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国際情勢の分析と予測

地政学・歴史・地理・経済などの切り口から国際情勢を分析・予測。シャンティ・フーラによる記事の引用・転載は禁止。

前原長期政権の露払いとしての一年任期の野田短期政権

2011年08月30日 | 日本国内
●「日本の次期首相・野田氏は軍人一家出身で強硬派」=中国報道 2011/08/29(月) 15:42:23 [サーチナ]

 野田佳彦財務相が29日の民主党両議院総会で同党代表に選ばれたことで、中国メディアは一斉に、次期首相として野田財務相の経歴や考え方の紹介を始めた。中国新聞社は野田氏を「軍人一家の出身で強硬派」などと紹介した。

■民主党 - サーチナ・トピックス

  記事は、野田代表を「領土問題で中国に対して強硬」、「A級戦犯を、戦争犯罪者ではないと発言した」と紹介。「父親は陸上自衛隊の最精鋭部隊である第1空挺団(くうていだん)に所属する自衛官だった。野田氏は千葉県船橋市内の自衛隊の家族宿舎で成長した」と報じ、野田氏について「軍人一家の出身」との見方を示した。

  記事は、野田代表が、従来の政府解釈である「宇宙技術は防衛目的で利用しない」を変更し、「防衛目的の宇宙利用は容認する」との主張にも触れ、「日本は宇宙の軍事利用も進めるべきと主張している」などと報じた。(編集担当:如月隼人)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0829&f=politics_0829_009.shtml





●野田氏は「極右の政治家」…韓国テレビ 2011年8月29日19時03分 読売新聞

 【ソウル=門間順平】韓国の聯合ニュースは野田氏の課題について「米国との同盟関係を強化する一方、領土問題で悪化した韓国と中国、ロシアなど周辺国との関係改善も至急の課題だ」と指摘した。


 ニュース専門テレビのMBNとYTNは、野田氏が靖国神社に合祀(ごうし)されているA級戦犯について戦争犯罪人に該当しないとの考えを表明したことを紹介し、「極右の政治家」「日韓関係は冷却局面に向かう」などと伝えた。

 一方、外交通商省関係者は「日本外交は首相一人で左右できるものではない。韓日関係の重要さは野田氏も十分にわかっているはず。大きな変化はないと期待している」と述べた。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110829-OYT1T00916.htm




●売国奴たらい回しかよ!“タカ派”前原も「北」には大甘 - 政治・社会 - ZAKZAK

 民主党代表選で、最有力候補とされる前原誠司前外相(49)。世論調査での高い支持などを背景に、次期首相の座を狙っているが、その前に国民にはっきりさせるべき問題がある。菅直人首相(64)が北朝鮮絡みの献金疑惑を指摘されたのと同様、前原氏も今年3月に外国人献金問題で外相を辞める直前、北朝鮮との不可解な関係を追及されているのだ。

 《新宿で商売をされている北の元工作員の方、或いは元朝鮮総連の幹部で副財政局長までやった人、いま千葉の病院に入院されているが、そういう人達に私はお話を伺っている。私の国会での質問のネタは、基本的には在日の方から頂いている。元々中にいた人だから、お話が詳しい》

 これは日刊労働通信社が発行する「賃金レポート」(2003年3月号)に掲載された前原氏の講演録の一部。日本の首相を目指している人物が、拉致事件を起こした北朝鮮の元工作員と親しく、その人々の話をもとに国会で質問していたのだ。驚くべき話である。 自民党の稲田朋美衆院議員は今年2月21日、衆院予算委員会でこの講演録を取り上げた。当時、前原氏は外相だった。稲田氏が夕刊フジに語る。

 「前原氏は『タカ派』と呼ばれている。たしかに、中国やロシアへの姿勢は厳しいが、北朝鮮にだけは『経済支援すべき』『日本が孤立する』などと、向こうの主張に沿ったエージェント的な言動が目立っていた。拉致事件にも冷たかった。強い違和感を覚えて、国会図書館で過去の発言などを調べていたら、こんな講演録が出てきた。びっくりした。どうして元工作員を『元』と言い切れるのか。今も関係している危険はないのか」

 実は、前原氏は北朝鮮を二度訪問している。京都府議時代の1992年と、衆院議員当選後の99年だ。この理由について、前原氏は「私の専門は外交安保。北朝鮮の国情を知る、いい機会だと思った」と話している。

