(「動物・自然保護」啓発団体) プ ラ ー ナ 公式お知らせ・メッセージページ

プラーナホームページに従属して運営する、お知らせ等のメッセージページです。

虐待かもと思ったら

2010-09-27 12:33:17 | 日記
御相談がありました。

『何ヶ月か前から犬の異常な鳴き声が聞こえてきます。
時間帯はいつも夜暗くなってからで何か物で叩いているみたいです。
周りは住宅街なんで近所の人も警察に通報しても警察は何もしてくれません。
我が家にも犬がいます。
うちの子もソワソワして心配しているように悲しそうに鳴き声だします。
その家は前から騒音などの苦情が多く問題のある家です。
近所の方も不安や仕返しの恐怖から何も出来ないみたいです。
毎晩のように聞こえるワンちゃんの声がとても聞いてられません。
こんな場合どおしたらいいんですか?』


よくある御相談例です。
虐待であるなら放っておけません。
一刻も早く救出したいと胸が痛みます。

しかし、歯がゆいながら、虐待事件の難しさは証拠がなければ犬を飼い主から取り上げて救出することが困難だということです。

飼い主には所有権がありますから、虐待であることが明らかでなければ飼い主の所有権を侵害してまで犬を取り上げることが出来ないからです。


またよくある事例として、犬の異常行動により家族がそれを制していたのを虐待と見なされたという場合もあります。

ですから、まず虐待なのか否かを判断せねばなりませんが、密室で行われていることだけに、なかなか外部からの見極めが難しいのが現状です。

警察も虐待の証拠が無ければなかなか動いてくれませんので、このような事例は非常に対処が困難です。


地域の自治体の保健所では飼い主への飼育指導も行っていますから、保健所への御相談も良いでしょう。

しかし、保健所が指導に行った結果、飼い主が飼い犬の飼育を放棄し、殺処分のための引き取りを保健所に要望するという残念な例もあるようで、なかなかこれが得策であるとの断言も出来ません。

お住まいの地域の動物愛護団体に御相談されるのも良いでしょう。

いずれにしろ証拠をつかむことが大切です。
地域で目を光らせて、声を録音するなど、状況証拠を集めてほしいと思います。

状況証拠があれば警察にしろ、保健所にしろ、愛護団体にしろ、動きやすくなります。

逆に言えば、虐待をしているのかもしれないという可能性だけでは動きたくても先方に否定されたらそれ以上の追求が困難なため、何も出来ないまま、かえって逆に注意をしにいったことで、さらに隠れて虐待が行われることになる危険もあります。
こうなると救出が必要でも出来なくなってしまいます。

虐待事件はまず証拠をつかむこと。
状況証拠でもいいですから、鳴き声のした日時、状況を記録し、可能ならば声や音を録音する。
地域で目を光らせ、不審なことがあれば情報を一元化できるようにして、地域全体で監視する。

地域の協力が得られない場合、協力してくれる個人を募る、など、やはりまわりの人間が結束することが不可欠です。


今回の場合、明らかに叩かれた音や悲鳴など、音で虐待と判断できるなら、警察に動いてもらうべきです。

警察が及び腰であるならば保健所に相談の上、保健所から警察に働きかけてもらうのが良いかと思います。

いずれにしても個々の事例により対処方法は異なってきますので、まずは警察、保健所、地域の愛護団体に御相談下さい。

当会でもサポートいたしますので電話相談のご予約をメールにてお申し込み下さい。

無事決まりました!

2010-09-18 12:14:46 | 日記
無事石川県の猫達、譲渡先が決まった模様です。

連休明けに会からセンターに再度詳細確認してみるつもりです。

皆様のお力添えに重ねて感謝申し上げます!

取り急ぎご報告まで!

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この機に、再度皆様方に当ホームページ内の殺処分の現状を訴えるページをご覧頂きたいなと思います。

人間の都合によって命を絶たれる子達を無くしていくためには、動物を飼う以上は最後まで何があっても責任を持って飼う、という当たり前のことを、世の中の全ての人が認識するようにならない限り、難しいのです。

殺処分される子の約八割が飼い主による持ち込みによるものであると言われています。
(子犬子猫、ならびに成猫を主にして。ちなみに猫に関しては基本飼い主の持ち込み以外の引き取りや捕獲はしていませんので表面上は飼い主の持ち込みが百%となります。
しかしこれもあくまで表面上ということであるようですが
また各自治体により若干現状が異なります。)

生まれる子犬子猫に責任を持てないなら不妊手術を行うなど、まだまだ飼い主の意識を変えていかなければならないことが沢山ありますが、まず一番に知ってほしいのは、彼らが皆、人間と何ら変わらぬ感情を持つ存在であるということです。

