天下泰平さんより
2016年11月23日
失われた福音 −『ダ・ヴィンチ・コード』を裏付ける衝撃の暗号解読
失われた福音 −『ダ・ヴィンチ・コード』を裏付ける衝撃の暗号解読
【内容紹介】
アメリカで大論争を巻き起こした問題作。初邦訳! 2016年最大の衝撃!
「イエスには妻と子供がいた」
神格化されたイエス像を打ち砕いた推理小説『ダ・ヴィンチ・コード』を裏付ける古文書が、英国図書館に眠っていた。
それは、古代シリア語で書かれた『ヨセフとアセナト』。添え状には、「この秘密に触れることは、命を危険にさらしかねない…」と書かれていた。旧約聖書の登場人物に見せかけたこの物語には、ミステリアスなシンボル、謎めいた祈りや描写が散りばめられている。蜂の巣に血でなぞられた十字架、寝室に現れる天の男、息を呑むほど美しい「神の花嫁」、彼女を狙う「ファラオの息子」…。そして著者は偶然にも謎解きの鍵を見つける。これは、暗号化されたイエスとマグダラのマリアの物語だ…!
イエスの死後、「異端」とされた数々の教派は迫害され、排除された。聖書には書かれていないイエスの人生30年間の空白の真相とは?
闇に葬られた二千年前の信仰の叫びが、ダ・ヴィンチ・コードを上回る衝撃の内容をここに明かす!
アメリカで出版前から大論争を巻き起こした大ベストセラー『ロストゴスペル(失われた福音書)』(THE LOST GOSPEL ~ Decoding the Ancient Text that Reveals Jesus' Marriage to Mary the Magdalene、シンハ・ヤコボビッチ、バリー・ウィルソン共著、2014年)の初邦訳本。(シリア語原文と添え状の翻訳を含む。古文書や関連遺跡など27枚のカラー写真掲載)
序文より引用:
「これからあなたは推理小説を読むようにこの本を読むことになるだろう。我々は、暗号化され、隠された意味を持つ古文書を発見した。これを読み解きながら、我々は読者を謎めいた古文書の世界にお連れしたいと思う。バチカンが恐れていたことは現実となってしまったのだ。『ダ・ヴィンチ・コード』の著者、ダン・ブラウンも薄々気づいていたことだが、イエスがマグダラのマリアと結婚し、子供ももうけていたことが、今ここに、文書の形で証拠としてある。さらには、この新たな発見によって、初期イエス運動とはどのようなものだったか、そしてその中で男女の性的関係が意外な役割を果たしていたことなども、わかってきた。そして、イエスの磔刑の裏にあった政治的策略や、それに関係する事件や人物像までも浮かび上がってきたのである。…」
<iframe src="https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?t=tenkataihei08-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4434226312&nou=1&ref=qf_sp_asin_til&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=F1D8EE&f=ifr" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no"></iframe>
ダ・ヴィンチ・コードシリーズの第3弾となる話題の映画「インフェルノ」が上映されている最中、あのダ・ヴィンチ・コードのフィクション小説が現実ともなる証拠を解読した本が日本でも翻訳されて登場しました。
その名も「失われた福音」という本。
原文を直訳したタイトルは『失われた福音書 ー イエスとマグダラのマリアとの結婚の秘密を明かす古代の文書の解読 ー 』となっており、ずばり内容はイエス・キリストとマグダラのマリアが夫婦であったことを証明する暴露本であります。
詳しくは本著を是非ご一読頂けたらと思いますが、かねてより、イエスとマグダラのマリアは、イサヤとナザレという本名があって二人は夫婦で子供もいたことを伝えてきましたが、ようやく世間一般でも、それが単なる都市伝説や夢物語でもなく、現実的に過去の歴史上であり得た実話であることが認識されつつあります。