 2度目の訪朝時、前原氏は平壌の高麗ホテルで「よど号」ハイジャック犯と面談している。よど号犯と家族の中には、日本人拉致事件で国際手配を受けている者もいる。

 この面談について、前原氏は前述した2月21日の衆院予算委員会で「ホテル玄関でバッタリ会った。(よど号犯は)4人だ」「(北朝鮮側の)通訳と監視役の男性に紹介された。まったくの偶然」「写真を撮り、帰国後に公安調査庁に報告した」と答弁している。 ただ、元公安調査庁第2部長の菅沼光弘氏は「面談が偶然ということはあり得ない。北朝鮮は、よど号犯が自由に出歩けるような国ではない。前原氏はともかく、よど号犯らは何らかの『任務』を帯びて、前原氏と接触したことは間違いない」という。

 よど号犯と家族は、金正日総書記の指導のもと、平壌近郊の日本革命村で、日本を金日成主義化するための革命教育を実行している。よど号犯の元妻、八尾恵氏は自著『謝罪します』(文芸春秋)に「(革命村では)常に厳格で厳密なスケジュールを定められ、達成すべき学習課題や、任務を割り当てられ、自分の自由な時間と行動を制限されていた」と記している。

 そして今年1月、前原氏と北朝鮮絡みで、永田町や霞が関が騒然とする出来事があった。

 前原氏は4日の仕事始めで、「今年の大きなテーマは日朝間の話し合い。6カ国協議あるいは多国間のみで扱うのではなく、拉致、ミサイル、核といった問題を、直にしっかりと2国間で話し合いができる状況を作り出すことが大事だ」とあいさつした。

 昨年11月の韓国・延坪島砲撃事件を受け、韓国と米国、日本が一体となって北朝鮮への圧力をかけていたなか、この発言は突出していた。

 北朝鮮はこの前原発言に大喜び。朝鮮中央通信は1月8日付の論評で、「日本当局が関係改善の大きな一歩を踏み出すなら、朝鮮半島と東アジアの平和の発展に寄与する」と絶賛した。

 前原氏は、北朝鮮の熱烈なラブコールを受けた2カ月後、外国人献金問題が発覚して外相を辞任した。当時、野党やマスコミは前原氏と北朝鮮との知られざる関係について追い続けていた。

 外務省関係者は「前原氏は外相就任直後、一部幹部を集めて『ぜひ訪朝したい』といい、実際、複数のルートで模索していた。北朝鮮は『拉致事件は解決済み』という姿勢。もし、前原氏が首相になれば、拉致事件を棚上げして、日朝交渉に前のめりになりかねない」と警戒する。

 救う会(北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会)会長で、東京基督教大学の西岡力教授は「前原氏と北朝鮮の関係については、『月刊朝鮮』2011年3月号に、韓国の洪ヒョン前駐日公使が『日・朝接触意志を明らかにした前原外相』という注目すべき論文を発表している。洪氏の了解を得て、私のブログに訳載している」と語る。

 ブログに掲載された論文には、《この会社(=前原氏の支援企業)の対北朝鮮投資を、朝鮮総連側を通じて斡旋(要請)したのが前原大臣だったという》などとあり、その後、驚くべき記述が続いている。

 西岡氏は「前原氏はこれまで『拉致にこだわり過ぎている』『(それでは)国益を失う』などと発言してきた。政権交代の年、拉致被害者家族の面会要請も放置された。これらの疑問を明確にしなければ、被害者家族も支援者も信用できない」

 一体、前原氏は北朝鮮とどういう距離感にあるのか。前出の菅沼氏は「首相を目指す以上、前原氏は北朝鮮との関係を明らかにすべき。一連の報道などを見る限り、対日工作機関が彼に接触していた疑いを拭えない。首相になる資格に関わる問題だ」と話す。

 わが国の首相は、政府の拉致対策本部長も務める。首相と北朝鮮の「闇」など、絶対にあってはならない。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110826/plt1108261604004-n1.htm





●敗因は献金問題…前原氏、戦略ミス認める ― スポニチ Sponichi Annex 社会 [ 2011年8月29日 19:41 ]

 民主党代表選で3位に沈んだ前原誠司前外相は29日、敗因に自身の外国人献金問題を挙げ「3月に外相を辞任し、そのおわびや説明から入らなければならなかった」と戦略ミスを認めた。また「支えてくれた議員につらい思いをさせた。私の不徳の致すところで、誠に申し訳なく思っている」と厳しい表情で記者団に語った。

 当選した野田佳彦新代表について「バランス感覚や包容力がある方だ」と評価。決選投票で野田氏に投票したと明らかにした上で「日本の首相がころころ代わることから脱する一つのきっかけにしないといけない」とエールを送った。

