好きなんですって。
あれを聴いていると心が落ち着くと。で身体も動かせれば一石二鳥だと・・・

なるほど、音楽からのアプローチですな（笑
ホントいろいろな方がいらっしゃいます。とくに男性には。