奥永さつき

日々のできごとをそこはかとなくつづります。

「情報」の意味を理解していない

2017-06-30 21:41:32 | 社会
 30日の菅義偉官房長官の記者会見で、学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)の獣医学部新設に関して連日のように質問攻勢をかける東京新聞記者が、菅氏に「勘違いしないでいただきたい」と抗議した。
 菅氏は29日の会見で、同記者に対し「噂や推測に基づいて申し上げるのは失礼だ」などと苦言を呈した。同記者は1日後になって「憶測でも噂レベルでもない」と訴え、「『週刊誌を基に聞くな』というが、私たちより先行して情報を持っている方がいる中で、それを基に聞かざるを得ないこともある」と主張した。(産経)


最近話題の東京新聞記者さんは「情報」の意味をご存じないようだ。
「週刊誌」に書かれていることが事実であれば「情報」だが、誤っていれば「フェークニュース」と言う。誤っているものは害でしかないので、それは「負の情報」なのだろう。

 東京電力福島第1原発事故をめぐり、業務上過失致死傷罪で強制起訴された元会長の勝俣恒久被告(77)ら東電旧経営陣3人の初公判。「(10メートル超の津波が襲来するという)計算結果の重大性は十分に認識できた」。東京地裁104号法廷では30日、検察官役の指定弁護士を務める神山啓史弁護士が時折、語気を強めて3被告に刑事責任があることを強調しつつ、冒頭陳述を読み上げた。(産経)

これもそうで、当時、貞観地震なんてものはごく一部の地震学者にしか知られていなかったし、「10メートル超の津波が襲来する」可能性があるといっても地震予知はできないのでいつくるのかもわからない。そういう不確かなものの「情報量」は少ない。
何百年後かに来るものに対処するなんてのは実にばかげたことで、何百年後かに今の原発は当然ないし、ひょっとしたら人類が生き延びているのかも保証の限りではないだろう。

南海トラフの地震も、とにかく積み上げれば30メートル超の津波だと予測しているが、いつ起こるのかも、連動するのかもわからない。つまり、「情報量」がないので、各自治体も高台に移転するなどという計画は出せない。できることと言えば、ソフト面しかない。


「10メートル超の津波が襲来する」という事象が起きたから「情報」になったのだし、貞観地震が注目されるようにもなった。後付で「情報」になったものを判決の根拠とすべきではない。
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