大義がない？

野党４党や朝日・毎日・東京などの左翼新聞は、常日頃「安倍政権打倒」と騒いでいるのだから、解散・総選挙となれば、チャンス到来と大喜びするはずだ。
ところが、揃いもそろって「大義がない」と騒ぎ出す。
代行に格下げになった民進党・山井は
「笑止千万。解散の大義はあとづけ以外の何者でもない。要はただ単に自分が勝てそうなときにやっておこうと（いうことだ）」と述べた。その上で「国民が北朝鮮のミサイルの危機におびえている中で解散するなんて到底考えられない。一言で言えば無責任解散だ」と痛烈に批判した。国会内で記者団に語った。(産経)

半島情勢を見れば、今回の制裁決議の効果が出るとしても半年程度はかかるだろうし、石油禁輸など更なる制裁で「外堀」を埋めないことにはトランプも軍事行動を起こせないだろう。であれば、来年まで待っていたら、それこそ選挙どころではなくなる、今のうちに済ませておこう、というのは立派な大義だ。
首相は今回の訪米でトランプに確認するのだろう。

「国民が北朝鮮のミサイルの危機におびえている」のではなく、「民進党が選挙におびえている」のだから、政権交代の意気込みなんぞは微塵も感じられない。
「笑止千万」。

小池都知事も民進党と同じようなこと言っているが、「準備不足です」と言っているに過ぎない。
もっとも、若狭の「一院制」はダメで、あまり期待は出来ないようだ。