Stay Gold・鍼灸整復一花院・ 若杉昌司

鍼灸整復を生業として、食べること・歩くこと・生きることを大事にしている自由人

思うツボ:原穴(げんけつ)

2017-03-01 07:43:34 | 東洋医学
臓腑の原気が通過し留まる経穴を称して原穴もしくは十二原といいます。
五臓に病変があれば十二原に反応がでます。
よって十二原の反応を観察すれば五臓の病変を知ることができます。

手の陰経  手の太陰肺経・・・・・・太淵(たいえん)
      手の厥陰心包経・・・・・大陵(だいりょう)
      手の少陰心経・・・・・・神門(しんもん)

手の陽経  手の陽明大腸経・・・・・合谷(ごうこく)
      手の少陽三焦経・・・・・陽池(ようち)
      手の太陽小腸経・・・・・腕骨(わんこつ)

足の陰経  足の太陰脾経・・・・・・太白(たいはく)
      足の厥陰肝経・・・・・・太衝(たいしょう)
      足の少陰腎経・・・・・・太谿(たいけい)

足の陽経  足の陽明胃経・・・・・・衝陽(しょうよう)
      足の少陽胆経・・・・・・丘墟(きゅうきょ)
      足の太陽膀胱経・・・・・京骨の属する経脈


次回は、八会穴をお伝えします。

公益社団法人 大阪府鍼灸師会 スポーツ鍼灸プロジェクトチーム 若杉昌司
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