ありがとう

昨日、母の四十九日でした。


これで母も無事に父に逢えたと思います。




日記の後半は、ほとんど母の話しか してませんでしたね(^_^;)

このまま　ここで日記を綴って行くのは ちょっとしんどいので、終わりにしようと思います。


励ましの言葉、たくさん ありがとうございました



また どこかで お逢いしましょう
あなたが 幸せでありますように


訪問 ありがとうございました

マイッタ…

母が病院から帰って来た。


『わたしなぁ、明日　棺桶に入らなあかんねん…』

『それじゃあ、なにか言い残したコトない？』

『嫁と孫を呼んで来て～』


母の前で正座して話を聞いているのを見ながら、ちょっとづつ おかしいなと思っていたら、今度はわたしが呼ばれた。


『明日　棺桶に入るって言ったけど、そんな元気な人が入れるワケないやんか！』

『でも、入らなあかんねん…』

その後、お前にも言いたいコトがあると、なぜか畑の肥料の話を延々と…



夜勤前に そんな夢を見ました。

目覚めたら、泣いてました（苦笑）
………なんで肥料の話やねん
他にもっと言いたいコトがあったやろうに。


今週末は 忌明けです。

あひゃ～

その後、母とわたしは同じ車に乗って 家に帰りました。


母は すっぽり頭まで 白い布団に包まれていましたが、そっと布団の中に手を入れ 母の体に触れました。

ほんとは手を握りたかったけど、組まれていたので 手探りで腕を触ってました。


あまりに痩せ細った腕にちょっとショックを受けつつ、あちこち触りまくりました。


すると、母の体にシコリが出来ていました。
こんなシコリ、いつ出来たんだろう…



……



……



……………あ



………………………どうやら、母の乳首をシコリと間違えたようです

何だろう、なんのシコリだろうと 散々イジくりました

ごめんなさいっっ


後日 そのコトをゴンタに話したら
『誰にも言えないね』
と苦笑してました(笑)

月命日

今日は 母の月命日です。

報告が遅くなりましたが、１ヶ月前の今日23時08分に 母は静かに息を引き取りました。


その日は、母に声をかけることも 体をマッサージすることも出来ず、ただ母の手を握り締め泣いていました。


２～３日前からあまり状態は良くなかったのですが、その日は いつもより呼吸は大きく 脈は速く、近いうちに逝ってしまうんだなと思ったら もう泣くことしか出来ませんでした。


ドクターが見かねて
『もう楽にしてあげようね。たくさんお別れは出来たでしょ？今夜は私が泊まるから、あなたは帰りなさい。何かあったら　すぐに連絡するから』


夜勤明けで疲れていたわたしは ドクターの言葉に従い家に帰りました。


ほどなくして、兄から すぐに病院へ行くように連絡が入り 車を飛ばして行きました。


その時の母は まさにもう 息を引き取る前で、母の手を握りながら 『ありがとう』と伝えました。


最後の最後に、ちゃんと 『ありがとう』って言えて良かったと思います。

笑えない話

11月 最後の日に 従兄弟が急死した。

心筋梗塞だったらしい。


亡くなる前の日に 胸が痛いと 仕事を早引きしたらしい。
仕事場の社長が 夜８時くらいに心配をして 電話をかけたらしいが、大丈夫とのコトで 次の日の仕事の段取りとかの話をしたらしい。


ところが、いつも一番に仕事場に来ていた従兄弟が来ないので、おかしいと思って社長が アパートまで見に行ったら もう冷たくなってたらしい…。


市場関係の仕事だったから、発見は ちょうど今頃の時間。

早朝には 親戚全てに連絡は回ったのだけれど、


誰もが母の訃報だと思ったらしい（苦笑）

ま、身内だから そういう話が出来るんだけど…


明日は 我が身だよねぇ…
突然、なにが起こるか わからない。
だからこそ、毎日を精一杯生きなきゃね！

見えた？

実は この前の日曜日、姪の成人式の下撮りだった。


わたしは仕事だったので見に行けなかったが。


着物はレンタルだが、夕方まで着てて良いとのコトで あちこちに晴れ姿を 御披露目しに行ったらしい。


もちろん、母のトコロへも。
(^-^)

最初 スタッフの人たちは 艶やかな着物姿にビックリしたみたいだけど、事情を聞いて 母に見せてくれたらしい。

瞼が降りないので、目が乾かないように ガーゼを当てて保護してあるのだけれど、そのガーゼを外して見せてくれたのだ。

ありがたい
スタッフに感謝です。

果たして 母に孫の晴れ姿がちゃんと見えたかどうか わからないけど、ちゃんと見えたと 信じたい。

１２月

陽が少し傾いて

空の裾がピンクに染まり

町や 田んぼや 湖や 空気までもが

赤く染まっていく時間が

好きです。



………めっちゃ運転しにくいけど！



担当医に後２～３日と言われてから、４日たちました。


どーしたん？って思うくらい、めっちゃ調子が良いです
………宣告される２～３日前の方が、１２月は迎えれないやろうなって思うくらいだったのに。

このまま、ガバッと起きて『しんどいわ～』って言ってくれたら いいのに。

不思議な縁

実は 母がこの病院に来てから、不思議な縁に恵まれた。
………日本語おかしいな
とにかく、出会いがあった。


介護タクシーに母と二人で 病院に来て、受付をしようと思ったら…


１０年前に一緒に働いてたＫちゃんが迎えてくれた。


あーらー！
ここにいたのー！
久しぶりー(^O^)
…………わたし、オバチャン丸出しの挨拶をしてしまった（苦笑）


その後も廊下やエレベーターで会うと、お互い近状報告したり昔話したり



病室に入り、しばらくすると
『○○ちゃーん（母の名前）元気かー！』
と、やたらテンションの高いオバチャンナースが…


なに、この人？
と、怪訝そうな顔していたら

『私な、○○ちゃんの実家の隣の者やねん。おばあちゃんにはえらい世話になってなー！○○ちゃんの弟と同級生やねん！』

母はニコニコしていた。
母の知り合いがいて、すごく心強かった。


母の意識がなくなってから、担当ではないけれど 時々吸引をしてくれるナースがいて。


わたしは、母のコトで頭がいっぱいで 正直 いちいちナースの顔なんか覚えてなくて。


そしたら そのナースが
『△△に勤めてる方ですよね？お世話になりました』
と。

よく顔を見たら、２年前に勤め先に来ていた実習生さんだった。

『もう何度も学校を辞めようと思ったケド、頑張りました！ありがとうございました』

なにを話したか、２年も前だから忘れたけど 学校を卒業し、資格を取り、新米ナースとして頑張っている。

そのことが すごく嬉しかった。


３つの不思議な縁に恵まれ、すごく心強いのと

他のスタッフもちゃんと母を看てくれて

感謝してます。



今日、担当医から あと２～３日だろうと 宣告を受けた。


わかっていたことだけど、久しぶりに 声を上げて泣いた。

いつも

自分が

あ！これ！この景色！

って思う時に カメラを持っていなくて、残念な気持ちになる。


………ま、カメラ持ってても 大概 運転中だから 撮れないケド(笑)

これ！

この写メ！


めっちゃ夕日が綺麗やったから 撮ろうと思って ケータイを構えて撮った瞬間に



…………太陽が隠れました。
(^_^;)