 前原氏は各種世論調査で次期リーダー候補の筆頭に位置していただけに落胆も大きく、結果判明後、支援議員から「頑張れ」と励ましの声が飛んだ。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/08/29/kiji/K20110829001512410.html




●スポーツナビ | 格闘技|ニュース|猪木 17年ぶり「北朝鮮大会」に意欲!金日成生誕100周年イベント

もう1回、平和の祭典ダーッ!!“燃える闘魂”アントニオ猪木・IGF会長(68)が28日、都内で「INOKI GENOME」の一夜明け会見に出席し、来年、金日成・国家主席(1912‐1994)の生誕100周年を迎える北朝鮮でイベントを開催するプランをブチ上げた。

 これまで北朝鮮を21回、訪問している猪木は「早く扉を開けられれば」と、持論である日朝交流の促進をこの日も主張。来年が金日成国家主席の生誕100周年であることを指摘し「スポーツ交流ということでもう1回イベントを仕掛けてもいいかな、と思っています」と明言した。

 新日本時代の95年4月には平壌で38万人を動員した伝説の「平和の祭典」が17年の時を経てよみがえるか。すべては闘魂外交の手腕次第だ。

 また、猪木は今秋に予定していた中国・上海大会が来年にスライドすることと、新たに10月末か11月に台湾かマカオでの大会開催が浮上していることも明かした。猪木の格闘ロマンが、東アジア市場を開拓する。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/headlines/20110829-00000010-dal-fight.html






【私のコメント】
民主党の新代表が野田氏に決定した。鳩山、菅に続く三人目の民主党総理大臣に就任することになる。野田氏について私が注目する点は、初の松下政経塾出身総理大臣であること、二世でなく父親が自衛官であることだ。

野田氏は松下政経塾第一期生である。二世でなく官僚でもない人間にとって政治家を志すのは従来大きなハードルがあった。その政治家になるためのトレーニングを受ける場所として故松下幸之助によって設立された政経塾がとうとう首相を出すことになった。国民人気度ナンバーワンで近未来に首相になることが確実な前原氏も同じ松下政経塾出身である。今後、松下政経塾は東大法学部に匹敵する重要な教育機関として認知されていくことだろう。

民主党は自民党に比べて極端に二世が少ない。数少ない二世政治家は鳩山だが、彼は東大を卒業しており、少なくともその程度の能力はあることを示している。これは自民党の谷垣総裁にも言えることだ。岡田氏も父親が大企業経営者でその地盤を引き継いでおり広い意味で二世だが、彼も東大卒業で通産省(現経産相)出身である。今後、東大卒、あるいは難関国立大卒以外の二世政治家は淘汰されていくことだろう。

この様に民主党に非二世が集中しているのは、自民党が二世を優先的に公認したために、二世以外の有能な候補者の大部分が民主党に流れたのが原因だと思われる。自民党の二世政治家は東大などの一流国立大卒がほぼ皆無であることからも分かるとおり大学のレベルも低く、多くが私立大学に附属中学・高校から進学している。一流国立大学に合格する能力がないと分かっているから子供を私大附属に入学させているのだろう。そして、その裏には裏口入学も存在する可能性がある。更に、私大附属高校では成績下位の生徒でもほとんど大学に進学可能だが、これは事実上の裏口入学である。また、そもそも私立大学は文系学部中心であり、その文系学部は喩え経済学部であっても入試に数学を課さない英国社三科目の超軽量入試である。その結果、高校数学を全く理解しておらず経済学を学ぶ資格のない学生が大部分となっている。AO入試などで試験すら受けていない学生も増えている。この様に大学進学で苦労していない人間にろくな者はいない。親の力に頼らずに若い時に苦労して自分の能力を磨いた者だけが政治家になるべきだと考える。そして、現在の民主党政権でそれはほぼ実現している。鳩山は東大卒、菅は東工大卒、野田は早稲田卒である。近い内に首相になるであろう前原は京大卒、岡田は東大卒、枝野は東北大卒である。民主党の有力若手政治家で私大卒は野田の他は長島(慶応幼稚舎出身、経済卒)だけだが、長島も二世ではない。

自民党は1955年に国際金融資本と米国の代理人として結成された。その世界支配が崩れることが分かっていたからこそ、自民党はわざと質の低い二世政治家ばかりを公認し、有能な一世政治家を民主党に誘導したのだろうと私は考えている。日本支配階層は自民党から民主党に政権を交代させる長期計画を立てて行動したのだろう。

