奥永さつき

日々のできごとをそこはかとなくつづります。

「加憲」の難しさ

2017-05-05 19:15:39 | 社会
 首相は3日、戦争の放棄をうたった9条の1項と、戦力の不保持を明記した2項を残しつつ、「自衛隊を明文で書き込む」と表明した。自民党の二階俊博幹事長が「積極的に協力していくのが当然だ」と支持を表明した中、石破氏は3日夜のBSフジ番組で、こうかみついた。
 「今まで積み重ねた党内議論の中では、なかった考え方だ。自民党の議論って何だったの?」
 首相の表明は、自民党が野党時代の平成24年に発表した憲法改正草案にはなかった要素だ。草案は現行憲法の2項の「戦力の不保持」を削除し、「自衛権の発動を妨げるものではない」と明記した上で「国防軍」の保持を盛り込んだ。(産経)


「加憲」政党に「忖度」した方針なのだろう。
これまでの憲法解釈では、9条の1項と2項は「侵略戦争はしません。そのための戦力を保持しません」といっていて、自衛権は当然あるというものだ。
それに「3項」を加えるとするならば、「ただし、自衛のための必要最小限の戦力を保持する」とでもするのだろうか。

だが、護憲派は自衛でも戦いませんと主張しているわけで、それは9条の1項と2項が政府答弁などの積み重ねで「解釈」されていて明確さを欠いていることに原因がある。もちろん、戦勝国米国が、日本が「侵略国家」とならないように「不戦条約」の条項を持ち込んだものだが、「侵略国家」は国連憲章で禁じられているのだし、このご時勢、いや今後も他国を侵略したいと考える日本人が生まれるとも思えないのだが。

いずれにしても、この辺りをすっきりさせておかないと、「パッチワーク」になって、「解釈」「解釈」でわけがわからなくなると思う。
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