経済なんでも研究会

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市場を麻痺させた 日本銀行 (上)

2016-12-28 08:01:53 | 日記
◇ 国債の保有額は407兆円に = 日銀は13年4月に異次元緩和を始めて以来、市場から巨額の国債と株式を購入し続けている。このため国債市場では、売買できる国債の数量が激減。このまま行くと遠からぬうちに、市場は干上がってしまいそうだ。株式市場でも日銀は最大の買い手となり、市場の自由な価格形成機能の大きな阻害要因となってきた。

日銀の発表によると、国債の保有高は12月20日時点で406兆9500億円に達した。このうち長期国債は358兆5700億円となっている。この保有高を異次元緩和の直前13年3月末と比べると、増加額はおよそ281兆円。日銀は異次元緩和後の3年9か月間に、国債の買い入れだけでこれだけの資金を市場に放出したことが判る。

かつて国債の最大の買い手は、常に民間の金融機関だった。たとえば13年3月時点では、国債を166兆6000億円も保有していた。それが、ことし10月末では84兆4000億円に半減している。日銀が高値で国債を買いあさり、結果として長期金利はゼロ近辺に張り付いたまま。民間の金融機関は運用が難しくなってしまった。

ことし9月末の国債発行残高は926兆円。そのうち長期国債は595兆円だった。たとえば長期国債でみると、日銀はその60%を保有していることになる。さらに日銀は年間80兆円のスピードで、国債を買い入れる方針。新規国債の発行額にもよるが、このまま行くと2-3年のうちには市場に出回る国債が皆無になる。異常な状態と言うしかない。

                                (続きは明日)

      ≪27日の日経平均 = 上げ +6.42円≫

      ≪28日の日経平均は? 予想 = 上げ

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