奥永さつき

日々のできごとをそこはかとなくつづります。

支離滅裂な都知事

2017-03-14 20:19:42 | 社会
 東京都議会の自民党は14日に開かれた都議会予算特別委員会で、小池百合子知事に対して築地市場(中央区)、豊洲市場(江東区)の安全性をめぐる論戦を仕掛けた。築地から豊洲への移転推進の立場をとる自民は、豊洲が法令上の土壌汚染対策が実施されていることを強調したが、小池氏は豊洲の整備方針で法令以上の対策が決まっていたことを挙げて「それを徹底していく」と反論。議論は平行線に終わった。
 特別委で自民の崎山知尚議員は、小池氏がこれまでに築地の土壌汚染の恐れに関して「コンクリートなどで覆われ、法令上の問題はない」と発言したことに言及。豊洲もコンクリートで覆われるなどし、法令上の基準を満たしているという都幹部の答弁を引き出し、「豊洲は法令上の問題をクリアしているのか。イエスかノーか」と迫った。
 小池氏は「安心のために法令を上回る措置を講じるというのが議会、都庁で決めたことだ」と指摘し、「それを徹底し、信頼を確保しようというのが私の決意だ」と答弁した。
 また、崎山氏は築地について建物6棟の耐震不足や、大雨時にマンホールから水があふれるなどの老朽化を指摘。売り場が外部から遮断されていない「開放型」の市場でネズミなどが確認されているとし、安全・安心について見解を求めた。
 小池氏は「さまざまな課題を抱えているが安全と考えている。長年にわたって勝ち得た築地ブランドという安心もある」と強調した。 (産経)


「長年にわたって勝ち得た築地ブランドという安心」?????

ネズミがウロチョロしているとか、卸がトイレにはいった長靴で…とか、庶民が知らないだけということを意味しているのだろう。
豊洲では飲みもしないし、生鮮品を洗うわけでもない地下水が環境基準を超えたと騒いだことが、庶民を不安がらせた。数値が一人歩きするから問題とならないことは知らせる必要はないわけで、小池知事は情報公開の真の意味を理解しているのだろうか。

福島原発事故による汚染の除染基準をなんら科学的根拠がない数値に定めた民主党政権と小池都知事のメンタリティは同根だ。
都知事は即刻豊洲に移転させるべきであろうし、安倍さんは除染基準を改めるべきだろう。

こういった、「合理」ではなく「情理」が支配する日本を恥じる。
まあ、欧米人から見れば、日本人は自分たちより朝鮮人に近いと言うだろう。そういうことだ。