WHITE PARKS ON HOPE 7(その34から)
(ファイバッ公園での続き)
Hajime「さっきよ、
シチューの肉についての話しが出たけどよ、
続けと言わんばかりに
この曲も歌詞対訳を見ておいてもらおうかよ?」
Shin-Ichirou「そうだな、
俺たちはもうちょっと草刈り範囲を広げておきたいところだしな」
Hajime「それでは、
動物愛護の曲として名高い
‘MEAT MEANS MURDER’ です!」
Shin-Ichirou「虐待や実験される動物たちの悲痛な叫び。
そこで問いかける。
'我々に出来ること' とは?」
CONFLICT ‘IT’S TIME TO SEE WHO’S WHO’ LP CORPUS CHRISTI CHRIST IT’S 3
MEAT MEANS MURDER 『MEAT MEANS MURDER』
その工場では、パック加工して見た目の良いものばかり大量生産している/
人々に知られずに惨殺された動物たち、そして‘MEAT’と読める表示/
Pork、Ham、Veal(子牛の肉)、Beefなどと見せかけの名前の下に隠れて/
見方は見方、一生は一生、今日忘れ去られてしまった信念/
そして毎日流れ作業でこの道化芝居を楽しんでいる/
仕事台でかたづけるために肛門へ向けて発砲する/
しかもいまだに彼らは列となりそれを眺められていられるだけなのだ/
シチュー用に手足を切る/
山のように積み上げられた死体/
冷蔵庫に埋もれた中から持ってきた汁のしたたる物体/
さてお前たちはその汁が血だということを見たことがあるか/
切られたばかりののどから流れ出る血の川/
若い心臓からの血、血管からの血/
お前たちの血も動物たちと同じなんだ/
今お前たちは食卓につきそこで座って食べるが空腹感を満たすことは絶対にできない/
殺したことを考えないということは殺菌した皿を食卓に出すということになるからだ/
お前たちの脳は死んでいる、動物はフライするためにあるのか、焼くためにあるのか/
お前たちはアザラシのことを嘆く、クジラの虐殺に心を痛める/
だが陸上で生活するか水中で生活するかという違いが本当の問題なのか/
お前たちは確かに毛皮のコートを着なかった、ミンクに対して残酷だと考えるからだ/
では牛や豚や羊についてはどうなんだ、彼ら動物たちのことを考えないのか?/
お前たちが生まれた日からお前たちはそれらのことを結びつけて悲しい、とは誰一人として言葉にしない/
しかしいまだ彼ら動物たちは列となり眺められている/
シチュー用に手足を切る/
山のように積み上げられた死体/
冷蔵庫に埋もれた中から持ってきた汁のしたたる物体/
さてお前たちはその汁が血だということを知っているか/
切られたばかりののどから流れ出る血の川/
お前たちの血、動物たちの血、いったいどこが違うというんだ、同じではないのか/
(降りしきる雨の向こう側から)
Emily「ちょっと〜、そこのお二人さん!」
Hajime「あ、エミリ!
もしかして、オレに、、、
、、、ゴホッゴホッ、よう、雨の中をファイバッ公園へようこそ!」
Shin-Ichirou「傘。
今日は、バイクじゃないのか?」
Emily「タダヒロの車に乗せてきてもらったのよ。
今向こうの方を下見に、マモルと周ってるわ」
Hajime「ラジカセの音で全然聞こえなかったぜ」
Shin-Ichirou「なんでここに?」
Emily「あんたたち二人のとこに電話しても出ないから、
タダヒロがこっちに来てるんじゃないかってね」
Hajime「なんかあったのかよ?」
Emily「マーが帰ってきたのよ」
二人「なに、マーが?」
Emily「網走刑務所から脱獄してきたってわけじゃないけど、
交通刑務所からね」
Shin-Ichirou「とうとう出所したか」
Hajime「サトシの髪型見て、なんと言うかな?」
Emily「バステ〜ッじゃないの?」
Shin-Ichirou「また店から追い出し喰らいそうだ」
Tadahiro「いよお!
やっぱ来てたか!
ファイバッ・マサオ・コンビ!
大分進んだな!」
Mamoru「ねぇねぇ、お兄ちゃん。
ここからステージ・ダイビングする人いるかな?」
Hajime「よっしゃ!
ちゃんと受け止めてやるぜ!」
Emily「最初のうちはヘルメットを被りなさいって、
言えばいいのかしら?」
男三人「はっは〜! ヘルメット!
スキーのゴーグル付けて、
かっこいいじゃん、マモル先生!」
Mamoru「では、
スキー・ジャンプのようにクラウチング・スタイルで飛びます!」
Hajime「ゼッケン1番、マモル選手、
プッ、プッ、プッ、プ〜ン!
スタートしました!」
Mamoru「シュッ、ザーーーー!」
Tadahiro「ボグッ!
マモルッ、
なに、なりきってんだよ!」
Emily「タダヒロ!
直ぐにぶたないでって言ったでしょ!
ねぇ、マモルくん」
Mamoru「お兄ちゃんが、いっつもいじめるんだよ!
ねぇ、お姉ちゃん、
雨で濡れたから今日は一緒にお風呂に入ろうよ!」
Emily「バシッ!
ふざけんじゃないわよ!」
Mamoru「いて〜!
すみまそん! ぐすっ」
Tadahiro「おまえ〜、
羨ましいジョークを平気で言うじゃねぇか!
なぁ、ハジメ!」
Hajime「な、なんのことですか? (うひっ)」
Shin-Ichirou「やれやれ。
今日の草刈りはここまでにしよう。
タダヒロ悪いけど、
草刈機をバラすの面倒だから、
車に積んでいってもらえるか?」
Tadahiro「‘O.K. ベイベー!’」
Hajime「ん?
まさか、
‘DIARY OF A MADMAN’かよ?
(‘BELIEVER’)」
OZZY OSBOURNE ‘DIARY OF A MADMAN’ CD CBS / JET RECORDS ZK 37492
Emily「んもう!
またわけの分からない話しに持っていかないでよ」
Mamoru「僕ね、
コウモリを噛みちぎって校歌を歌いたいな!」
男一同「バステ〜ッ!
やめてくれっ、マモル・オズボーン!」
Hajime「そういえば、
マモルはオジーのジャケットに出てくる子供に
雰囲気が似てるな」
‘同上’ 部分 LPより
Tadahiro「やめてくれい、
サバス・ハジメ・サバス!」
BLACK SABBATH ‘SABBATH BLOODY SABBATH’ LP
CASTLE COMMUNICATIONS BS BOX 01 / NEL 6017
Shin-Ichirou「なんだ?
次回から、いきなりヘヴィー・メタル編に突入か?」
Emily「せめて、
メタル・コアにとどめておいてほしいわね。
ちょっと〜、
管理人、聞いてる?」
“ピカッ! ゴロゴロッ! ド〜ン!”
METALLICA ‘LIVE BEFORE DEATH’ BOOT-2LP+7”EP JUMP RECORDS JMP 6
一同「近いぞ!」
Tadahiro「これが、
管理人からの返答(Reply)ってわけかい?」
Hajime「大体よ〜、
A4スキャン台にLPを乗せたところで入りきらねぇってのがわからないのかよ!」
Mamoru「おヘソを取られるまえに、
帰ろうよ〜!」
Emily「この傘の芯も危ないわ!」
Shin-Ichirou「もしそれに落ちたら、
‘EMILY THE 感電死’ と
バンド名を変えないと!」
もうっ! バシッ!
はっは〜!
バシャッ、バシャッ、、、、
(、、、続く、、、)