1月9日の柴日記

5:30に起きて、徒歩1分の工場へ。外はまだ暗い。
汚さと重さがきついいつもの仕事をしながら、頭はトリップ。
早朝のほんの2時間半だけの、社会との繋がり。
いつも通り、パートの奥様方が出勤する頃に、「お先に失礼します」とそそくさ一人帰る。
正月以来お腹の調子が悪くて、その後お迎えまで家で過ごす。作業あまり進まず。
夕方保育園にお迎えに行ったら、悠仁が「今日は、、、まあいいよ」と言う。いつもは早いだの遅いだの何かしら怒るのに。そして猛烈なタックル。1日で1番ほっとするひと時。いつもは自転車だけど、何となく今日は手を繋いで歩いて帰る。でも、悠仁はすぐに手を振り払って走っていくので危ない。曲がり角では止まるよう何度も言い聞かせる。
しばらくして学校始めの健太郎が元気に学童から帰ってくる。昼間ひっそりとしていた家が一気に賑やかになる。ランドセル姿のまま、工作してきた作品を嬉しそうに披露する。歯抜けの笑顔で。あゝかわいい。
夕飯はハンバーグ。いつも通りレッサーパンダの形に作る。
今日は父の誕生日だから、テレビ電話をする。口数少ない父だけど、孫を見てニヤニヤ嬉しそう。母の声も正月より元気そうでホッとする。

何でもない1日だけど、こうして文章におこしてみると、ありがたく愛おしい。
さあ、日記がいつまでつけられるかな？

写真は、健太郎からの手紙の返事。いと愛おし。