何気にスカパーで録画した1969年の日活映画「愛するあした」を見て驚いてしまった。伊藤ゆかり が歌う、作詞:安井かずみ、作曲:東海林修による同名の主題歌はまったくボサノバだったのだ。当時の日活映画のイメージをひっくり返えすおしゃれな感じは一体何なのだろう。
この曲が、1969年の日本で作らていたことに驚いてしまう。イントロから、エンディング そしてバックのストリングス、フルート、トロンボーンもなかなか良いですよ。オス・キャリオカスのアルバムなどブラジリアン・サウンドを相当研究して作ったのでしょう。
伊藤ゆかり といえば「小指の思い出」ぐらいしか知らなかったけど、すっかりイメージが変わってしまった。透明感としっとりした感じを合わせ持ったいい声ですよ。こんな感じの曲をもっと歌ってほしいと思った。
追記:
YouTube で試聴できます。
http://www.youtube.com/watch?v=eW4TlZjr89M