エッチングに泣く

F log

F 嫁が居ぬ間に フェルディナント の組み立てまで終わらそうと考えていたが、大甘だった。

購入したキット（初ドラゴン）はプレミアムエディションで、金属砲身やエッチングパーツなどの
ディテールアップが同梱されている。
せっかくだから（←日本人の悪いクセ）すべて使ってやろうと、自身のスキルも考えずに手を出した。




結果、ジャッキとジャッキ台の留め金を作るだけで2時間もかかった。

それにしてもドラゴンの組立て説明書はわかりづらい たまに間違えてるし・・・
出来た後のイラストをもう少しキチンと描いて欲しい。
一応それらしくなっているのだが、これで正解か確信が持てず。おまけにエッチングの折は甘いし。

それにしてもさすが前面装甲200mm。分厚いですな。
装甲を止めるボルトもあると kpfw さんに囁かれるも、これくらいカチッとしていればOKでしょ。






続いてフェンダーの制作に入る。これがまたクセ物。

ドラゴンの説明書ではプラのフェンダーと金属のそれを「どちらか選べ」となっている。
え？ てことはエッチングを選んだら、プラは使わないの？ それじゃあ薄すぎだよねぇ。


以前に入手してあった、Voyager Model のエレファント用エッチングの説明書は親切で、
ちゃんとプラのフェンダーの突起物を削り、エッチングを貼り付けるように書いてある。
それに従ってオリジナルのフェンダーを削りつつエッチングを貼り付ける。





特に折れ曲がるフェンダー前端は難所。手前の蝶番曲がってるし・・・ オリジナルはこちら。


それにしても、


エッチングパーツってヤツは付いてほしい箇所には付かないくせに、
指とかピンセットにはホントよく付くな


悩んで試行錯誤しつつ、フェンダー片方で3時間。
まぁ野球を見ながらというのもあったのだが・・・・（マリーンズがんばれ～!!）

キチンと折るのも難しいし、だいたいのりしろ無しで金属同士を接着するなんてのは勘弁してほしい。
これを反対側もやるのかと思うと、憂鬱になってくる。（あ～1/72を素組してぇ!!）
それってかえってストレスが溜まっているのではないだろうか？ 趣味としては本末転倒ですな。




で、そういった鬱々としたときは無茶な買い物をして心を にすることにする。





先日、プログでお世話になっている hirorin330 さんにお会いしたときお土産としてプレゼントした
HOゲージの無蓋車。HOは1/87だったか？ じつは1/35でも欲しくなって探していたのだ。

F 嫁不在時を狙い済まして到着するとはお見事




IRONSIDE(AZIMUT) の SSYMS HEAVY FLATCAR だ。
上を横切っているのは展示用のレールだ。この無蓋車は6軸の重戦闘車両運搬用。
ティーガーは幅があり過ぎて鉄道輸送時には狭い履帯に履き替えるという、恐ろしい手間が
かかったが、フェルディナントは幅がピッタリでその必要なかったんだって。
オリオンバントウさんからの受け売りッス





プラのパーツとレジン、エッチング、デカールなどけっこう細かいパーツがたくさんある。
無蓋車は単純な形なれど、鉄道だけあって車軸まわりはけっこう複雑。これまた時間がかかりそう。


完成したらフェルディナントをコイツに載せてちょっとしたアイディアがある。
それは出来てのお楽しみだが、そもそもこのペースでいつ完成するのかたいへん不安である。