MMRの「知ったかぶり」音楽ブログ

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ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83

2017-06-09 22:23:22 | 協奏曲

今日は、自分の大好きなブラームスでも。

あくまでも持論ですが、『ブラームスを知れば、モーツァルトやベートーヴェンなどの古典作品を理解できるし、シェーンベクルやベルク、現代の音楽もわかるはず』。ブラームスは、それまでの音楽を吸収し、発展させ、新しい試みを企てました。シェーンベルク、ベルク、ヴェーベルンの3人はブラームスを研究して、新しい音楽を作り出したそうですから、つながってるんです。


ヨハネス・ブラームス(1833-1897)は、作曲家としてはもとより、ピアニストでもありました。ピアノ協奏曲を2曲残しており、その2曲ともブラームス自身のソロで初演が行われています。第1番は20代後半の頃に書かれた初期の作品。初の本格的なオーケストラ用の作品ともなりまして、宗教的な、敬虔な雰囲気もある第2楽章が印象的。

第2番の協奏曲は、第1番から20年以上もたった40代半ばの頃の作品。もうこの頃には2つの協奏曲、ヴァイオリン協奏曲などオーケストラ作品を送り出しており、管弦楽の扱い方も相当手馴れてきた感じ。これまでの協奏曲といえば3楽章構成が普通でしたが、この協奏曲は当時としては珍しい4楽章構成。交響曲的な性格と、協奏曲の性格を併せ持った作品ともいえましょう。


第1楽章の出だしの美しいホルン・ソロの第1主題が印象的。これの応えるようにピアノが登場。まるで会話しているかのよう。互いに自己主張はせず、ピアノはオーケストラの一部のように扱われます。

荒々しい第2楽章を経て、第3楽章アンダンテは、ブラームスお得意の室内楽的なロマンティックな雰囲気。ここではソロのチェロが活躍します。まるでオケ付きのチェロ・ソナタ。

第4楽章は、ちょっとおどけた感じもしますが、これもブラームスお得意のハンガリーのジプシー風の音楽として書かれています。


アンドレ・ワッツ(p) レナード・バーンスタイン指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック

1968年の録音。当時アンドレ・ワッツは22歳。若い。少し表情が硬い印象を受けますが、第2楽章の荒々しさと、対照的な第3楽章の美しさが素晴らしい。

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