波の中へ

「アート、音楽、山」の中からテーマを選んで投稿。

「塹壕からの電信:A.O.A編」その9

2017-05-20 01:04:43 | 音楽

地下へと続く古い階段【日本語版】

 

サイレン音が鳴り続き、警報鐘の金属音がけたたましく響き渡る。

 

ウ〜〜、カンカン、カンカン、 “緊急事態発生!”

ウ〜〜、カンカン、カンカン、 “敵機来襲!!”

ウ〜〜、 “即刻地下へ避難せよ!!”

ウ〜〜、 “繰り返し、避難民に告ぐ!”

カンカン、カンカン・・・

 

 

「おい、一体なんだよ、こんな朝も早よから。

だいたい今何時だと思ってるんだよ、、、

3時50分、まだこんな時間かよ。

おっといけね、避難用リュックを持ってと。

ほら、みんなそう慌てなさんなって。」

 

 

、、、ヒュルヒュルヒュル、、、


“ド〜ン!!”

 

 

「うおう!!おら、そこ早く急げよ、アホ!!

いや〜、爆撃機が本当にこんなとこまでやってくるとはな〜! 

こんな田舎の町だからといってもよ、もっと最新式レーダーとか付けられなかったのかよ! 

ほら、階段はそっちじゃないぞ!

昨日、ここ中学校の体育館に大勢が移動してきて、翌朝には地下の用具置き場にぎゅうぎゅう詰めに押し込まれちまう。

こんなことが本当に起こるとは、なんちゅう時代に生まれちまったんだろうな〜、まったく!

しかし用具置き場も中を全部なくすと意外に広いじゃねぇか。

この角の辺りには卓球台があったはずだ。

とりあえず、座って場所取りでもするか。

あっ!ケンジ!

おい、ラジカセ持ってきたかよ!?

オレはカセット・テープだけ、れそは壊れちまってな。

誰かかれか持ってくると思っていたが。

大体こんなところにいつまでも辛抱強くじっとしていられるわけねぇんだよな、オレたちティーンエイジャーがよ!

そこはよ、ミュージックでも聞いて心を安らげないとね。

なに!? 『ウォーキーしか持ってきてない』だって!?

ちょうどいい!

じゃ、この二股ジャックをインしてと、お互いにカセット片面ずつ聴いていくというのはどうだい!?

バッチ行こうぜぃ〜!

まず最初に手にしましたのは〜、

CRASSの “PEEL SESSION ‘79” でござ〜い! 

曲は、

“ G’s Song/Mother Earth/Shaved Woman/Fight War Not Wars/They’ve Got A Bomb ”

でごわ〜す!」

 


“ド〜〜ン!!”

 

 

「今のは、マーの家の方からだぞ!

大丈夫かよ、小学校体育館組は!

“スクリ〜ミンベイビ〜、スクリ〜ミンベイビ〜”

うおう、Eveはこんな薄暗い地下で聴いてもやっぱ激しいな〜、ケンジもそう思わないかい!?

なに!『 みんな静かにしてるから俺らも静かにしようぜ』って!?

そりゃ、わかっちゃいるけどよ!

この曲をこんな緊急事態に聴いて、興奮しない奴がいるか!

やっぱ校内合唱コンクールにも、ファイト・ウォー・ノット・ウォーズ精神ありきだぜ!!

それにしてもなんだよ、このピリピリとした空気は!

何に対してそんなに怯えているんだい、地下の避難民たちよ!

この辺には基地もない軍港もない、あるのはだだっ広い牧草地だけ、

そんな辺ぴなところに投下されるわきゃねぇだろうが。

生きるか死ぬかの瀬戸際って緊張感を醸し出しやがって。

それとも今までずっと平和だった生活が突然一変したってかい?

今の政府に向けて日常の不満が爆発してる、その真っ最中ってわけかい?

実際何故この戦争をくい止めることが出来なかったんだ!?

いや、ほんと、オレたちがいくら反戦のTシャツを着てHANDA GIGのライブで集まって、

そういうHC的なサウンドを大音量で流し続けてきても、結局戦争はおっぱじまったわけで。

現実に、こうして地下でじっとおとなしくして、静かに、静かに、

成り行きを見守って、いけるわきゃねぇんだよ!

今はあちこちから聞こえてくる赤ん坊の泣き声で重苦しい沈黙だけは消されてるけど、

まさか、よりによってここの建物の真上に爆弾が、、、

ははっ、確率的にまさ」

 

 

“ド〜〜〜ン!!”

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

“ゼイガボッ、ゼイガボッ、ゼイガッボッ、ユージンオン、

ミーッ、

ミ〜ッ、

ミ〜〜・・・・・・・”

(、、、続く、、、)

 




An old staircase leading to the basement

 

The siren sound keeps ringing and the metal sound of the warning bell reverberates.

 

… KAN-KAN-KAN...

"Emergency occurs!"

"Enemy aircraft raids!"

… KAN-KAN-KAN...

"Evacuate to the basement immediately!!"

" Repeat, tell the evacuees!"

… KAN-KAN-KAN...

 

"Hey, it's awful, such a morning as early as possible.

I think an outline is what time now,,,, 3 o'clock 50 minutes, it's still time like this.

Okay, take a backpack for evacuation.

