ぷれでたの日記

民間人のありきたりな日記です。FXやってます。投信も少し保有。リンクフリーです。コメントはツイッターまで。

浮かむ瀬&将棋所

2016-10-15 23:55:00 | パソコン



最近ほとんどマニアックなゲームブログになってきているのだが気にせず続けようと思います。
今日は将棋ゲームについて書きます。

1.浮かむ瀬とは

 将棋ソフトの思考エンジンだ。元は「Apery」と名乗っていた。
 ただし、普通のソフトではなく現在存在するソフトでは最強クラスの1つと言えるだろう。
 今年行われた第4回将棋電王トーナメントでは準優勝している。
 他にポナンザという優勝した最強ソフトがあるのだがそれに負けたのみで予選リーグでは7勝1敗だった。
 ポナンザは電王戦でA級棋士に勝ったりしている実力でそれには少し劣るがこれもかなりの実力だ。
 単にプロ並みというだけでなく控えめに言っても上位10~20名に入る位の実力と言えるのではないか。

 こんなすごいソフトをフリーで公開して使わしてくれるとはありがたいの一言だ。
 ただし、ソフト容量は500MB以上なのでダウンロードには時間がかかる。
 また、64ビットのOSでしか動かないようだ。

 Apery(浮かむ瀬)


2.将棋所とは

 浮かむ瀬は思考エンジンと説明したが、人間が対局するには操作画面が必要でそれを行うソフトが「将棋所」だ。
 将棋を考えるソフトと操作するソフトが別になっている。これは便利だし合理的だ。
 そのおかげで色々な思考をソフトを試したり対戦させたりできる。
 このソフトは画面がきれいだし、対局時の駒の音も良いし、単純な対戦以外にリーグ戦までやってくれる。
 至れり尽くせりの良いソフトだ。これも無料で公開されている。
 
 浮かむ瀬と組み合わせると素晴らしい将棋ソフトの出来上がりだ。市販ソフトは厳しいな。
 両方とも親切な説明があるのでそれを読めば問題無く使えるだろう。

 将棋GUIソフト「将棋所」


3.その他の思考エンジン

 将棋所のサイトには使える思考エンジンが書いてあるので他にも最近の強いソフトは手に入る。
 個人的には最近のソフトはどれだけ強いのかに興味があったので以下の少し古いソフトを集めてみた。
 
 GPS将棋   東大で開発されたソフト。第2回電王戦出場。
 Bonanza 6.0   将棋ソフトを大幅に強くした有名ソフト。
 Bonanza Feliz  Vectorで公開されていたBonanzaの一種?
 Lesserkai    将棋所に添付されているソフト

 GPS将棋、Bonanza 6.0はそれぞれのホームページからダウンロードできる。容量は数十MBと小さい。
 Bonanzaを将棋所で使うにはBonadapterというソフトが必要だ。これは検索するとすぐに見つかると思う。
 また、GPS将棋をインストールすると一度再起動する必要がある。そのままでは動かない。

 GPS shogi
 Bonanza 6.0
 bonadapter
 将棋所で使えるエンジン


4.第1回ぷれでた杯将棋リーグ

 という訳でいくつかソフトが集まったので将棋所でリーグ戦をやってみた。結果は次の通り。

 
 
 ルールは持ち時間1分、秒読み60秒、スレッドは1つのみ使用、先手/後手で対戦、CPUはi5-6260。
 時間切れ負けにはチェックを入れない。これを入れるとタイミングの問題?で負けるソフトが多くなる。
 CPUパワーがしょぼい条件で持ち時間1分の早指しだ。1分だとすぐ終わるように思えるが丸1日かかってしまった。

 結果は当然というか浮かむ瀬が全勝。しかも序盤からリードしてどんどん差が広がる展開で隙が無い。
 昔のソフトは序盤は苦手と言われたがこれには通用しないように見える。
 2位はGPS将棋で気楽に試したいのならこれで十分だと思う。容量はコンパクトだ。
 Bonanzaは実力では6.0が上だがFelizの方が思考時間が短く思い切った打ち方をする。
 唯一の番狂わせはFelizがGPS将棋に勝ったのだがこれは思い切った攻撃がはまったせいだろう。
 娯楽用にはFelizが良さそうだ。


5.将棋ソフトについて思う事

 Bonanzaが機械学習を取り入れて飛躍的に強くなったのだがその実力がはっきりしたのが
 第2回電王戦の5対5の対抗戦だ。
 この時はコンピューターが3勝1敗1分と勝ち越した。初戦に勝った後は1分3敗。
 後に出てくるソフト程強かったのでプロとしては残念な結果だった。
 しかし、勝てなかったとはいえ必死に戦う姿には感動した。すごいものを見せてもらったという感じだった。
 
 その後、第3回、第4回と続くのだがルールの変更が行われている。
 使用ハードウェアの制限とソフトの事前貸し出しだ。
 将棋の棋士の人は同じ相手と何度も対戦して手の内を知った上でやっているし、コンピューター側は棋士の
 対局データを事前に手に入れられるので貸し出しというのは変だとは思わないし公平にも見える。
 ソフト開発者は大変だがこれはやってもいいと思う。
 しかし、ハードウェアの制限をしてしまうとソフトの強さも制限されてしまうのでこれは変だろう。
 例えは悪いけど猛獣に鎖と重りをつけてハンデありでなんとか戦っているのだ。
 
 第4回は棋士側が勝ち越したがその内2勝はソフト側のバグをついたものだった。
 特に最終戦の雰囲気は最悪でこれでしか勝てませんというギブアップ宣言に見えた。
 ハードウェアでハンディをもらっているのにこれではもはややる意味は無いように思える。
 
 それで極めつけは今回の離席&スマホのカンニング疑惑だ。
 以前は離席して他の棋士のアドバイスを受けるというのが注意事項だったようだが
 今は将棋ソフトを利用する疑惑になってしまっている。
 これも驚きで将棋ソフトを使えば最高峰の竜王戦の挑戦者になれるという事か。
 一部の棋士はソフトの方がもはや完全に上というのを実質的に認めている。疑心暗鬼を生じている状態。

 という訳で余りうまく言いたいことがまとめられなかったが、いくつかの最強のソフトは出来たが
 プロ棋士とソフトの関係は余り良くないように見える。
 このすごいソフトを作った技術者の方々とそれに挑んだプロの方々には敬意を表するが
 残念だけど、共存は難しそうなのである程度離れて別の道を歩んだ方が良い気がする。



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