御相談がありました。
『何ヶ月か前から犬の異常な鳴き声が聞こえてきます。
時間帯はいつも夜暗くなってからで何か物で叩いているみたいです。
周りは住宅街なんで近所の人も警察に通報しても警察は何もしてくれません。
我が家にも犬がいます。
うちの子もソワソワして心配しているように悲しそうに鳴き声だします。
その家は前から騒音などの苦情が多く問題のある家です。
近所の方も不安や仕返しの恐怖から何も出来ないみたいです。
毎晩のように聞こえるワンちゃんの声がとても聞いてられません。
こんな場合どおしたらいいんですか?』
よくある御相談例です。
虐待であるなら放っておけません。
一刻も早く救出したいと胸が痛みます。
しかし、歯がゆいながら、虐待事件の難しさは証拠がなければ犬を飼い主から取り上げて救出することが困難だということです。
飼い主には所有権がありますから、虐待であることが明らかでなければ飼い主の所有権を侵害してまで犬を取り上げることが出来ないからです。
またよくある事例として、犬の異常行動により家族がそれを制していたのを虐待と見なされたという場合もあります。
ですから、まず虐待なのか否かを判断せねばなりませんが、密室で行われていることだけに、なかなか外部からの見極めが難しいのが現状です。
警察も虐待の証拠が無ければなかなか動いてくれませんので、このような事例は非常に対処が困難です。
地域の自治体の保健所では飼い主への飼育指導も行っていますから、保健所への御相談も良いでしょう。
しかし、保健所が指導に行った結果、飼い主が飼い犬の飼育を放棄し、殺処分のための引き取りを保健所に要望するという残念な例もあるようで、なかなかこれが得策であるとの断言も出来ません。
お住まいの地域の動物愛護団体に御相談されるのも良いでしょう。
いずれにしろ証拠をつかむことが大切です。
地域で目を光らせて、声を録音するなど、状況証拠を集めてほしいと思います。
状況証拠があれば警察にしろ、保健所にしろ、愛護団体にしろ、動きやすくなります。
逆に言えば、虐待をしているのかもしれないという可能性だけでは動きたくても先方に否定されたらそれ以上の追求が困難なため、何も出来ないまま、かえって逆に注意をしにいったことで、さらに隠れて虐待が行われることになる危険もあります。
こうなると救出が必要でも出来なくなってしまいます。
虐待事件はまず証拠をつかむこと。
状況証拠でもいいですから、鳴き声のした日時、状況を記録し、可能ならば声や音を録音する。
地域で目を光らせ、不審なことがあれば情報を一元化できるようにして、地域全体で監視する。
地域の協力が得られない場合、協力してくれる個人を募る、など、やはりまわりの人間が結束することが不可欠です。
今回の場合、明らかに叩かれた音や悲鳴など、音で虐待と判断できるなら、警察に動いてもらうべきです。
警察が及び腰であるならば保健所に相談の上、保健所から警察に働きかけてもらうのが良いかと思います。
いずれにしても個々の事例により対処方法は異なってきますので、まずは警察、保健所、地域の愛護団体に御相談下さい。
当会でもサポートいたしますので電話相談のご予約をメールにてお申し込み下さい。
『何ヶ月か前から犬の異常な鳴き声が聞こえてきます。
時間帯はいつも夜暗くなってからで何か物で叩いているみたいです。
周りは住宅街なんで近所の人も警察に通報しても警察は何もしてくれません。
我が家にも犬がいます。
うちの子もソワソワして心配しているように悲しそうに鳴き声だします。
その家は前から騒音などの苦情が多く問題のある家です。
近所の方も不安や仕返しの恐怖から何も出来ないみたいです。
毎晩のように聞こえるワンちゃんの声がとても聞いてられません。
こんな場合どおしたらいいんですか?』
よくある御相談例です。
虐待であるなら放っておけません。
一刻も早く救出したいと胸が痛みます。
しかし、歯がゆいながら、虐待事件の難しさは証拠がなければ犬を飼い主から取り上げて救出することが困難だということです。
飼い主には所有権がありますから、虐待であることが明らかでなければ飼い主の所有権を侵害してまで犬を取り上げることが出来ないからです。
またよくある事例として、犬の異常行動により家族がそれを制していたのを虐待と見なされたという場合もあります。
ですから、まず虐待なのか否かを判断せねばなりませんが、密室で行われていることだけに、なかなか外部からの見極めが難しいのが現状です。
警察も虐待の証拠が無ければなかなか動いてくれませんので、このような事例は非常に対処が困難です。
地域の自治体の保健所では飼い主への飼育指導も行っていますから、保健所への御相談も良いでしょう。
しかし、保健所が指導に行った結果、飼い主が飼い犬の飼育を放棄し、殺処分のための引き取りを保健所に要望するという残念な例もあるようで、なかなかこれが得策であるとの断言も出来ません。
お住まいの地域の動物愛護団体に御相談されるのも良いでしょう。
いずれにしろ証拠をつかむことが大切です。
地域で目を光らせて、声を録音するなど、状況証拠を集めてほしいと思います。
状況証拠があれば警察にしろ、保健所にしろ、愛護団体にしろ、動きやすくなります。
逆に言えば、虐待をしているのかもしれないという可能性だけでは動きたくても先方に否定されたらそれ以上の追求が困難なため、何も出来ないまま、かえって逆に注意をしにいったことで、さらに隠れて虐待が行われることになる危険もあります。
こうなると救出が必要でも出来なくなってしまいます。
虐待事件はまず証拠をつかむこと。
状況証拠でもいいですから、鳴き声のした日時、状況を記録し、可能ならば声や音を録音する。
地域で目を光らせ、不審なことがあれば情報を一元化できるようにして、地域全体で監視する。
地域の協力が得られない場合、協力してくれる個人を募る、など、やはりまわりの人間が結束することが不可欠です。
今回の場合、明らかに叩かれた音や悲鳴など、音で虐待と判断できるなら、警察に動いてもらうべきです。
警察が及び腰であるならば保健所に相談の上、保健所から警察に働きかけてもらうのが良いかと思います。
いずれにしても個々の事例により対処方法は異なってきますので、まずは警察、保健所、地域の愛護団体に御相談下さい。
当会でもサポートいたしますので電話相談のご予約をメールにてお申し込み下さい。