イエス・キリストを神の子とした一神教中心の時代から、新しい時代に入った今は1人ひとりの内側に神が存在していることに多くの人々が気づき始めており、その流れが近い将来に現代の宗教文明の時代に終止符を打ち、その中枢にあるバチカンの崩壊が差し迫っていることを予感させます。
「イエスに妻がいた」という見解は、何も今に始まったことでなく、近年では2012年にローマで開かれた学会の中で、ハーバード大学のカレン・キング教授が「キリストは彼らに、私の妻だと言いました」と書かれた古い文献を発見したことを発表しています。
この文献は古いパピルス紙にコプト語という古代文字で文章が書かれており、2年間にもおよぶ厳密な調査をもとに書かれた時代を調べると、この紙片が書かれたのは6世紀から9世紀であると認定され、現代に書かれた偽造の文献ではないことが証明されています。
この内容が、それまで信じられてきた「イエス・キリストは生涯独身であった」という事実を覆すものとなり、この文献は「イエスの妻の福音」という名がつけられて世界中で大きな話題となりました。
そして、そのイエスの妻はマグダラのマリアであるという結論になっています。
いよいよ小説や映画の世界だけでなく、この現実世界の中で着実に今までの常識が覆されようとする流れが始まっています。
天下泰平:「ダ・ヴィンチ・コード」とキリストの末裔
「ダ・ヴィンチ・コード」では、イエス・キリストは人の子でありユダヤ人の1人の男性であって妻がマグダラのマリアであったことを伝えていますが、この「失われた福音」では、もっと踏み込んで、さらには伴侶となるマグダラのマリアとの男女の交わりを通して、宇宙の不調和を調和させる役割を果たしていたとも伝えています。
陰陽統合の時代の最たるものである男女の融合。
その真実は性のタブーが明らかになる時であり、歪められたり封印された男女の性の真実が表に出て、祈りや神事であった性行為の本質が世の中にも認知される時が来たのだと思います。
ソフィアという神が、男性と関わることなくヤルダバオトという子供を作ることによって、男女を対とする根源法則である宇宙のバランスを乱した。
宇宙を救うには、人間の姿をしたイエスと人間の姿をしたソフィア(マグダラのマリア)の性的関係が必要だった。
『魂の解釈』というグノーシス主義の書物では、男女が性的関係を持つと、それは1つの生命となると言っている。つまり、二人は象徴的に、男と女に分かれる前の元の人間の姿、神が最初に創造した形に戻るのである。この意味で、聖なるセックスとは、男女の間に出来た亀裂だけでなく、人間と神の間にできてしまった亀裂も直す方法なのだ。(「失われた福音 第十一章 史上最高の結婚式」より転載))
※グノーシス主義のシンボルマーク(太陽十字)
ここで登場する「グノーシス主義」とは、現在のキリスト教を信仰するパウロ派とは正反対の信仰を持っている宗教の一派であり、キリスト教初期の頃に多くの人々に影響を与えていた「もう1つのキリスト教」であります。
グノーシス主義
イエスとマグダラのマリアの信仰的な意味合いは何だったのだろう?
信者にとってどのような意味があったのか理解するためには、もう一つのキリスト教の形態、つまりグノーシス主義を知る必要がある。
「グノーシス」とは、ギリシア語で「知識」や「洞察力」という意味だ。
グノーシス主義は「正統派」や「カトリック」について行かなかった教派だ。
キリスト教の主流の教会はイエスと結婚については深追いせず、マグダラのマリアをないがしろにした(6世紀には、マリアは回心した娼婦という事になっていた)。
一方グノーシス主義にとって、世界で一番重要なことは、イエスとマグダラのマリアの結婚だった。
それが、人類救済の基礎だったのだ。
これは、「キリストの受難」、つまりイエスの苦しみと死に焦点を合わせた、人々によりなじみ深いパウロの教えとは全く対照的なので、奇妙に思う人もいるかもしれない。
言い換えると、キリスト教初期には、イエスの信者には少なくとも二つの選択があった。
グノーシス派、あるいはパウロ派だ。
グノーシス派にとって、イエスの結婚と性生活は彼の伝道の中心的役割を果たしていた。
