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福岡・宗像・沖ノ島「神宿る島」、世界遺産登録勧告 イコモス(170505)

2017-05-06 | 個人的な覚書です

世界遺産登録勧告:福岡・宗像「神宿る島」 イコモス

 政府に5日入った連絡によると、日本が世界文化遺産に推薦していた福岡県の「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の一部について、世界遺産登録の可否を調査する諮問機関「国際記念物遺跡会議」(イコモス、本部・パリ)が「登録が適当」と国連教育科学文化機関(ユネスコ)に勧告した。登録が決定すれば、日本の世界遺産は自然遺産(4件)も含め21件目となる。

 7月2~12日にポーランドで開かれるユネスコ世界遺産委員会で正式決定されるが、イコモスが登録を勧告したことで認められる可能性が極めて高くなった。

 登録が濃厚になったのは、福岡県宗像市の宗像大社沖津宮(沖ノ島、小屋島、御門柱(みかどばしら)、天狗(てんぐ)岩)。

玄界灘に浮かぶ沖ノ島=福岡県宗像市で2016年11月29日、本社ヘリから田鍋公也撮影
© 毎日新聞 玄界灘に浮かぶ沖ノ島=福岡県宗像市で2016年11月29日、本社ヘリから田鍋公也撮影

 ただイコモスは、日本が他に推薦していた宗像大社の沖津宮遥拝(ようはい)所、中津宮、辺津(へつ)宮、福津市の新原(しんばる)・奴山(ぬやま)古墳群の四つについては除外するよう勧告した。

 沖ノ島は九州本土から約60キロ離れた玄界灘に浮かぶ孤島で、4~9世紀に航海の安全と大陸との交流の成功を祈願する祭祀(さいし)が営まれた。戦後の学術調査で、大陸からもたらされた銅鏡や武器、装身具などの奉献品約8万点が出土。全て国宝に指定され、宝物の多さから「海の正倉院」とも呼ばれる。島そのものが神体とされ、立ち入りは原則禁止されている。

 政府は昨年1月、遺産群を古代東アジアとの交流を物語る古代遺跡としたうえで「ほぼ手つかずの状態で保存され、現在も神聖な島として信仰の対象とする世界でもまれな例」として、申請書を提出。同9月にイコモスが現地調査していた。

 今年1月に世界自然遺産候補となった「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」(鹿児島、沖縄)、文化遺産候補の「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(長崎、熊本)は、来年夏の世界遺産委員会で審査を受ける。【伊澤拓也】

 

世界遺産登録勧告:三宮で一つなのに…4件除外戸惑う地元

福岡・宗像「沖ノ島」世界文化遺産へ

宗像大社沖津宮=福岡県宗像市の沖ノ島で2016年9月30日、須賀川理撮影
© 毎日新聞 宗像大社沖津宮=福岡県宗像市の沖ノ島で2016年9月30日、須賀川理撮影

 約8万点の出土品がすべて国宝に指定され、「海の正倉院」とも称される福岡県宗像市の沖ノ島(宗像大社沖津宮)が世界文化遺産に登録される見通しとなった。地元は観光面での波及効果に期待する一方で、九州本土にある辺津(へつ)宮など宗像大社全体での登録を目指していただけに「残念だ」という声も聞かれた。

 「沖ノ島だけという勧告が出たのは残念。(沖津宮、中津宮、辺津宮の)三宮で宗像大社という事実を県や市の担当者とも話し合って、文化庁に伝えていきたい」。宗像大社の権祢宜(ごんねぎ)、黒神直豊さん(25)は6日朝、取材に答えた。その上で、富士山が世界文化遺産に登録された時に三保松原が復活したことに言及し「そこまで悲観はしていない。きっと分かってもらえるはず。どういうふうにアピールしていくか考えなくてはいけない」と続けた。

 市民の間にも戸惑いが広がった。宗像市中心部で洋服店を営む西川忠美さん(78)は「残念。世界遺産委員会で全部認められることを期待したい。宗像大社は厳かな雰囲気があり、多くの人に知ってもらいたい」。

 市内で伝統工芸品店を営む矢野真秀さん(39)も「宗像大社は三宮で一つ。一部しか認められなかったことは残念」と言う。観光客の増加が見込まれることについて「世界遺産登録の盛り上がりが市街地まで波及するのかは未知数だが、期待したい」と述べた。

 「宗像歴史観光ボランティアの会」の池田芳久さん(67)によると、ガイドの依頼件数は今年既に約300件と昨年を100件上回っている。東京、大阪、名古屋など遠方から訪れる人も多く、同会ではボランティアガイドを増やすなど対応に当たっているという。「ユネスコがすべて認めてくれることに期待したい」と語った。

 大型連休中ということもあり、この日、宗像大社(辺津宮)は午前中から多くの参拝客でにぎわった。大阪府守口市の会社員、中田和好さん(38)は「前から気になっていたので来てみた。この大社が認められなかったのは残念ですね」、熊本県高森町の自営業、飯塚直樹さん(37)は「伝統と格式があるところなので、(世界遺産になれば)日本人としては喜ばしいことだ」と話した。

 境内には沖ノ島で出土した国宝を中心に、宗像大社に伝わる重要文化財などを展示する神宝館があり、訪れた人たちが見入っていた。京都府京田辺市の団体職員、森岡章さん(69)は「初めて来たが、これだけの国宝が見られるのは素晴らしいですね」と驚いていた。【山下俊輔、佐野格】

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