Here, everyone will not panic. "

 

、、、HYURU-HYURU-HYURU、、、

 

"DOH--N!!"

 

"Wow !! Oh, hurry up soon there, foolish !!

No, I do not think the bombers are really coming up like this!

Whether more advanced radars weren't put even though it was such a rural town!

Look, stairs aren't there!

Yesterday, a lot of people moved to the gymnasium in the junior high school here, and the next morning,

I will be pushed into the underground equipment storage room crammed.

Perhaps it was born in a certain era that this really happens!

But when all inside is lost, doesn't the equipment place also get widely surprisingly?

There must have been a table tennis stand near this corner.

Anyway, let 's sit down and take a place for now.

Ah! Kenzi!

Hey, did you bring a radio cassette, is it?

I have only cassette tape, it was broken. I thought that someone would bring it.

It is almost impossible for us to remain patiently in such a place forever, because we are teenagers!

There, I listen to music, and I have to find peace of mind.

What? ‘Only a Walkman is being brought.'? It's good exactly!

Well, how about having you listen to each cassette one by one with this two-forked jack in, is it? Now, let's go!

First of all I got it,

CRASS "PEEL SESSION '79" is awesome!

The song is

"G's Song / Mother Earth / Shaved Woman / Fight War Not Wars / They've Got A Bomb"! "

 

"DOH---N!!"

 

"The sound now is from Masahito's house! Are you OK?

Elementary school gymnastic group!

“Screaming baby, screaming baby-”.

Oh, Eve is quite intense even when listening in such a dark underground, Kenzi why do not you think so?

What? Does not! ‘Because everyone keeps it quietly, let us be quiet’!

That's it! I understand it! That's it!

I hope the school choir competition will also have a "Fight War, Not Wars" spirit, it is!

Anyway, what is this air that made this tingling!

What are you so frightened of, what evacuees in the basement!

There is no military port with no base in this neighborhood, there is only the widely pasture ground,

there is no need for a bomb to be dropped at such a nearby place.

I am feeling a sense of tension at the brink of whether to live or die.

Or have you suddenly changed your life that had been peaceful ever?

Everyday complaints are exploding towards the current government, is that the middle of that?

Why wasn't it possible to stop this war indeed?

No, really, even though we wore anti-war T-shirts and gathered at the HANDA GIG live,

even if we continued to shed such HC-like sounds at a loud volume, the war broke out eventually. 

In reality, in this way keep it quietly and quietly in the basement, watch over the course and do not have to go!

Now the baby 's crying hear from here and there, only the heavy silence has been erased,

but it is unlikely that the bomb will be dropped just above the building here,,,

,,,ha ha, no more, probably, no way"

 

 

 "DOH-----NN!!"

 

"... ... ... ... ..."

 

"They’ve got a bomb, they’ve got a bomb, and they can’t wait to use it on~

Me~

Me~

Me ~~ · · · · · · "

 

 (,,,TO BE CONTINUED,,,)

 

 

 

 

 

 

 


GET TO FUCK OUT

『抜け出せ』

 

赤、白、青、黄ばんだ白色、黄を帯びた緑色/

聞こえるか、暴動鎮圧用のプラスチック弾を浴びる被害者の悲鳴が/

大英帝国主義という編み上げ靴が血まみれの痕跡を残していく/

激しく銃弾戦が繰り広げられた場所ではもはや合成樹脂製の弾丸も役立たなくなる/

 

その弾圧に対してある人たちは怒り、そしてまたある人たちは闘っていた/

人びとは市民の自由を望んだ。が、周到な計画で制圧がなされていった/

そうして政府は軍隊が(ロンドンの)中央官庁街を占めると直ぐにはっきりと思い知った。軍人が求めていたことを———つまり/

北アイルランドが軍隊を訓練するのに理想的な拠点となったのだ/

 

王国の意思により英国兵らがアイルランドの民間人を殺害する/

女王が舵を握っているので誠実な保守党員は気にもしない/

政府という船が信者たちによる力の行使で今にも乗り上げそうな暗礁を次々に打ち壊していく/

すぐ近くで反政府の武力抗争が起きているというのに、お前は黙ったままそこに座っている/

 

それはオレたちの責任じゃない。そこで現実に起こっていることを知らされない状況が続いている。

だが反アイルランド軍の人種差別を正当だと信じるなら、それは罪になる。

軍隊はアイルランド立入禁止にすべきだ。

その理由は、汚れを知らない哀れな少年たちが、あの不快なサツ(へっ!)からぶちのめされるようになるからではない

。子供たちが欲望・感情を押し殺して生活するようになっていくからだ。

さらにその訓練が英国本土でのあらゆる種類の暴動を抑えつけることを目標にしているからだ。

(ベルファストのカトリック系労働者居住地区にある)フィールズ通りから「国境地」の田舎道まで、

そこはまさに英国の忠実なる新兵のために用意された価値あるトレーニング地域となっている。

お前があまりにも自宅からすぐそばだと考えているなら、

どんなことがあってもあの鎮圧についてオレたちと生意気に口をきくんじゃないぞ。

隣り近所で戦争が勃発しているが、それに対しオレたちは何かすべきじゃないか。

 

うんざりするそんな連中とはオサラバするんだ!





では、Cheers!



 

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