パウロ派にとっては、イエスの禁欲、苦しみ、死と復活が鍵だったのだ。(「失われた福音 第十一章 史上最高の結婚式」より転載)
もちろん今の西暦に象徴されるキリスト文明は、真逆のパウロ派が実権を握っており、グノーシス主義は異端であるとされていますが、日本でも古事記や日本書紀が真実ではないことが明らかになりつつある今、世界20億人以上の信仰のもとであるキリスト教もまた本当のことがこれから明らかになることでしょう。
また、本著では、当ブログでも伝えてきたように、イエスはローマ兵とマリアの子だった可能性があるという分析も示しています。
パンテラという男がマリアを妊娠させたのであり、この男はローマ兵だったとされているのだ。
つまり、イエスはマリアとパンテラというローマ兵の不義の交わりから生まれた子供だという事だ。
ところで、本著を読んでいて興味深いと思ったのは、イエスとマグダラのマリアの結婚式のことであり、その場所が先日に訪れて自分たちも思わぬ展開で予定していなかった結婚式が執り行われたイスラエル北部の「ガリラヤ」であると書かれていた点であります。タイミングといい、偶然にしては面白いものです。
新約聖書で、二人が結婚していることが読み取れるのは、マリアが処刑の場と、埋葬の場に居合わせたという二箇所だ。聖書の全ての福音書によれば、マグダラのマリアはイエスの家族の他の女性たちと、磔刑の場にいた。もしマリアが妻でないのなら、なぜそこにいたのか?
さらに4つのうちの3つの福音書によれば、処刑後、マグダラのマリアは、埋葬のためイエスの裸体を洗い香油を塗りに行く。もし妻でないなら、彼の裸体に触るなどという事ができるだろうか?
1世紀のユダヤ教の習慣では、男性がいない場合は、家族だけが死体に近づくことが出来た。
つまり、おそらく紀元15年あたり、イエスがおよそ20歳、マグダラのマリアがおよそ18歳の頃に、二人は結婚したに違いない。
恐らく、二人が住んでいたガリラヤ、そして、『福音書』に唯一婚礼の場面が書かれその舞台となったカナで婚礼が行われたのかもしれない。他の婚礼のように、村中の人が集まる、喜びに満ちた出来事だったに違いない。(「失われた福音 第十一章 史上最高の結婚式」より転載))
今年に入ってからのテーマはとにかく陰陽統合、男女融合であり、さらに9月9日に木星の天秤座入りとなってからは、地球は来年10月10日までスピリットメイトとの出会いや融合が加速する大恋愛時代となっています。
スピリットメイトの象徴であった2000年前のイエスとマリア。
「失われた福音」は、新約聖書では出てこないイエスの30歳までの人生について触れていますが、さすがに処刑後の人生については深くは触れていません。
まさかイエスは生き延びていて、その先に二人は落ち合って、それぞれ別ルートで日本を目指しており、そして実際にイエスが日本までたどり着いていたとは夢にも思っていない人々が多いと思いますが、この流れでいくと、そんなこともバチカンが公式に認める日が来るのも遠くないかもしれません。
ただ、その前にファティマの第三の予言のようにバチカンの崩壊、宗教の時代の終わりが来るかもしれませんが・・・。
天下泰平:前前前世からのスピリットメイトの出会いを描いた映画「君の名は。」
映画「君の名は。」は、まさにこの2000年越しの二人のスピリットメイトが現代で巡り合って1つになったことを表現したストーリーであったことは以前にもお伝えしました。
今年は、春にカラヴァッジョ展で「法悦のマグダラのマリア」が世界で最初に日本で公開され、夏にヒロイン映画「君の名は。」が大ブームとなり、そして秋にはイエスの妻の証拠となる「失われた福音」が日本で発売。
次々に封印された女神が今このタイミングで日本から表に飛び出し、このエネルギーのもとにはセオリツヒメなど古代の神々が深く関わっています。
一見何も変わっていないような世の中ですが、着実に見えない形での変化が急ピッチに起こっており、臨界点を突破した時にリアルな現実も大きく変わる時がきます。
激動が予想される2017年は一体どういった真実が明らかになってくるのでしょうか。
まずはイエス・キリストとマグダラのマリア。この2人の真実の行方がこれから先どうなっていくかを注目しておくと時代の流れがよくわかってくると思います。