命を絶たれる恐怖も哀しみも、何ら私達と変わらないのです。

信じていた家族であり、この世でただ唯一の愛する存在である飼い主に連れてこられる彼らの哀しみがどれほどのものか。

最後の最後まで飼い主が再び迎えに来てくれることだけを信じ、気も狂わんばかりの恐怖の中で待ち続ける彼らの想いがどれだけのものか。

それを全ての人に知ってもらいたい。

どうかプラーナホームページの殺処分の現状ページを是非ご覧下さい。

http://www.prana-japan.com

金沢の猫達の件

2010-09-16 15:22:08 | 日記
この度、インターネット上で沢山の方々が緊急SOSの呼びかけにご尽力されている金沢の猫達の件を知り、当会でも何かお役に立てないかと思い、金沢市と金沢でご活躍されておられる団体様、両者にお話しをお伺い致しました。

例えば残った子が出た場合、当会で引き取る等の対応が出来ないかとお尋ねした所、他の自治体の多くがそうであるように、譲渡は県内の一般家庭のみに限られており、その上、一時預かりやボランティア関係への譲渡は一切不可であるとのこと。

金沢市は譲渡後、家庭への職員による定期訪問や追跡調査なども徹底しておられ、自治体としても命を繋ぎ、殺処分に至る無責任な飼育を無くしていくためご尽力をされておられるようです。

それゆえ、最終的に手段を選べぬ状況になった場合、苦肉の策として、一般家庭を装い譲渡を受け、助け出し、その後に里親探しを行うことも現状不可能なようです。

今回、私共は直接救済に動くことが残念ながら叶いそうにありませんが、引き続き、当会でも石川県在住の方への呼びかけを微力ながら続けて参りたいと思います。

全ての子が処分されずに助けられるよう、当会からも要望して参りますので、もし何かお力添えできることが発生した際にはお声を頂戴出来ますれば幸いです。


今も誰にも知られることなくその命を絶たれている子達が全国に沢山います。
此度の件が良い結果に終わり、これを機にひとりでも多くの方が現状を知り、現状を変えていこうという想いを持って下さり、その想いが波となっていくことを、そして、現状を変える力となっていくことを心より願っております。


http://www.prana-japan.com

緊急呼びかけの転載です!

2010-09-12 00:05:33 | 日記
保健所に持ち込まれた猫達を助けて!という呼びかけと転載の協力呼びかけがされていますので、転載します!

皆様も転載にご協力ください!

http://blog.goo.ne.jp/46uyann/e/27e738993843a3397e26e780ff699193


今の日本では、こんな子達が知られることなく沢山処分されています。
この子達は氷山の一角かもしれませんが、目の前の出来ることからやってみましょうよ!

そしてこれを機に、誰からも手を差し伸べられずに誰からも知られずに、命を奪われている子達にも気付いて、少しでも彼らにも救いの手が届くように、みんなで努力していきましょうよ!

リンクについて

2010-09-10 10:27:02 | 日記
当会では、リンクは許可制を取っております。
リンクを御希望頂く際はその旨ご連絡を頂いております。

また特定のページへの直リンクは基本お断りしており、トップページのリンクをお願いしています。

(詳しくはホームページをご覧下さい。)


私共がなぜ、リンクの際に厚かましくもここまで徹底して皆様方にホームページのトップのみをお願いし直リンクを基本お断りさせて頂いているのかと申しますと、人間の心理、行動を考える時、直リンクされていると、他のページや全体まで敢えて目を向けない方が多くなりがちだからです。

しかし、私共が伝えようとしている大切なことはとても多く、そのため当ホームページは本を読むように、基本的知識を深めながら読み進めて頂くような構成にしております。

ところが直リンクは本の真ん中のページだけをちぎってきて紹介するようなものになってしまう危険性がある訳です。

基本知識の無い一般の方などの場合、一部分だけを取り出して理解したつもりでも、その背景にあるものがきちんと理解出来ていなければ、時に誤った認識を生んでしまう場合もあり、良かれと思ってした行動がかえって動物達を苦しめることになってしまうこともあります。

そのような活動をされている方々もとても多く、正しい知識がないばかりに自分が正しいと思い込み、新たな問題を自分が生んでいることに気付かないのです。

動物を助けるつもりが、実は不幸にしている・・・
本人にとっても動物達にとっても、こんなに哀しいことはありません。

動物愛護活動は、尊い命への責任を背負った活動です。
間違ったでは許されないのです。
我々人間には他愛もない間違いでも動物達にとったら、二度と取り戻すことの出来ない命がかかっているのです。
命は失敗したら二度と戻りません。

だからこそ私共は啓発と共に、正しい知識と認識を持って、命をその背に背負う自覚で活動出来る人材を育てるため、様々な情報をホームページを通じ発信しているのです。

直リンクをお断りするのはそれを見る方々全てに、全体を見て欲しいから。

そして正しく現状を理解し、真に動物達のための活動をしてもらうようになって欲しいから。

人間のための動物愛護になってしまい、動物達のための愛護からかけ離れてしまわないように。・・・


当会が皆様方に心苦しいながらも、いろいろ煩いことを申し上げるのは、このように動物達の命を守りたいという想いだからこそです。
どうぞ、それを御理解の上、ご容赦、ご協力賜れることを切に願っております。

岡居


プラーナホームページ
http://www.prana-japan.com

お問い合わせはホームページの本部事務局アドレスまで。