前原が今回首相にならなかったのは、まだ前原長期政権の機が熟していないからだと思われる。前原は容姿に優れていることから国民人気が高い。安全保障の専門家であることから米国との関係も良好である。恐らく、自民党政権末期の小泉首相と同様の長期政権が可能であると思われる。更に、前原は1990年代に2回北朝鮮を訪問している。夕刊フジはこの前原の北朝鮮疑惑を取り上げて批判している。しかし、北朝鮮がどうやらかつての帝国陸軍の正統な後継者であることを考えるならば、前原は若い時に北朝鮮を訪問して帝国陸軍の正義を知り、その為に政治活動を継続してきたのではないかと思われる。この北朝鮮との親密な関係こそ、前原が長期政権を築くと私が考える最大の理由である。

将来前原政権が誕生する時、米国や国際金融資本の正義というこれまでのプロパガンダは崩れ去り、共産主義をロシアや中国で扇動した彼らの罪が激しく非難されることだろう。そして、共産主義やそれに支援されたソ連・中国共産党・中国国民党と戦った帝国日本やナチスドイツの正義が賞賛されることだろう。その暁には、江沢民・金正日などの指導者達が大日本帝国の正義、大日本帝国が朝鮮や中国の人民に与えた恩恵を賞賛することだろう。江沢民や金正日は天皇陛下・前原首相と共に靖国神社に参拝し、共産主義との戦いに命を捧げた英霊達の魂を弔い、枢軸国の共産主義・国際金融資本に対する戦いでの勝利を祝う事だろう。

野田は父親が自衛官であり、大日本帝国=悪という連合国のプロパガンダは誤りだと考えている。この点で日本国民の意識転換を促すことが、野田首相誕生の理由の一つだと思われる。




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49 コメント

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Unknown (なかなか)
2011-08-30 17:59:01
>princeofwales1941さん

もう良いよw
あんたの見当違いの解釈はw
現実を見ましょう。

前原は中学の時に父親が自殺して
在日韓国人の焼肉屋のオバちゃんに
経済援助してもらって
育成された議員だ。

ただ、それだけのことだよ。
竹島問題では大甘だし、
こいつは似非保守だと言われている。
Unknown (Unknown)
2011-08-30 18:43:04
前原ってアメリカの操り人形ですよね?
Unknown (Unknown)
2011-08-30 19:01:04
野田政権の次は自民党政権だ。
前原が首相に成りたきゃ、自民党に移って総裁選で勝つしかない。
前原は自民党の方が似合う。
政界の海老蔵 (Unknown)
2011-08-30 19:18:33
前田さんを支援した焼肉屋のおばちゃんは済州島の方ですかね?

自らの恨を晴らすために前山さんを首相候補になるまでに育て上げたおばちゃんの執念もまたすごい。
プロレス外交だ (Unknown)
2011-08-30 19:22:35
猪木を前面に押し出して、東京・台北・上海・平壌枢軸で韓国を包囲する。
これがプリンスの戦略と見た。
Unknown (Unknown)
2011-08-30 20:42:42
自民党は1955年に国際金融資本と米国の代理人として結成された。その世界支配が崩れることが分かっていたからこそ、自民党はわざと質の低い二世政治家ばかりを公認し、有能な一世政治家を民主党に誘導したのだろうと私は考えている。日本支配階層は自民党から民主党に政権を交代させる長期計画を立てて行動したのだろう

今回の分析は酷いですね。前原も野田も国際金融資本と米国の代理人ですよ。民主党には韓国や北朝鮮の代理人もいますしね。
また、最後の一文が矛盾しています。
世界支配はまだ崩れていません。
連中は全く諦めていない。
Unknown (Unknown)
2011-08-30 20:42:58
北朝鮮の対日政策のキーパーソンは金日成の実弟の金英柱(今年89歳)だ。

金英柱は戦前、満州で日本の公的機関に深く係わり、帝国陸軍人脈も広い。

恐らく、在日の旧軍関係者を介して、日本政府と通じているはずだ。
電波酷過ぎ・・ (20世紀青年)
2011-08-30 21:06:49
北朝鮮が日本陸軍の後継って・・
頭、大丈夫?
Unknown (ケケケのケッ)
2011-08-30 21:20:59
頭、大丈夫です。
ご心配なく。
Unknown (4)
2011-08-30 21:56:41
前原も野田も国際金融資本と米国の代理人ですよ


それこそおまえの思い込みw

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