MMRの「知ったかぶり」音楽ブログ

クラシック音楽を聴くのが趣味ですが、
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トン・コープマンのモーツァルト ~N響 午後のクラシック 第3回

2017-06-15 21:00:02 | コンサート

5から6月にかけてのコンサートを東京交響楽団NHK交響楽団と交互に通っていますが、別に意識してこうなったわけではありません。図にするとこんな感じ。

N響東響N響東響N響今ココ)→東響N響

単なる偶然です。

    

ということで、今日も行ってきました。@ミューザ川崎

ホントに梅雨なのか?という位、いい天気でした。N響 午後のクラシック 3回シリーズの第3回目。今回が早いもので最終回です。

プログラムは、

  1. モーツァルト歌劇「魔笛」序曲
  2. モーツァルトフルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299
  3. モーツァルト交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」
指揮:トン・コープマン/フルート:カール・ハインツ・シュッツ/ハープ:シャルロッテ・バルツェライト
そしてコンサートマスターは、何とっ、ライナー・キュッヒル!。ウィーン・フィルの元コンサートマスターです。2曲目のソリストたちもウィーン・フィルの現役メンバーなので、ウィーン風のモーツァルトに期待です。

元々この演奏会の指揮者はネヴィル・マリナーさんが振る予定でしたが、去年の10月に惜しくも亡くなってしまったため、代役としてトン・コープマンの登場です。N響とは今回が初共演。自分にとっても、CD、実演を含めて、初めて接する指揮者です。1944年オランダ生まれのオルガニスト、チェンバロ奏者、指揮者です。

    

72歳のコープマンがやや早足で颯爽と登場。元気でお茶目なおじいちゃん、という感じです。1曲目の「魔笛」序曲。モーツァルト最後の年に作曲されたオペラ。開始の「フリーメイソンの和音」の響きと残響がミューザのホールに程よく溶け合って、音楽に引き込まれていきます。ピリオド奏法での演奏のため、肩の力が抜けた結構軽めの演奏でスイスイと曲が進んでいきます。ミューザとモーツァルトの相性抜群と感じさせた約7分間でした。

    

2曲目は、フルートとハープのための協奏曲という珍しい組み合わせの協奏曲。1777年からのパリ旅行時の作品。1778年パリにおいて、外交官ド・ギーヌ伯爵と令嬢(ともにアマチュア演奏家)のために書かれた協奏曲で、演奏しやすいハ長調で書かれ、難解な技法は避けながら、次々と新しい楽想を繰り出すなどの工夫によって、フランスのサロン音楽風の典雅極まりない楽曲を生み出しました(プログラムより)。

今回演奏される3曲の中で最も若い頃の作品(と言っても22歳頃)。モーツァルトの協奏曲の特徴は、楽器のバランスが良いこと。そして、楽器の特徴をうまく引き出していること。だから長く愛され続けているんですね。

ウィーン・フィルのメンバーによる演奏なので、まるでウィーン・フィルを聴いているような贅沢な気分になります。特に第2楽章の美しさは、ホールの響きと相俟って素晴らしかった。


アンコールは、ソリスト二人による、イベール作曲の間奏曲。きれいで素敵な音楽です。

    

休憩後のメイン。交響曲第41番ハ長調「ジュピター」。モーツァルト最後の交響曲で、スケールの大きさから「ジュピター」と名付けられた名曲です。コープマンは、これをどう演奏するか楽しみにしていました。

結果は、早めのテンポで、サクサク、快活な演奏。でも、よく聞くと細かいところの表現の仕方が面白かったです。

例えば、第1楽章の出だしの和音の演奏は、ジャンドラランドララン、とかなりはっきりわかるクレッシェンド。何回か繰り返し出てくるフレーズですが、全てこの演奏でした。細かいところが徹底してますね。全体的に強弱の起伏が大きいので、面白く聴けました。第2楽章の柔らかい響き、第3楽章の舞曲風な感じ、そして第4楽章のスケールの大きな演奏と、あっという間の約35分!でした。繰り返しは全て演奏してたと思う。こういうスッキリした演奏好きだな。


恒例のアンコールは、同じモーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」から第1楽章。もちろんこれも素晴らしい演奏。ピリオド奏法なので、キレがありますね。

    

これで、N響 in ミューザ は終了。とても新鮮な組み合わせでした。映画音楽、ミュージカルも良いけど、もっとクラシックな曲を演奏して欲しいです。

そして改めて、ミューザの響きの良さに感心、感心です。次回は、東響定期です。

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