鹿の詩集本を背広の内ポケットに入れて出かけるチュンギ。先回りして待つテソン。テソンの姿を見て驚くチュンギですが、テソンにお前がイ・ジェハ先生を呼び出して殺したのだな?何のことを言ってるのかさっぱりわからないとテソン。手招きをして暴力団の仲間3人を呼びます。オ秘書もやって来ます。三人は次々とチュンギに殴りかかりますが、強いチュンギ、すべての男たちを投げ飛ばします。飛びかかったオ秘書、テソンも皆チュンギにやられてしまったのです。ヨンファとの約束の場所へ向かおうとしたチュンギの頭をビールの空き瓶で思いっきりたたいたテソン、血を流して倒れるチュンギ。驚いたテソンたちは慌てて逃げます。ヨンファはチュンギが遅いのでどうしたのかと指定の場所で待っていました。その時、ジェハ先生!私はあなたを殺してなかったと叫ぶ声を聞きます。慌ててその方へ行くヨンファ、チュンギが頭から血を流して倒れているのを見て驚いたのです。チュンギは息も絶え絶えにジェハ先生の鹿の本が背広の内ポケットにあると言ったのですが、驚きうろたえていたヨンファには聞こえなかったのです。すぐに病院に運ばれますが、チュンギはそのまま息を引き取ったのでした。知らせを聞いて兄のチョンファ一家が駆け付けます。30年ぶりにやっと会えたと言うのにと泣き崩れる兄チュンギ。ブニバーー、チュンジャたちも駆け付け涙にくれます。
チュンギの息子、ボンナム、駆け付け何で行ってしまうんだ!僕一人を残してっと言って泣き崩れます。
ダルスンは会社でヨンファからチュンギの死を聞き慌てて病院に駆け付け、冷たくなったチュンギと対面したのです。今頃はてんてん餃子で仕込みをし、明日の朝は皆で団らんしながら朝食を楽しみに食べるはずだったのに。なんでこんなに急に旅立ってしまったのかとなきくずれたのでした。
テソンは急にチョンギが背広に何か入れていたのを思い出します。きっと何か自分の罪を暴くものが入っていたに違いないと言い、ダルレにブニバーの家に探しにやります。ブニバーとチュンジャをテソンが雇った人間に病院のチョンギをもう一度見舞うようにとおびき出したすきに。チョンギが最後に着ていた遺品の背広が部屋の中に無造作に置いてありました。その背広の内ポケットに例の鹿の詩集が入っていたのです。それをもって急いでその場を去っていくダルレです。
テソンはいやらしい笑い声をたててこれでチョンギに自分がジェハを殺したことがばれないと言ったのです。
所が家に帰ったダルソンはチュンギの最後の遺品となったズボンのポケットの中に見られないライターを見つけたのです。
次の日テソンに社用で書類を届けた時、テソンが手にライターを持っていたのです。チュンギのポケットの中にあったと同じライターが。
ダルスンはホンシクにそのことを話します。前々からすべての悪事をテソンだと疑っていたホンシクはダルスンと一緒に会社のテソンのところへ行きます。ホンシクはライターを見せて、これは社長のではないかと聞きます。そうだ私のだ!どこにあった?と。その時ドアーが開いて、警官が3人入ってきます。テソン!お前をチュンギ殺人の罪で逮捕すると言って。
(ああ!やっといくらか胸がすっきりしてきました!)